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オッサンと中学生とサウナと。

ドリルです。


僕が中学生の時 家にお風呂が なかったので いつも銭湯に行ってました。



そして、コジヤンと仲が良かったので いつも銭湯に行ってました。

お風呂の回数券があったので 銭湯代は いつも僕が出していました。


コジヤンの記事は こちらです⤵︎


コジヤンの家は 5人兄弟の7人家族だったので 最初にお風呂に入った人から1人30分で出ても最後の人は 3時間待ちです。

まるでUSJの人気アトラクションです。いや、フライング・ダイナソーでもそんなに待ちません。

お盆の時レベルで毎日が人気アトラクションなんですが所詮 風呂なので そりゃ銭湯がタダで行けるなら まぁ、行きますよね。


なので コジヤンと僕は 毎日のように銭湯に 行ってました。


僕の住んでいる所は 当時 かなりお風呂屋さんが多く 色んな所に行っていました。



そんな中で お気に入りのお風呂屋さん……

My favorite 銭湯.


それは、塩サウナのあるお風呂屋さんでした。


今は あまり聞きませんが 当時 サウナに塩を持ち込んで 体に塗り 発汗作用を促すやなんやらで本当かどうかわかりませんが そんな雰囲気は ありました。


でも、塩は 別料金だったので 貧乏中学生の僕達は 落ちてる塩を拾って体に塗っていました。

今思えば めっちゃキモいです。


その日も いつもの様にコジヤンとサウナで我慢比べしていた時です。


僕の横に 見知らぬオッサンが座ってきて、


「兄ちゃん 良い体してんなぁ!!」


と言って 僕の背中を軽くパンパンッと叩いてきました。


「あっ、ありがとうございます。」

中学生の時 僕は 一度103kgまで 行きましたが70kgまで落ちて この頃は既に80kg後半までリバウンドしてたので かなりの わがままボディだったのは確かです。


因みに 当時のあだ名は リバウンド王でした。

髪の毛も赤くなかったし、

バスケも したことがありません。


話がそれました。

すみません。




その後も、そのオッサンは 僕の肩やら 胸をポンポンと軽くタッチしながら自分の若い時の武勇伝などを話していました。



先にオッサンが 

「ほなな。」


と言ってサウナから出て、僕とコジヤンは、


「なんやったんやろな?」


と言って 身体を洗って お風呂から出ました。


すると、そのオッサンが脱衣所で 待っていて


「今日は ありがとう!コレっ!」


と、言って 僕たち2人に500円くれました!


「あ、ありがとうございます!」


貧乏中学生の僕達にしたら500円は大金です。

僕たちは 心からお礼を言いました。


「明日もくんのんか?」



「明日も来ると思います。」



「そうか。ほな、またな。」




僕たちは 500円貰えたのが 嬉しくて次の日も 同じお風呂屋さんに 行きました。

すると やはり昨日のオッサンが いてました。


「おう!待っとったで!今日は 塩サウナ行こうか!

オッチャンが塩買ったるから!!」



僕たちは 喜びました。

もう 惨めったらしく落ちた塩を体に塗り込まなくてもいいんです!


僕たちは 

「ありがとうございます!」

と言って 意気揚々と3人で塩サウナに向かった。


「いい体してる兄ちゃん!こっちおいで!オッチャンが塩塗ったるわ!」



「えっ?別にいいですよ!そんな事までしてもらったら悪いですから!自分で塗りますよ!」



「ええから、ええから!ほらっ!こっちきぃ!」


そう言って オッサンは 僕の背中や腕、お腹、 胸や太ももにまで 入念に塩を塗り込んで くれて その後もしつこいくらいに 塩を塗ってきた。

しかし、塩のせいなのか 肌がツルツルに なった気がする。

さすが塩サウナだ!!


オッサンは 満足したような顔で、


「ほな、先 出とくで……。」


と言って先に出て行ってしまった。


僕たちも しばらくしてサウナから出て 脱衣所に行くと塩のオッサンが


「今日もありがとう!コレ。」


と言って 何と1000円もくれた。

僕達は素直に昨日の倍跳び上がった!!


「めっちゃ 嬉しいです!ありがとうございます。」



「ええよ、ええよ。

それより……明日も来んのか?」



「はい!」



その日の帰り道 チャリンコを漕ぎながら コジヤンと話をする。


「いや〜、ラッキーやな!何でか知らんけど1000円貰えて。何故か『ありがとう』って言うて貰えるし。よっぽど話し聞いてもらえて嬉しいんかな?明日も 貰えるよな?あの感じやと。」



「ドリル……もう、明日は 行かんとこう。」



「えっ?何でなん?約束してもうたやんか。」



「あの オッサン、ドリルの体 触ってる時めっちゃキモい顔してんねん。しかも、お前気付いてないかも知らんけど アイツ ピンコ立ちしてたぞ!」



「えぇ!勇ましく勃起してたん!?良い体の意味は そう言う意味ってこと?」



「しかも、お前 金 貰ってたやろ?多分これは売春になるんちゃうかな?下手したら お前捕まるぞ!



「えぇ!マジで!お前も 金貰ってたやんか!それは どうなんの?共犯やろ?」



「アホか!俺は 何もされてないねんから ただただ お小遣いを貰っただけや。

お小遣い貰って捕まるんやったらお年玉とか全部アウトやろ?

しかし、お前は 体を触らせてお金を貰ってる。

だから 売春が成立するんやで。警察行きやな。まぁ、俺は黙っといたるし、もう、あの風呂屋には行かんとこ。」



「そやな、僕も売春で 捕まりたくないから やめとこう。」



こうして、僕の貞操は守られました。若干 お触りは されましたが貞操は守られました。


あれ?コジヤンだけ得してない?

この話の本当度 90%

もちろん この程度で売春には なりませんが 当時の僕たち 中学生の知識では その程度です。


その オッサンともそこのお風呂屋さん以外では 会った事がなく そこのお風呂屋さんには 二度と行っていません。

もしかしたら まだ、待っているかもしれませんね………。


他にも コジヤンとお風呂屋さんに行った時の強烈な話です。


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サポートとは?・・・データマイニングの際の、相関分析の指標のひとつで、ある関連購買における支持率を表す。たとえば砂糖について卵の関連購買でサポートが20%の場合、砂糖と卵を一緒に購入する顧客が顧客全体の20%という意味である。 要するに心から嬉しいということでです!