年齢を1番気にしていたのは自分自身だった
「若いんだからこれから何にでもなれるよ」
高校生の時に言われた未来への希望をくれたであろう言葉は、私にとってプレッシャーだった。
なりたいものが分からなかった。
ただ、何者かにならなければ、若いうちに決めなければって焦って苦しかった。
あれから10年以上が経つ。もう20代も終わるし、あの頃みたいに若くない。
何にでもなれた期間は、何者にもなれないまま終わってしまった。
もうすぐ30代
そういう時に限って、いや、むしろそういうメンタリティだからか、20代で人生のほとんどが決まるみたいな本の帯が目に入ったりする。
素敵な発信者の方や功績を残された方をみるとつい年齢を見てしまう。若いのにすごい。それに、くらべて私は...。そうやって人と比較して、過ぎてしまった時間への後悔に気持ちが引きずられる。
思えば年相応(年齢)をずっと気にしてきた。この歳になってこんなこと恥ずかしいかな?良い大人が情けないかな?これが好きって言いづらいな。いつも周りにどう思われるかを考えていた。
でも自己肯定感とか自己受容について学んだり自分がHSPだと気付いたことで、そんな今までの考え方も少しずつ変わってきた。
全ては自分の捉え方次第
年齢関係なく、したいことをして楽しく過ごして輝いている人も沢山いる。遅すぎるって自分が思えば手遅れになるし、まだまだこれからって思えば可能性が広がる。
結局年齢を1番気にしていたのは自分自身だった。 自分の価値観が足枷になって苦しんでいた。
自分で自分を虐めすぎだよね...。もう何歳だからっていう呪いを自分にかけるのはやめる。
これまでの価値観を捨てるのに怖さもあるけど、もっと自分が生きやすい捉え方や価値観をつくっていきたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?