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ネガティブは、必ずしも悪ではない

私は、死についてよく考える。
この話しをするとネガティブにとる人もいるので、面倒なのでそんなタイプの人には話さない話だ。

思えば、学生の頃からだ。
生まれてきたくなかったと考える事が増えたのは。

私は、生まれてきたくなかった。

きっかけは、高校時代にしんどい事があって、社会ってこんな感じなのか。人生ってこんなに人に振りまわされるんだと感じた事だ。
たぶん若かったんだろうな。色々。

この時、尊敬してた人にこの話をしたら、「それは、今まで出会った人達を否定する言葉だから良くない」と言われた。
それから、尊敬する人のその言葉をそのまま受け止めて、自分の言葉を飲み込んだ。
元々自分の考えを語るのは嫌いだった。

それから、3年おきにもっとしんどい事がおこっていった。
20代は正直地獄だったな。生きるのしんどい。ポジティブな人は、きっと違う生き物なんだと思っていた。ただ、しんどさの中でしか身に付かないものもある。許容範囲が広くなるし、人間性に深みが出るらしい。

死んだらいいのでは?

自分でもそう思うんだけど、それはそれで怖いんだよね。ビビりだし。
それを私は死ぬ価値もない人間なんだと受け止めたけど、きっと生まれてきたくなかったというだけで、死にたいわけじゃないのだ。

こういう話をすると、世の中には生きたくても生きられない人がいるのに、、みたいな声が出てくるんだけど、そうゆう人はそうなんだろうね。
でも、たぶんそういう人たちと根本は近くて、その思考の核には、生き方・死に方のこだわりがあるのだと思う。つまり在り方。

知ってる

もっと大変な思いをしてる人は、たくさんいる事は知ってる。シンプルに自分の許容範囲と大事にしてる事から溢れたというだけなので、しんどさは他の人とは比較するものではないよ。

何も変えられないから、変えられることを変える事にした。どうなったら生きててよかったと思えるんだろうな。。

生きててよかったは思ったよりシンプル

楽しい時間、ワクワクする時間を増やせばいいんだよね。なーんだって感じだ。こんな事に気が付かなかったなんて、、

1. 自分が楽しいと感じる事を考えてみる

私が楽しいと感じるのは、
・自分に知識や技術がついて成長したとき
・何か刺激を受けたとき
・それらをもとに何か生み出したとき
・尊敬できる人達に囲まれてる時
この4つだと思う。

2. 人生で1番時間を使う事が何かを考える

ネガティブに感じやすい事であればあるだけいい。だいたいの人は、仕事ってなるんじゃないかな。該当しない人ももちろんいると思うけど。

つまり私の場合、仕事が
・成長する場所
・刺激を受ける場所
・成果を出す場所
になれば、たぶん生きててよかったかも?ってなるんだよね。
ほら、すごい簡単そう。

これを実現するには、少なくとも自分の好きな事を仕事にする必要があるし、自分の好きな環境で働く必要がある。
そして、刺激を受け続けられる環境である必要もあった。

成長できない環境や次につながる何かを得られない環境に身を置くことは、私にとっては死んでるのと同じなのだ。

なので、これが満たされていたら、たくさん働く事も嫌いじゃないし、気を付けないと働きすぎるタイプだ。もちろんそれが趣味でやれたら最高なんだけど、少なくとも今は難しい。
生活費のためだ。。

あ、でも働きたくないって日も当たり前にある。破茶滅茶に気分屋だからね。

仕事がイヤだーって思いながら、めっちゃ働いてる人はすごく尊敬する。我慢強過ぎる。私は耐えられない。
その忍耐力があれば、何でもできそうなものだ。

とはいえ、多分理由は何でもいい

人にはその時生きる理由さえあれば、悲しませる人を2人くらいは減らせるし。無駄に病むこともない。

そういう環境がないなら作ればいいんだよね。自分の好きな事を好きなだけ、刺激をくれる人たちに囲まれて、誰にも邪魔されずに永遠に続けられるところ。
見つけられるなら、作れなくてもいいけど自分に合う会社は、探すより作る方が早いと思っただけだ。少なくとも私の場合は。

起業するんだ。

自分1人でやる気はないから、みんなが準備出来たら。
今年中には、出来るんじゃないかな。

たぶん

こうやって、負の思考スパイラルみたいのから抜け出した。ネガティブな私をポジティブだという人も居るほどだ。こういうのは、表裏一体なのだろうな。
ただ、これで死ぬまで私は成長できる。
死ぬまで成長し続けたら、死ぬタイミングが私の自己ベストなわけだ。なので、いつ死んでも後悔しないなと思う。


おわり


追記

こんな事を数日前から下書きしてたら、2020/01/27にNBAのスーパーレジェンド Kobe Bryantが、ヘリコプターで事故死。
あまりにショック過ぎて、信じたくない気持ちがすごい。

そして、なんだかタイムリーだ。改めて、死というものがリアルで身近なものに感じた。
素晴らしい生き方だった。だから事故死という死に方がショックで堪らないのだ。

生き方・死に方というのは、片方が欠けるだけで周りの人達の心に刺さるトゲの大きさが変わるんだ。

RIP Kobe Bryant

生まれてきたからには、いつだって後悔しない生き方を選択したい。

人生はもっと自由でいい

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