ついついやることを先延ばしにしてしまうあなたへ
確定申告。
ずっと返せずにいるメール。
これら、わたしが先延ばしにしているものです。
どうして人はズルズルと先へ先へ、取り掛かるタイミングを引き伸ばしてしまうのでしょうか……。
取り組んでしまえば案外すぐだと分かっているのに……。
わたしは先延ばしのプロみたいなもので(まったく自慢できない)、ここから生まれる悩みも、今に始まったことではありません。
タスク管理をするとか、場所を変えて作業してみるとか、あれこれ手を尽くしてみましたが、いずれもあまり上手くいきませんでした。
けれどこの前、おもしろい記事を見つけました。
ちょっと読んでみてください。
わたしと同じやんけ。
一言一句、心当たりだらけです。
同時に、タスク管理のプロであるF太さん(と私は思っています)にとってすら、締切は強敵なのだと痛感じました。
なすすべ無しなのでしょうか。
と思ったら、この文章には続きがありました。
「締切に感じているメリットを潰していけばいい」
この一言が、ピシャアアアンと雷のように私を打ちました。もはや啓示。
自分の先延ばし癖を克服するために、いくつかの質問を投げかけてみようと思います。
そもそも、締切を先延ばしにすることには、どんなメリットがあるのでしょうか。
いっときの、心の穏やかさ?
他のやりたいことに取り組む時間?
わたしの場合、締め切りを先延ばしにして得られるものの多くは「今」に根ざしていると分かりました。
つまり、未来への投資にはならない、ということです。
ここで一つの疑問が湧いてきます。
今はメリットの形をしているけれど、未来はどうなるかわからない。
それって、本当にメリットだと言えるのでしょうか?
先程あげたものを「メリットだ」と感じた背景には、どんな事情がありそうでしょうか?
心が穏やかでないと、健康に支障をきたす。
やるべきことを先延ばしにした時点では、他のことのほうが優先度が高かった。
それぞれの理由があると思います。
さて、ここでF太さんの名言を思い出すときです。
「先延ばしをメリットと感じる事情」。
これって、他のことでは代替できないのでしょうか?
「先延ばししてしまうタスクに、1日に5分だけ取り組む」ことで得られる、心の穏やかさ。
「優先度関係なくタスクに取り組む時間」の確保。
もしかしたら「代替手段なんてない!」と思うかもしれません。
大丈夫です。その感情も素直に記録しておきましょう。
なぜなら、先延ばしが「本当にやむない」ときもあるから。
もしも「やむなしとは思っていない。惰性で先延ばししてしまっている気がする」という場合は、ぜひもう一度、noteの最初から読んでみてください。
違った気付きがあるはずですよ。
さて、わたしも確定申告しますか……。
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