さくらももこ展@名古屋松坂屋に行ってきた人の日記
小学生のときから少女漫画が好きで、少女漫画といえば『りぼん』だった。
ちびまる子ちゃんは、私がりぼんを買い始めときにはすでにりぼんで連載してたと思う。
さくらももこさんは、私と同じ誕生日(5月8日)で、それがなんだかすごく親近感が湧いて、私も絵ばかり描いていた学生時代。
そんなわけで月日は流れ、いざさくらももこ展!
やーーーーっと名古屋に来ましたわ。
うん、待ってた。
静岡、神戸…と首を長くして、1年は待ってたよ、まる子よ。
写真は2枚くらいしか撮れないと事前情報ありで、神秘に包まれたさくらももこ展。
会場に入ると、まず、さくらももこさんの息子さんの三浦陽一郎さんの挨拶文がありました。
「母は自分と違い、直感で生きた人で〜」みたいなことが書いてあって、なるほどなーって。
さくらももこさんの作品を会場でまじまじ見ながら思ったけど、消しゴムで消したりとか書き直しとかあんまりなくて、もう脳汁ドバドバブッシャーしながら、思いのままに筆に乗せて迷いなく描いてる感じだった。
直感で生きてるから、予想外なヘンテコ事件が起こって、それを客観的に見れるから、自分の作品に昇華できる。
あー、天才ってこういう人なんだな、と。
さくらももこさんのエッセイの水虫の話の生原稿見れたり、さくらももこさんの小学生のときの文集が読めたり、さくらももこさんの原点を感じられて、終始じーーんとしちゃったな。
『あのころ』の表紙のまるちゃんの目玉が正露丸って初めて知った。
(ちなみに眉毛と口はそうめん)
自分のことをあけすけに(他人から見たら恥ずかしい、悲惨な話も)面白おかしく書いちゃうさくらももこさんのエッセイってやっぱりめっちゃおもしろいなと思った。
そして、かわいい絵柄なのに、毒舌で辛辣。
歯に衣着せぬ発言、私はこう思うからっ!ってドーンっと貫いてる。かっけー!
さくらももこ展に来てるお客さんたちは、黙々と作品を見ながら横移動してたんだけど、隣の人がクスクス笑ってて、私も次にそれ見たらなんか笑っちゃって、なんかそういうのいいなって思った。
会場の中盤で何か声が聞こえると思ったら、小さなラジカセから、「さくらももこのオールナイトニッポン」が流れてて、もうめっっっちゃ声がまるちゃんだなって!!
1人で自分で話しながら笑っちゃう感じ、リアルまるちゃんってこんな感じなんだ。
さくらももこさん、晩年は自分が面白いと思うこと、好きなことをとことんやってたんだなーって、知らなかった一面も見れました。
最後にお楽しみのグッズ!
コジコジのタオルハンカチとまるちゃんのキーチャーム買いました。
はぁ、楽しかったなーー。
----------------キリトリ線(余談)----------------
お昼は中日ビルでじろう系スパゲッティ(すぱじろう)食べて、エスカレーター降りたら行きたいと思ってた『文喫』(喫茶店と本屋さんが融合したお店)が!
ここにあったんか…
ううっ…時間がなかったから『文喫』は次の楽しみにする〜!
おわりっ。
↓すぱじろうの話は、後半(次のnote)に続くよ〜!
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