2018年12月29日(土曜日) 日記29日目

 実は風邪をひいていたかもしれません。過去の話の事を推定で話すことに何の意味があるのだろうと思いますが、喉に違和感を感じていてずっとどうしたらいいのか分からなかった。
 父親が外出から帰ってきてしきりに「のどの調子が悪い」と呟いていたので、もしかしたらそれが移ってしまったのかもしれない。家にいても風邪をひく。健康でいることは難しい。
 いつぞや喉に違和感を感じたとき、患部に直接噴射できる薬を買ってきて試したことがあるのですが、そのまま咳ぜんそくになってしまい大変だった。咳ぜんそくというのはある拍子に咳をしてしまうと、しばらく止まらなくなってしまう症状があり、子供の時からこの症状に悩まされていました。
 どうしても咳が酷いときは吸入薬と皮膚に貼る薬と錠剤の三種類の気管支の薬を病院からもらってきて対処するという方法を取っていましたが、それでも収まるまでには1週間ぐらいかかってしまう。
 気管が過敏になってしまうことが原因なので、それが収まらない事には解決しない問題です。一度気管が過敏になると、普通に呼吸もできない。入ってこようとした空気がそのまま咳として出て行ってしまう。最悪このまま窒息死してしまうんじゃないかと思う夜もあったけど、結局、今まで生きてしまった。
 恐ろしくとも素晴らしき人間の体。でもそれは若かったからというのもあるのでしょう。年取ったら本当に窒息死するかもしれない。年老いて肺炎で死んでしまうのはよく聞く話ですし。
  暗い話をしてもしょうがないな。とにかく喉の奥、扁桃腺らへんに違和感があった。そうだ皆さん扁桃腺って知ってます? 私は今年になって扁桃腺がどこにあるのか知りました。
 喉の奥の両側になんだか不必要な丸みがあるんですよ。この丸みが扁桃腺なんですって。いや、扁桃”せん”って言うぐらいだから、のどのどこか脇らへんに何かの神経と繋がっている線だと思うじゃないですか。全然違うの、あんなぶよぶよしたのが扁桃腺だって。しかも二つ付いてるの。何それ。
 テレビで有名人があまりにも辛いから扁桃腺を手術で取り除いたっていう話を聞くたびに、のどの外側からメスみたいなので切り開いて、ピンク色の太い線を引きずり出して、それをスパッと一刀両断する光景が目に浮かんでいたんですよ。
 女優もそういう話をするものだから、芸能界という所は恐ろしい所だなと思っていたんですが、あれを取るぐらいだったらそこまで恐ろしい所ではないなと、いや、のどの奥に除去器具を突っ込まれている方が怖いっていう人もいるか、そこらへんは好みで。
 尾田栄一郎も扁桃腺の手術をしたって単行本に書いてあったな。知ってます? 尾田栄一郎。漫画をすごく売った人。ギネス記録に乗るぐらい売ったって話ですけど、漫画を多く売っても体の変調には対処できない。週刊連載を休載してまで、扁桃腺の手術をされたのですから、げに恐ろしき扁桃腺。健康体というのは何かをするためには大切なことなのでしょう。
 比較するようであれですが、こち亀は一度も連載を落とさなかったらしい。連載が始まってから終わるまで、40年間『少年ジャンプ』に存在していたってこれはこれで秋本治の体はどうなってるんだ。むしろ、両津勘吉のモデルはこの作者なんじゃないかと思ってしまいますが、いやはや、健康であるという事は何かをし続けるためには大切なことだと思わされる話です。
 それで、まあ、言い訳という話でもないのですが、ここ最近、日記の更新が遅くなっているのは、非常に申し訳なく思っています。はい、この日記を書き終えても、まだ29日分の日記を書かなくてはいけないので、この日記を読まれている皆様(いるのか?)におかれましては、もうしばらくお待ちいただければ、と。すみませんすみません。すぐやります。

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