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アドラー心理学ベースの子育てメソッドで娘を育ててみた(6)イイ親

こんにちは。
ハチミツです。

前回の記事から
またも日にちが空いてしまいました。
わかりやすく伝わる文章を書くのは
難しいですね。
コンスタントにコツコツ投稿されている方を
尊敬します!

初めてのSTEPの講座を受けて
テキスト第1章ですでに
衝撃的なことがたくさんあったのですが
時間が空いてしまったので
なんだっけ?という方は
こちらをお読みください。

今日は第2章についてお話ししたいと思います。


自分と親の関係を見つめ直す

子育ての基準は自分の親

STEPのテキスト第1章で
子供が親を困らせる行動には
目的があるということを学んで、
ふと
自分が子供の頃、悪さをした時
親にどう対応されていたかな?
と考えました。

誰もが、子供を持った時
無意識に基準にしているのは
自分の親の子育て。
自分がされたように子供に接して
世の中の常識とされているものの中から
自分の親の"常識"をチョイスして
これでいいのだと納得していると思います。

その無意識の当たり前を
客観的に見つめ直して
俯瞰的子育てができるのも
STEPの特徴だと感じました。

イイ親チェック

そこで第2章では
親と子がどのようなスタンスでいるのが良いか
ということを学びます。
1章で、親にどう対応されていたかな?
と思い返した後のことだったので
ナイスタイミング!と思いました。

親は子供をコントロールできる
子供より優れている
親に権利がある、など
子供より親が上の立場だと
信じていたり
自分を犠牲にしてでも子に尽くす。
STEPではそのような親を
”イイ親”と表現していて
一般的に
いい親っぽいと思われそうなことが
子供を困った感じに仕上げてしまうことが
この章を学ぶとよくわかります。

いうこと聞きなさい!としつけたら
反抗するし
子供が心配で先回りして手をかけると
自分はできないもん、っていう子になる
などなど
なるほど!たしかに!
と思うことがたくさんありました。

意外だったのは
親が服を全部選んであげたり
幼稚園に行く準備を親がやってあげるなど
子供を持つ前は
子供の世話を一生懸命する親
というイメージを持っていた行動が
子供にとっては自立心を殺してしまう
よくない行動だとわかったことです。

一方で、子供の能力を信じて
お互いを尊重しあい
子供と対等な関係を認める親は
”責任感ある親”と表現しています。

責任感ある親の接し方だと
子供も自信をもって
問題解決能力を高めて
自分で考え
周りを尊重できる子供になる、というもの。
たしかにたしかに!

文章で読むとわかりにくいかもしれませんが
例題のようなエピソードをいくつか読んだあと
最後にまとめられている
こんな考え方は”イイ親”で、
子供がこんな風に考えるように
なっちゃいますよ
というのがとてもよくわかるチャートを
客観的にみることで
自分が”イイ親”になってしまっていないか
チェックすることができました。

自分の場合

そこで今日の課題、
自分と両親との関係を振り返ってみたところ
やはり昭和の親ですので
特に父は
〇〇しろ!〇〇するな!みたいな
親の権威を見せてくるようなところは
確かにありました。
そして、そのような場合
私はSTEPのテキストの見本通りに
まんまと反抗しまくっていました。

ですがその一方で、
私の親は私を心底信頼していて
やりたいことにチャレンジする私を
面白がって応援してくれたし
失敗したらその時一緒に考えたらいい
というスタンスを
守ってくれていたと思います。
何かをする前に
無理だからやめておけとか
やりたいことに反対したり
そういうことがなかったので
親に隠れて何かを実行するという事が
全くありませんでした。

母の言葉

私の両親のスタンスが明らかになったのは
母が私に言った言葉。
「子供は自分のものではなくて
 神様からの預かりものだから
 あなたが一人でしっかり
 生きていけるようになったら
 神様に返す、というつもりで
 育てていた」
と何かの時に母からきいて、
これまでの両親の私に対する言動が
すっかりと腑に落ちました。

しかも母曰く
「それであなたが小4の時に
 もう大丈夫だから手放したと思った」
おいおいさすがにちょっと早すぎでは、
と言ったら
「小6の時にその話をK先生にしたら
 『手放してもいいけど
  もう少し見守っていてあげてください』
 って言われた」そうで
なにそれ先生もめちゃくちゃ素敵
って思ったことを覚えています。

私はもう子供を産まずに
余生をすごすんだろうな
なんて思っていた頃に
その母が「子育て楽しかったよー」
と言ったので
自分を育てて楽しかった
といわれたのが嬉しくて
娘を産むきっかけになったのです。

STEP的な育ちだった

このように
昔のことを振り返ったりすると
私自身は割と、STEPの考えではこうですよ
というのに近い考え方で
育てられているような気がしてきました。
そして、人生の中で受けたダメージの理由も
STEPを学ぶにつれて
だんだんとわかってきます。

霧が晴れる

今日は自分の話が多めになってしまいました。
STEPを学び進めるにつれて
自分がどう育ったか、
どう生きてきたか
なぜしんどかったのか
色々と霧が晴れるように
わかってきました。
一緒に講座を受けた仲間たちを見ていても
両親との関係で無意識に
当たり前だと思っていたところに
色々気づいたりして
時にはつらくなってしまう人もいるようです。

俯瞰する子育てへ

本当はもっと、
STEPを学んだら
娘がこんなふうに育ちました!
という話を
たくさんしたいと思って
noteを始めたのですが
基本的な考え方などの色々について
お話ししたくなってしまいます。

STEPを学び初めて
問題とダイレクトに対立しない、
俯瞰的子育て・俯瞰的な生き方を
いよいよ実践していくことになります。

長くなりましたが、
最後まで読んでくださって
ありがとうございます。

次は、もう少し
具体的な出来事をご紹介しようと思います。


ハチミツ

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