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男のハゲ方はなぜ波平さんになるのか?

男性の薄毛の原因のほとんどがAGA(男性型脱毛症)。

ハゲ方はそりこみからのM字ハゲ、頭のてっぺんからのO字ハゲ、おでこからのU字ハゲ。

でも最終形態は、みんな波平さん型になります。

どこからハゲてきても、終着点は一緒で波平さんです。


ハゲる人はなぜみんな波平さん型になるのか

髪を生やすのは、頭皮にある細胞です。

この細胞の機能が頭の上の部分と下の部分に違いがあるからなのです。

毛乳頭細胞は髪を作るために大切な役割をしている細胞です。

この毛乳頭細胞には、男性ホルモンの受信機のようなものがついています。

この受信機があるため、AGAの原因となる男性ホルモンが細胞を攻撃し、ダメージを与え、抜け毛を増やしてしてまいます。


AGAの原因【男性ホルモン】

AGAの原因は男性ホルモン。

男性はみんな持っているホルモンになります。

この男性ホルモンには種類があり、中には攻撃型の男性ホルモンが存在します。


攻撃型男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)

5αリダクターゼ

TH(テストステロン)もDHT(ジヒドロテストステロン)も男性ホルモンです。

男性ホルモンはTH(テストステロン)の形で体内に存在しますが、5αリダクターゼによりDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されます。

このDHT(ジヒドロテストステロン)が毛乳頭細胞攻撃型の男性ホルモンなのです。


毛乳頭攻撃型戦闘機 DHT(ジヒドロテストステロン)

戦闘機


毛乳頭攻撃型戦闘機 DHT(ジヒドロテストステロン)はアンドロゲンレセプターを探知するレーダー搭載の戦闘機のようなもの。

人の頭皮で働く毛乳頭細胞は、毛を生やすために毎日働いています。

この毛乳頭細胞には2タイプが存在しています。

毛乳頭細胞

頭に受信機がついている「タイプⅠ」、頭に受信機がついていない「タイプⅡ」

タイプⅠには受信機がついているので、毛乳頭攻撃型戦闘機 DHTのレーダーに発見され攻撃されます。

タイプⅡには受信機がついていないので、毛乳頭攻撃型戦闘機 DHTには発見されないので攻撃を受けることがありません。

これがAGAでハゲる人が波平さん型になる理由。

タイプⅠは頭の上の部分(ハゲやすい部分)に存在し、タイプⅡは頭の下の部分(ハゲにくい部分)に存在します。

どうしてこのような配置になっているのかは謎ですが、ヒトの体の機能は生き残りやすいように進化してきています。

高須クリニックの医院長の名言です。


そう考えるとハゲは進化の形なのかも知れない。





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