2018年12月25日(火曜日) 日記25日目

 今日のテーブルにはクリスマスケーキ、おそらくイチゴを使った定番のケーキなんでしょうけど、私は果物が苦手です。残念です。それ以外にはローストビーフ、チャーシュー、たこ焼きに昨日とは違うオードブル等々、家族で食べきれる量のごちそうが並んでいました。
 父も母も誰かに見せるための写真をスマホで撮りながら、それらを食べていました。どれも有名料理店が作ったものらしく、極端に濃い味付けでごまかすことなく素材の味も楽しめるように調理されていました。素材の味を知らないのですが、とにかく美味しいという事です。
 ちなみに私はたこ焼きを買うついでに、クリスマス料理の事を忘れてうどんを食べてしまったので、そこまで食べられませんでした。お腹が空いたらすぐご飯を食べてしまうのをなんとかしたい……。
 もともと春ぐらいの旬だったイチゴですが、クリスマスの時期に合わせて栽培されるようになってから、旬は冬にずれてしまったそうです。そもそも一年中食べることができるものに旬なんてないだろうとは思っているのですが、それでも美味しいものを食べたい人たちは多い。初物を食べたい人もいる。
 ボジョレーヌーボーは毎年解禁されてるな。お酒は熟成に一定期間置かないといけないから、ある程度時期を置くために解禁日を作る気持ちも分かるけど、作った日はばらつきがあるんだから、ボジョレーヌーボーとしての熟成が足りてない、もしくは熟成しすぎている瓶もあるんじゃないのか。
 そういう問題を解消するためには、ワインのラベルに解禁日書いておけばいいんだ。そうすれば作られている日に合わせて解禁日が設定されていくんだから、最適に熟成された美味しいボジョレーヌーボーが飲めるはずだ。
 そういう美味しさを求めるものじゃなくて、ただのお祭り的なイベントなんだろうけど、だとしたらワイン自体の美味しさよりも、制約を守った人々と共有して飲むという美味しさが優先されるという事になるので、人が求める美味しさって多種多様だよなと改めて思う。
 いろいろ屁理屈をこねてますが、私はワイン、というかお酒全体が苦手です。酒を飲んで酔っ払うという行為と義務と気持ちは理解できますが、その後始末にみんな苦労しているんだろうなという気持ちが先立ってしまい、どうにも飲む気が起きません。
 年末年始はお酒を飲む機会が多いと思います。皆様におかれましては、酩酊状態の人々によって引き起こされる事件や事故に巻き込まれぬよう、十分に注意してお酒を嗜んでくださいませ。

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