2019.02.17 day.79

 ”コミティアに行く”
 昨日の深夜に家に帰ってからゲームの世界大会の配信を見たり、時々眠ったりしているうちに朝になる。家を出る時間ギリギリまで書けていなかった日記を何とか書き上げてから、購入した同人誌を入れるためのトートバッグを手に最寄りの交通機関まで原付を走らせる。(この時に原付の事を機にかけていればよかったのだけれど、原付が不調なのはいつもの事だと思って全く気にかけなかった)
 昨日のイベントでいただいた缶バッチをトートバッグにつけて、電車に揺られること数時間、コミティア会場である東京ビックサイトに到着する。コミティアは『自主制作漫画誌展示即売会』という名称もあり、その名称の通り自主制作したオリジナルの漫画(厳密には漫画以外の制作物も販売可能)を販売するイベントである。
(参照:コミティア公式サイト
 一般参加者が入場する時間は既に過ぎていたが、最寄り駅は未だに東京ビックサイトまで歩く人々の道が出来ている。入場時間より早めに来ても行列に並ぶだけだと思ったので、これぐらいの人の流れであればおそらく会場外で待つということはないだろう。
 ただコミティアで一般参加するためには『ティアズマガジン』という、当日コミティアでサークル参加する出展者が全て記載されている冊子を購入する必要があり、そこで少し行列に並んでしまったが何十分も待たされることなく会場入りすることが出来たのはスタッフの手際の良さがあったのだろう。
 階段を上がったり外周を歩いたりスロープを下がったりするうちに、いつの間にかコミティアの会場に入っていた。このコミティアが初めての参加ではなかったが、やはり東京で行われるコミティアというのは初めて参加したコミティアよりも会場が広かった。
 会場内は真っすぐ並べられた長机に、各出展者が思い思いの飾りや本を載せて、貸し出されたパイプ椅子に座っている。その自分のスペースの前にやってくる人に見本誌を手渡したり、スケッチブックになにやらイラストを描いている人も、隣のスペースの人と何やら話をしている人もいる。
 一般参加者たちも仲間内で何やら次に行くスペースについて相談する人たち、会場の隅でキャリーバッグに買って来たばかりの本を詰め込んではまた歩いて行ったり、ファンだったのか本人にあって感激して泣いている人もいた。とにかく会場には自分の作ったものを売りたい、好きな人の作ったもの買いたいという人の気持ちに溢れていたのだった。
 コミティアの会場は1階の他に4階にも出店スペースがあったが、1階のスペースを丁寧に見ているうちに閉場の時間になってしまった。私もいくつかの本や、ポストカード、キャラクターの設定資料などを沢山買ったり、無料配布されているものを頂いたりしてペラペラだったトートバッグを膨らませて帰ってきました。
 次回のコミティアは5月開催、すでに8月開催分のサークル募集もかけているので、一般参加だけじゃなくてサークルでも参加してみたいという人はぜひ挑戦してみてください。(スペース使用料などお金はかかりますけど)
 その時には私も貴方の素敵な制作物に出会えることが出来ればと思います。

 (有料部分は”コミティアでの挨拶の違い”と”原付が壊れた夜のこと” について書いてあります)

ここから先は

1,983字

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?