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七月一三日、今日の一句
▼ 七月一三日 蚊帳
二人寐の 蚊帳も程なく 狭からん
明治四一年(一九〇八)
はじめこの句がどういう背景で詠まれたのか分からなかったのですが、「森次太郎氏夫人郷里にて男児を挙ぐ一句を祝へと云ふ」との前書きがあるらしいことを知り合点しました。森次太郎とは師の松山時代からの知り合いの俳人・森円月のことですが、その人に男の児が生まれたことを祝った句です。
もうひとつ
安産と 涼しき風の 音信哉
とも詠んでいます。
▼ 七月一三日 蚊帳
明治四一年(一九〇八)
はじめこの句がどういう背景で詠まれたのか分からなかったのですが、「森次太郎氏夫人郷里にて男児を挙ぐ一句を祝へと云ふ」との前書きがあるらしいことを知り合点しました。森次太郎とは師の松山時代からの知り合いの俳人・森円月のことですが、その人に男の児が生まれたことを祝った句です。
もうひとつ
安産と 涼しき風の 音信哉
とも詠んでいます。