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2022年 新築注文住宅で目立った間取りについて語る

2023年明けましたね。ハチノです。

今回は昨年よく見かけた間取りについて挙げていこうと思います。
本当はこういうのって年末にやるんですよね(笑)
今年も自分のペースで少しずつ投稿頑張ります。

FCL(ファミリークローゼット 通称ファミクロ)

昨年は多かった!急増!という感じでした。
リビング直結だったり、
脱衣室直結だったり、
玄関直結だったり、寝室階にあったり…本当さまざまですが、
以前ならコンパクトな部屋分ぐらいのスペースが《納戸》とされていただけだったところを
パイプや棚などをしつらえて家族分の洋服を管理できるようにする間取り。
非常によく見られました。

個室のクローゼットも設けている場合がほとんどだったなという感想です。
国内でこのFCLを使いこなしているご家庭はまだまだ少数、
しかも世代にかなり偏りがある状況だと思いますが、
今後SNSの発信で色々なご意見が見られるのだと思います。
これからFCLは主流になっていくのでしょうか。

洗面台が幅広・脱衣室と分離

昨年までも見られましたが、今年の注文住宅はほとんど洗面台が脱衣室と分離していたように感じました。
手洗いの機会が増えて、何か別の用途に使う空間と兼用することに煩わしさを感じることが多くなったのでしょうか。
確かにお風呂に入るときに気を使うの嫌ですよね。

また、洗面台は大人2人が立ってもゆとりある幅のW1200以上確保されている間取りも多かったです。
「座ってお化粧したい」というお声もまだまだ継続していたなと思います。

個人的に化粧は洗面室ではあまりやらないのですが(寒いし暑いから)
洗面脱衣室周りの空間が狭いと朝の支度の時に家族とけんかになりがちなので、
この辺りもこの2つの用途を余裕を持ってスペース確保ができる間取りは
すごくおすすめです。

ランドリースペース(室内物干し)を確保

実家で暮らしていた頃、洗濯物がリビングに干してあって
帰宅するたびにちょっと残念な気持ちになりました。
結婚して部屋を借りるときはリビングから離れた部屋に洗濯物を干せるようにしたのですが、
世の中の皆さんも私と同じ気持ちになっていたということなのでしょうか。

もう一度いいますが洗面脱衣周りが狭いと家族ともめがちなので
条件が合えばスペースを確保できるとすごく良いです。

ただ洗濯物って室内干しの場合、暖房の効いた部屋や日当たりのいい場所が断然よく乾くんですよね。

我が家は日中仕事で家族全員不在にすることが多いので
乾きやすさ優先で結局リビング隣接の部屋に干してしまっています。

とはいえ来客時には見えない場所になんとか干せるようになっていて満足していますので、
都市型住宅でスペースを確保できない場合でもあきらめず色々なシーンをイメージして計画してみることが大事だと思います。

時代によって間取りは変わる

私は今の仕事について15年ほど経っていますが、
この間にも間取りの形はトレンドがあって、家に求められる機能が少しずつ変わっていっているなと感じています。
もちろん住宅会社やそのご家庭ごとにも求めるものは変わりますが、
大きな流れがあるのは確かです。

今年もまた何か新しい間取りの発明が見られたら、
年末に記事にしたいと思います。

今年もよろしくおねがいします!



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