金魚ってバーレスク東京みたいだよね
とある筋から金魚に関する情報を極秘に入手したので、意気揚々と旦那さんに伝えた。
「金魚ってね、野生の金魚っていないんだよ。
どういうことかというと、
金魚は日本に根付いた文化の一つでね、
金魚は泳ぎのつたなさや鮮やかな体色から野生に戻ることはできず、人の手の中でしか生きられないんだよ〜!!(ドヤァ)」
まさに目からウロコの情報である。(金魚だけに目からウロコ👀)
なのに旦那さんときたら、こう言うんだよ。
「まぁ、そうだろうね。鑑賞魚だし。
交配を繰り返して金魚は…(なんたらかんたら)」
うえええええ、知ってた……。(それになんかもっと詳しいこと言ってるぅ)
金魚は鑑賞魚だからって言われたら、身も蓋もないっていうか、なんていうか。
「自分の常識、他人の非常識」とかなんたらかんたらって言うか、そもそも私は世間知らずというか。
まぁ、そんなことはどうでもよくて、
金魚は人の手でしか生きることができない文化的な生物って考えたら、愛しさと切なさと儚さ(篠原涼子?)を感じちゃってさ。
自分では金魚飼いたいとは思わないんだけど、金魚見るのは好きかもしれない。
金魚、きれいだよね。
金魚はガラス容器が普及する前は陶器の鉢や木の桶に入れて、上から鑑賞するものだったんだって。それを「上見(うわみ)」というらしい。
金魚自身は魅せ方を知らない。
人の手にすべて委ねられている。
そういえば昔読んださくらももこのエッセイで、ヒロシが飼ってきた金魚がデカくなりすぎて水槽を買い替えたって話があったような。あれは鯉だったっけ。
人が餌をどれだけ与えるかで、金魚のフォルム変わるよね。
あぁ、金魚よ〜!
白、オレンジ、赤、黒。
白にまだらに朱色が混じった体色。
鮮やかに色づいた金魚は、水槽をゆらめく。
その姿は、さながらバーレスク東京である。
ポールダンスで縦横無尽に華々しいショーパフォーマンスをする妖艶美女たちは、まるで地上の金魚かもしれない。
金魚は英語でもそのままGoldfish!
煌々と輝きながら、甘美さと芸術さを兼ね備えてるバーレスク東京は老若男女問わず人々を魅了する。
そんなバーレスク東京にいつか行ってみたいと思いを馳せる私であった。
(行ったことないんかい)
【補足】
以前、テレビ番組の『家ついて行ってイイですか』に出てたバーレスク東京の女の子がめっちゃかわいくて、バーレスク東京に興味を持っています。
行ったことある人いる?
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