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120円のらくがき帳に、書きたいことだけを書く

無印良品でらくがき帳を買った。
コーチングのメモをとったり思考をぶわーっと書き出したりするのに、あまりにもちょうど良いので気に入っている。

メモ帳ってもらうことも買うことも多いので、自分の暮らしに定着しきれなかった使いさしの紙の束が、机の上に死屍累々と積みあがっていた。苦節数年、ようやくしっくりくる一冊に出会えたような気がする。

良い点は主に三つ。
・心置きなく使えるお値段
・適度な大きさ
・「らくがき帳」というネーミング

120円とお安いので、がしがし使える。
小さすぎず大きすぎず、自分の思考を広げるためのフィールドとしてちょうどいい。大きすぎると余白が圧をかけてくるし、小さすぎると今度は思考を圧縮される感じがする。
なにより「らくがきのためのものですよ」と宣言されることで、まだふわふわした状態の感情や思考をある程度割り切って書き残すことができるのだ。

らくがき帳をまっくろにする。つくづくわたしに今必要なのは「記録するための記録」であって「見返すための記録」ではなかった、と思う。見返すことを目的に記録している自分はただしく強かであるなと思う反面、未来から寄せられる期待なんか華麗にスルーして、この瞬間書きたいように書かせてくれよと思っていたんだなあ。わたしは。

今のところ、らくがき帳には書きたいことしか書いてない。数日後に見返して、書いた記憶すら残っていないこともある。未来のわたしのことすら翻弄しつつ自由にらくがき帳の上を動き回る姿は多分ちょっとわがままだし、予想がつかない。けれど、そんな自分のことはかなり好きだ。


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