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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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トライアングルストラテジー キャラ雑感(ネタバレあり)

以下の通りにプレイして各キャラクターへの感想を書きます。
1週目 ベネディクトルート:ノーマル
2週目 フレデリカルート:ベリーイージー
3週目 ロランルート:ベリーイージー
4週目 セレノアルート:ハード

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■セレノア
高スペック万能ユニット
幸運が高くクリティカルで想定以上にダメージを出す。
壁兼物理削り役として序盤から活躍し、『飛鷹撃』射程+1を取ると更に使い勝手が良くなる。
ハードでは壁役として物足りなくなり射程の短い弓のような扱いに。
あまりにも人間が出来ており、こんな人間に非情な選択を選ばせてしまったという罪悪感がすごい。
苦渋の決断ばかりで胃に穴が開いてそう。

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■ロラン
高機動&紙耐久アタッカー
メンタルに比例する様に打たれ弱く突出させると袋叩きにあってすぐ沈んでしまう。
原因は『騎馬の急所』のせい。
せめて騎馬隊が組めれば・・・しかし碌な相方が居ない。
攻撃性能は微妙にパッとしない。
筋力はあるのだが攻撃アビの威力が低めかつ幸運も低い。
おそらく『行きがけの駄賃』で5マス以上移動した際のダメージ込で調整されている。お前もう馬降りろ。
優しすぎた男。
全て捨て去ってノゼリアを去ったフレデリカルートでは滅茶苦茶生き生きしていた。
ベネディクトルートではイドー共にある。意外と似た者同士なのだがイドーが根本的に人間を信じていないので何処までも悲しい事になる。

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■ベネディクト
高耐久優秀バッファ
攻撃・防御・速度バフと味方即行動、味方連続行動と何でもござれ。
奥義『龍鱗の盾』も一部ボスを完封出来てとても優秀。
物防も高めなので一時的な壁としても使える。 
便利過ぎて何も言うことがない。
忠実な家臣…と思わせて惚れた女への想いと後悔に突き動かされる執念の鬼。そこが良い。
ベネディクトルートで厄介おじさんとしての自信を暴露し、
フレデリカルートでも1人で戦い続け株が爆上がりした。
「如何な犠牲を払えども -ベネディクトの戦い-」は本作の中でもお気に入りの一曲。

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■フレデリカ
主砲
性格に反して攻撃性能にガン振り。
序盤はTP不足で2ターンに1度しか攻撃できないが最大TPが増加し『撃破でTPプラス』を取得すると劇的に使いやすくなった。
とにかく1体の敵を魔法で倒したいならこいつ。
ただし本当に必要なロランルートでは居ない。

グスタドルフの失態として「ドラガン殿を始末した」事がよく挙げられるが
その影に「将来の魔道将軍たり得たフレデリカを手放した」という大ポカがある。
ローゼルの為なら夫の地位なんかぶん投げるやばいヒロイン。
「誰もが自分と国の事しか考えてない」「お前もじゃい!」
個別ルートに行けば共感できると思ったが地位どころか命まで捨てることになった。

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■ジーラ
基準ヒーラー
TP1かつ無条件で回復を打てる点が優秀。
自身でTPを増やす手段がないので範囲回復を多用すると息切れするのが弱点。
同役職は「ジーラと比べて何が出来るか」で採用される。
挿話だと優しい描写が多いので「良き先生」のイメージが強いが
天秤投票時はガチガチの合理主義者。
精神構造がエスフロスト。

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■アンナ
万能寄り忍者
二回行動は強いが威力が低く徐々に火力不足に悩まされた。
『ステルス』で敵後方の魔道士や弓を狩ったり1マス通路を塞ぐなどいぶし銀的な活躍は健在。
『アン・ウォール』の消費TP-1を取ると高低差の多いマップでの移動力が劇的に強化された。
ハードにおける真の役割は一人で油壷+火魔法石を使った封鎖。
実の父母についてのイベントはベネディクト・エラドール・アンナの性格がよく反映されていて良かった。
血の繋がりはないがやっぱこの子はベネディクトの娘なのよ。

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■ヒューエット
飛行弓タレット
高所の弓がくっそ強いこのゲームにおいて飛行弓が弱い訳がない。
多彩な役割をこなせるので高所があるステージでは積極採用していた。
・要所を抑えて『寄らば撃つ』で敵削り
・『暗闇の矢』『影縫い』でデバッファー
・『流星の矢』でピンポイントキル
健気な若き騎士。お前ロランの事超好きじゃん!
若造とベテランの中間でありサブキャラとの絡みも良いイベントが多い。
メインの中では圧倒的光勢。声がお気に入り。

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■エラドール
物理特化盾
複数体にタコ殴りにされても確定反撃しながら耐えてくれる。
案の定魔法には弱いので魔防を盛るか耐性アクセでケアする必要がある。
また低速なので先陣のスカーフを持たせると良かった。
中範囲の『挑発』が決まれば魔道士を無力化出来るが付与率はそこそこなので過信は禁物。
ハードではコハクと組んで毎ターン奥義による完全防御などで活躍した。
ベネディクトとの友情と干渉し過ぎない姿勢には好感しかない。

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■ルドルフ
罠師(弓も使える)
『まっすぐ矢』が強力だが射線が弱く配置に気を使う。
序盤は良いが競合する弓が増えその出番を失っていった。
今作のボスは状態異常への耐性が盛られまくっているのだが『トラバサミ』は例外なく効くためピンポイント採用は期待できる。
辛い身の上話の挿話だがノゼリアでは日常茶飯事である為、一般人の猟師という印象が拭えなかった。
1週目で加入し「罪人も参陣させるとかセレノア様の懐は広いぜ!」と思っていたら後々もっとやばい奴らが押し寄せて来た。

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■コーレンティン
氷版フレデリカ
『氷上でTPプラス』によりTP支援なしに毎ターン攻撃できる点が優秀。
氷壁や氷床による移動妨害も優秀で主に防衛戦において活躍した。
ハードでは押し寄せる敵を如何に捌くかが問われるので移動阻害の氷床を広範囲にばら撒ける彼はフレデリカ以上に重要な魔法使いだった。
自由な研究を渇望する姿勢はエスフロストであれば評価されただろうに。
ナルヴとコーレンティンで支援会話ほしい。

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■ユリオ
序盤から使えるTPブースター
『次できめろ』が強く、当主の嫁に「次できめろ」と言い続ける事になる。
メディナ登場後はTPバッファとして一歩引いた位置になったが『決めてこい』で高コスト技を連射したりと役割を失わない良ユニット。
地味に固く地味に殴れる。敵のTPも減らせる。
パトリアトは清濁併せ呑んでユリオをクビにしなければもっと長生き出来たはず。

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■ミロ
魅了が弱い訳ない
『ムーンジャンプ』で安置を確保したままデバフを蒔き、高確率の魅了で敵を留めるのが仕事。
魅了が決まれば厄介なユニットの無力化と壁役の用意が同時にできるため防衛マップで活躍した。
魔法力も威力も大した事ないのに『グリーンミスト』の削り性能が優秀だった謎。
金に頓着しない峰不二子。
15話でベネディクトについていくと仲間になるがイドーへの岩塩発見報告はやめてくれないのね。

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■コーデリア
防衛特化ヒーラー
『とどまってTPプラス』でTP効率が良好な点で優れる。
『セーヴ』『オーバーヒール』によってアタッカーを擬似的な盾役にできるのが便利だった。
非常に打たれ弱い点が弱点。
シナリオではロランと比べものにならないメンタルが特徴。
両親と長兄を目の前で殺された挙句傀儡にされたり、脱獄を手引きした兄が一瞬で死体になったりしても悲鳴を上げながら絶対折れない。
アヴローラを庇って兄に刺されたり、兄を庇って射られて瀕死になっても絶対死なない。不死身か。
仇であるアヴローラとある種の信頼関係を築き涙を飲んで前に進むタフネスさが気に入った。
挿話ではグリンブルク国民お得意の掌ドリル回転が見られる。
やっぱこの国滅びた方がいいわ。

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■トラヴィス
高火力ぶんどるアタッカー
TP効率は微妙だが威力が高めの技で削り性能は良好。
防御性能もそれなりにあり火耐性50%も持っているので一時の壁役として運用可能。
奥義の使い勝手はすこぶる悪い。
なぜ娘と加入条件を分けたのか。
暗くなりがちな戦記物においてトラヴィス一家のような存在は清涼剤になって良かった。
こんないいオヤビンが盗賊に身をやつしているという事実がノゼリアの荒廃を現わしている。

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■トリッシュ
高機動二回行動弓
高所を取り『ダブルターン』『ファイアアロー』で戦ってね。というコンセプトの明確な弓。単独行動が多いためTP消費がネックになるが油壷や魔法石を使わせて調整するとよい。
弓の中では低命中なのがネック。
周回する度に1話のロランを射殺しそうになる。

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■アヴローラ
暗黒騎士
そこそこ前に出せる物理耐久とヤバい火力を持った前衛。
一番の難点は加入の遅さ。1週目からセレノアルートに入ったならば大活躍した事だろう。
ロラン隊でいきなりハシゴを防衛し寄ってきたグスタドルフに魔法石を投げつける以外で使用していないので正確な使用感は不明。
コーデリアの決意を汲み取り力を貸すがロランとのすれ違いで敵対してしまう所はとても良かった。
グリンブルクを責めたらそこかしこで火計責めされたり、王都ごと水計で流されたり、協力を求めってきたウォルホートに裏切られたりと散々な戦歴を誇る。不死身か。

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■ホスハバラ
微妙な馬
火力も回復も中途半端。
全軍で最も使い道に困ったキャラ。
奥義の『カタパルト』で味方を任意の位置まで運べる点は評価できる。
だがコハクが低TPで同じ事ができるのでお株を奪われる。
彼女がもう少しまともだったらロランも使いやすかったかもしれない。
エラドールと飲む挿話はとても良かった。

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■ナルヴ
大魔道士とでも呼んでくれ
全属性+回復魔法までこなす万能魔道士。
魔防ダウンまで持っており弱体までこなせてしまうのだ!
『遠くまでアビリティ』で範囲魔法がエグい、強すぎるぜ!!
他魔導士に威力は一歩劣るが何でも出来るのでヒマなターンは無かった。
イドー戦での固有会話では普段見せない怒号が聞ける。
暗いエピソードが多い本作においてめげずに立ち向かう彼は圧倒的光でありその笑顔のドット絵に癒された。
ナルヴ、君がいてくれてよかった。

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■メディナ
TP範囲ブースター
恐らく今作1番のぶっ壊れキャラ。
『TP薬学』で覚醒し自身を巻き込んだ『ダブルアイテム』範囲回復薬で毎ターン味方のTPを2ブーストできる。
味方が分散している場合もユリオと組んで『天使のおくすり』で全フィールドの味方TPを+1するなどやりたい放題。
命は等価というメディナの決断はアーフェンを思い出させる。

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■イェンス
地形利用サポーター
高低差のあるマップでの『いきなりハシゴ』は言うまでもないが『ばねトラップ』が強力。
ばねで雑魚を引き寄せたりボスを遠ざけたり、崖から突き落としたりとトリッキーに立ち回れた。
ロラン隊では陣地構築で大活躍しグスタドルフをハメ切った。
最大の敵は出撃枠。鍛冶屋というポジション自体が好きなので役割がありそうなマップでは積極採用していた。

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■マクスウェル
高機動&良耐久アタッカー
優秀なステータスと『ヴァントロワ』による縦横無尽な機動が魅力。 
ロランと違って馬に乗ってない(重要)
アビの威力は抑えられているが継戦能力が高い。
TP効率も優秀でそれなりに硬いのでシンガリのマントなどを持たせて前衛を務めてもらった。
時に『ヴァントロワ』でアイテム回収バッタと化す。
裏切りそうだが裏切らなかった。
ロランが仮面と帽子を被っただけで間違われるほど印象薄かったのか
…いや皆わかってて乗ってたんだよね。cv子安だし。

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■アーチボルト
超長距離高威力アタッカー
加入時は「TP効率が悪い」「移動力ない」「柔らかい」と使いにくさが目立った。
「爺さん本当に七聖人だったの〜?」的な茶化しを入れていたがローゼル村防衛で完全に評価が覆ることになる。
『距離で威力アップ』により超長距離の敵魔道士を一撃で落とし
『万里矢』で射線無視の長距離狙撃が出来るようになるとマップを選ばず活躍する。
グローマとの因縁は匂わせで終わったけどこれくらいが丁度いいのかもね。

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■フラナガン
物理タイマン飛行盾
正面からの攻撃においてエラドールを超える物理特化盾。
移動力自体は低いが鷹の飛行特性と『ホークアサルト』による移動攻撃で思ったより動ける他、ヒットアンドアウェイ戦法も取れる。
魔防は絶望的で何も対策しなければ一瞬で蒸発する。マップ開始前に敵魔道士を見て護符を切り替えるのは必須。
ハードでは生半可な物理盾では溶けるので必然大活躍した。
大体オルベリクなおじさん。
フラナガンに学ぶヒューエットは微笑ましい。

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■エザナ
風水師
ノーマル以下ではあまり使っていなかったのだが、ハードでは麻痺による敵の無効化がかなり有効で採用率があがった。
天候が変えられる為、雨かつ雷魔道士が多数登場するステージに投入して『暴風の儀式』でダメージを抑えたり、ファルクス領を攻める際に『雨乞の儀式』で即鎮火するなど固有の動きも強い。
奥義の範囲が敵全員とえげつなくTPと命中を支援すると難易度問わず大活躍した。
どう考えてもやばい能力でベネディクトに悪用されないか心配だった。

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■ライオネル
金策マシーン
想定バトルで金を拾うのが主な仕事。
『神経を逆撫でる』『退屈な演説』の付与率が高く厄介な魔道士を釣って処理するのに重宝した。
『ゴールドバッシュ』の威力が異常なのでTPさえなんとかすればかなり戦える。
人間性がゴミだが本作には似たようなゴミが沢山居るので気にしてはいけない。

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■グローマ
回避盾→天穿ブッパマン
アクセを盛って草の上に立つとそこそこ避け足止めに良い。
『足払い』『おとり戦法』の付与率は信じてはいけない。
マイルドな調整のため採用率は低かったのだが、奥義『天穿拳』を覚えて高火力アタッカーとして覚醒した。
ハードでは回避ブレスレット2個持ちでバフをかけると物理に対してはかなり耐え、シモン防衛マップでは氷床と合わせて4体の敵を足止めする活躍を見せる。

画像24■ピコレッタ
スルメ
『デコイちゃん』で呼び出される人形は避雷針として活躍する。
敵が集まるので『入れ替わり』使いにくい。
高所に行くだけなら鷹やアンナでいい。
『らーニング』でボスの技すらコピーできるが基礎スペックはそんなに高くないので1発芸感がある。恐らく使い込むと化ける。
回避が高いので壁役運用はどうだろう。
一歩間違うと榊遊矢になりそうな挿話でハラハラした。

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■デシマル
広範囲攻撃キラーマシン
想定バトルにて黄金のピンキーリングを持ち敵を倒すのが仕事。
高所を取ったものが強いというこのゲームの根幹を揺るがす『ターゲット[高さ5+]』が強力。
コミカルな会話と裏腹に大量の血を吸っているのでヤバいマシーン感がある。
ウォルホート家の台所事情を支えているので呼び名くらい好きにさせてやって。

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■コハク
紙耐久優秀サポーター 兼 疑似ヒーラー
ユニットの位置操作に優れたキャラ。
『時間巻戻の言葉』で擬似的な回復と状態異常回復を同時に行える点は他ユニットにない特色。
シモン防衛では突っ込んで死のうとする彼を二階に転送して守り、
ベネディクト隊編入時は全員を屋根上に避難させる重要な役割を担う。
恐ろしい紙耐久で弓に狙われるとあっさり落ちるためノーマル以下ではあまり使っていなかった。
使う技といい母親はおそらく七聖人のあのひとだろう。

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■ジバンナ
地形利用型賢者
コーレンティンと組んで氷床でアタッカー運用し、回復が必要になったら氷を溶かして水場にする運用になると思う。
奥義の射程が無限だが上下への判定が弱く塩湖で引きこもった際にも地味に使いにくかった。
移動力が高いがよくも悪くも足元の地形に依存し運用が非常に難しい。
ピコレッタと並んでスルメ。

ーーー以下NPC

001-01_レグナ[1]

■レグナ王
序盤に殺害されてしまうので賢王感が無かったのだが徐々に内情が見えてくると「実は賢王だったんじゃね?」と思えてくる。
豊かな土地と貴族社会ゆえの腐敗と掌返しの国民を抱えたままヤバい二国を相手に30年平和を維持したのは評価すべき。
一方息子に弱みを握られたり親友に後継者問題を投げつけたりと問題も多い。
「人間って一面では評価できないよね」というキャラ。

001-02_フラニ[1]

■フラニ 第一王子
最初は嫌味な兄貴という印象だったが後から考えると至極真っ当な助言をしていた男。「ロランを甘やかすな」は至言。
国家運営とは別にすれば弟を気にかけており生きていたらどうなったか興味深い人物。

001-04_シモン[1]

■シモン 先代当主
優秀なパッパ。だが防衛マップでのAIが突撃型なせいで無能感がある。
コハクで後方や二階に飛ばして守らなくてはならず勘弁して欲しかった。

001-05_ファルクス[1]

■ランドロイ殿
ロランを差し出さなければ共闘できると思ったが自領に火を放ちながら勝手に死んだ。
ロランを差し出すと敵の計略にはまって激高し自領に火を放つ。
どちらのルートでも穀倉地帯を焼きノゼリアの台所事情を破壊した大罪人である。うーんこの無能。

001-06_テリオール[1]

■シルヴィオ
平均的なグリンブルク貴族。ワイン薄めおじさん。
行動力はあるのだが余計な事しかしない。無駄に生命力はある。
水源管理をこんな奴に任せなければならない程グリンブルクの人材事情は厳しい。

001-07_パトリアト[1]

■パトリアト
平均的なグリンブルク貴族。「清濁併せ呑んでこそ王」というがグリンブルクは清2:濁8くらいの国なので濁はもういらん。
少しは有能な行動があれば後に評価もできたのだがそれもない。
ハイサンドからの支援物資を着服するわシモンを暗殺しようとするわで目も当てられない。なんなのこの国。

002-01_グスタドルフ[1]

■グスタドルフ総帥
結構やらかしてる系総帥。
「有能な者」というのは「彼にとって都合がいい人物」の事で「本当に才能のある人物」ではない。この一点で敗北に追い込まれた男。
オルレアや親族への情が垣間見える所とそれらを駒として扱う帥が同居している所が彼の魅力。
エゴが全面に押し出されたセレノアルートでは一転小物に見える。

002-02_タラース[1]

■タラース
エスフロストは自由の国と言いながら血縁ばっか要職につけやがって!というキャラ。こいつを切ってドラガンを宰相にしておけばエスフロストは勝ち確定だった、のだがエリカと違って微妙に優秀でグスタドルフを慕っており都合のいい駒だったため結果的にエスフロストの敗北につながった。

002-03_エリカ[1]

■エリカ様
某スレで妙に人気。
タラースと違って完全な無能。
「何かお役に立てることなくて?」「あれば指示している」などグスタドルフに直球で無能扱いされている。自己肯定感は高い。
死亡時の台詞が迫真で声優さん凄い。

002-04_スヴァローグ[1]

■スヴァローグ殿
野心と親子愛の男。ルート次第では心の内を吐露し「エスフロストの自由」への思いは確かだった事を明かす所は非常に良かった。その後自国を溶鉄に沈めて滅ぼそうとしたりと厄介なおじさん。
セレノアルートではエスフロストの要職として唯一生き残ったが後継者どうするんだろう。

002-05_ドラガン[1]

■ドラガン殿
野心と親子愛の男。スヴァローグと死亡時の台詞が対になっているのがエモい。グスタドルフに対して脅迫まがいの手段を取った事で暗殺され大戦の発端となる。
酔って語った内容が憎めないだけに生存ルートが欲しかった。

002-06_シクレス[1]

■シクレス殿
プレイヤーの良心にダメージを与える為に開発が用意した。
ルドルフとのイベントで善性をアピールした上で絶対引けない盤面において敵対し、死亡イベント前には家族との心温まる会話まで挿入してくる。
セレノアルートで門から落ちて死んだと思ったらエピローグではちゃっかり生きてて安心した。

003-01_イドー[1]

■イドー殿
人間の弱さに絶望して女神にすがった男であり、ロランが至る可能性のひとつ。とった手段は下種だったが彼が本当に間違っていたのかは明確にされない。このゲームではそもそも現実でも答えが出ていないテーマを扱っているのでラスボスというより影の主人公のような存在なのかもしれない。

003-02_エグスアム[1]

■エグスアム殿
声も性格もいいが信条が決定的に合わず敵対するしかなかった。
マクスウェル・アヴローラと比べると個としての強さでは劣るが政治面での強さは圧倒的。大体の場面で有利な立場で登場し理不尽な暴力で敗走する。
ウォルホート領を制圧したのに無償で返還するなどシナリオの都合で必勝の契機を逃してしまっている。
声は風花雪月のシルヴァンと同じ人。いい声。

003-03_ライラ[1]

■ライラ殿
七聖人の非人道担当。贖罪の意識でローゼル族を抑圧してきたハイサンドの統治を最終的に彼女が治めるというのは興味深い。
イドーに命令されたとはいえヤバい事に手を染めまくっているのでどっかで暗殺されそう。エピローグではしれっとコハクの傍にいて良かった。

003-04_ソルスレイ[1]

■ソルスレイ殿
見たまんま欲深く思った通りに死んだ。

003-04_ブッカー[1]

■ブッカー
部下だから「ブッカー」
力が上がる「ミ・ナギール」
ノゼリアの南にある「セントラリア」
などこのゲームには偶に安直な名前がある。

003-05_カンセル[1]

■カンセル殿
ハイサンド版シクレス。シクレスと同じく頑固で最後まで敵。
違いは家族エピソードがない事。
基本的に塩湖で戦う事になるが兵が分散しており各個撃破できるため戦下手の印象がある。

003-06_エニグマ[1]

■エニグマ殿
フードを被った怪しい男という黒幕ポジのような登場に反して一度も彼と戦う事は無く必ずイベントで死ぬという哀れな男。
フレデリカルートではエグスアム殿と対立して長期間内乱が続くとあるが彼にそれだけの実力があるとは思えない。

004_クラルス[1]

■クラルス殿
これまで何度となく登場した胡散臭いおっさんの中では最も扱いが良かった。
ある時は愚昧な商人、ある時は拷問に屈しない商人の鏡。
良くも悪くも金を裏切らないキャラ。こういう奴を上手く使って難局を突破する展開は好み。

004_ジェロム[1]

■ジェロム
仲間になりそうでならなかった1号。
ローゼル村防衛では突撃してルーフーにやられがち。シモン様に武術とか習ったの?

004_ルーフー[1]

■ルーフー
仲間になりそうでならなかった2号。
いつの間にかフェードアウトしている事が多い。
フレデリカルートではベネディクト同様にエスフロストに士官していたのでどこかで使えると思ったのだが。
シルヴィオが最後まで生き残ってルーフーと凸凹コンビのまま活動するという未来はちょっと見てみたかった。

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