2019.02.15 day.77

 この日記も77日目という事でとてもラッキー、もっとラッキーになるためには777日目以外にはないんですが、そこまでこの有料の日記を書いているとは思えない。この半年以内には消えてしまうだろうと思いますが、消えたら消えたと思ってください。それはさておき。
 銀行に行きまして貯金を取り崩してきました。おそらく今年最後の取り崩しになるだろう。窓口の女性行員さんと各口座の残高について話していたら、別の女性行員が「駐禁の車、来てますけど大丈夫ですか?」と声をかけられた。
 後ろを振り返るとワンボックスの警察車両が銀行前に止めている車の持ち主に対して次々と声をかけているのが見える。女性行員さんはそれを見ながら「15日は年金の支給日があるんでいつもより車が多いんですよね」と言った。15日には年金の支給日があるのか。知らなかった。(ちなみに生活保護の支給日を調べてみたら毎月の5日ぐらいに支給されるところが多いらしい。ご参考までに)
 まとまったお金を受け取ったあとに、「警察車両はいつも来るんですか?」と女性行員に話をしたら、女性行員はそれに答えず驚いたような声で「雪が」と言った。
 銀行から出るとふわふわと雪が舞っている。銀行に着くまで寒いばかり曇り空だったので、確かに雪が降る天気と言えば天気だ。雪が降る中を帰ろうかと思ったがとてもそんな気分になれず、図書館に寄って本を読んでいた。
 窓辺の机で短歌の入門書を読みつつ、時折目を窓に移すと雨に変わっている。しばらく読んでからまた目を上げると今度は雪になっている。そうして図書館にこもり本を読み終えたころには、また先ほどまでの曇り空になっていた。
 この話には大した終わりはありません。ただ雪が降り、雨に変わり、また雪になって、止んだだけの話です。しかし、そういう事も日常として忘れてしまうのが当たり前なので、そういう事だけだったとしても書いておきたいと思ったのでした。

ここから先は

1,216字

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?