#25 ブログデザインの考え方【項目:ブログの運用】
ハチドリ(Twitter@7SEO2)です。「1から体系的に学べるブログ収益方法」25回目の記事になります。
サイトのデザインが、どうユーザーや検索エンジンに影響を及ぼすか考えたことはありますか?
この記事でお話するのは、デザインの重要性を理解した上で施策して良いものとおすすめしないものをまとめました。
元は「Webデザイナー」としても過去に案件に携わっておりましたので、(本当のプロフェッショナルではないですが)お伝えできる範囲でご説明します。
この記事を読んでほしい方
・レイアウトを大きく変更してみたい
・デザインで行き詰まった
・デザインの基礎的な考え方が知りたい
デザインのコモディティ化が進んでいる
コモディティ化とは主に「商品」に使われる用語で、ビジネス用語では「一般化」の意味でも使われています。市場参入時に高付加価値を持っていた商品の市場価値が低下し、一般的な商品になることを指します。
Appleの商品を例にすると分かりやすいのですが、初代iPhoneが発売した当時はスマートフォンの利便性がユーザーに浸透せず、ほとんど売れてなかったため、iPhoneを電車で持っている人を見かけては崇高な眼差しを送ったものでした。
Macbookも昔は持ち歩いて外で仕事をすること自体に価値や先進性がありました。スタバでドヤ顔でテザリングをする「ドヤリング」という言葉も生まれました。しかし今では、その風景が当たり前になって一般化してきております。
ブログのデザインも同様にコモディティ化がすごい勢いで進んでおります。その理由はなぜでしょうか?
優秀なテーマが続々と生まれた
ここでもWordPressの話になりますが、一昔前と比較して随分と優秀なテーマが出てきました(有料/無料に限らず)。優秀というのは、デザインやUI設計はもちろんのこと、その他もろもろにおいても多角的に設計されたものが最初から用意されております。
それによってブロガーはコンテンツに集中することが可能となり、良い時代となりました。
デザインカスタマイズをしなくても綺麗に表示できるので、どのブログをみても「あ・・・このテーマ使ってるのね」と把握できるようになり、そのブログが持つ独自性をデザインを通じて感じることは少なくなりました。
利便性が高まったのを引き換えに失われたものもあります。
デザイン/コーディングの優先度が下がりつつある
一昔前のブロガーは、もっと新しいデザインやUIを求めて他サイトを研究し、自身でデザインやコーディングを勉強をして実装する方が多かった印象があります。
その分コンテンツに費やす時間が減ってしまうのは免れないので、その時代を良しとするかは別の話です。
(現在のTwitterを見ると、文字数や商品の伝え方などコンテンツ中心の話題になることが多いですね!)
ただテクニカルなSEOの施策をするときに、ソースコードにアレルギーを持っていて対処できない場合、それは機会損失となってしまうのでもったいないという思いはあります。
もう少しデザインに目を向けて見るのも良い
この記事は、テーマをあまりカスタマイズせずに運用している方が、もう少し改修して独自性を出してみようと思ったときに読んで欲しいと思います。
デザインは感覚より理論で作ると良い方向に流れるのですが、安易に手を出すと正解がわからなくなり沼から出られなくなります。改修に無駄な時間ばかり費やして、結果ひどいデザインで公開してしまわないようにしましょう。
原則をつかめれば、ある程度良い方向へ改修が可能となります。
有料記事の内容
有料のエリアでは、まずはじめにデザインがSEOに与える影響をご説明します。そして、デザインを考える/作る上でのいくつかの理論やツールをご紹介いたします。
最後にテストの実装方法を、利用するサービスとソースコード付きでご説明します。
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