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普通の人ができるアメリカでの転職

アメリカでの就職や転職では
就労ビザが問題になると考えていませんか?

私も実際に駐在中に転職活動を始めるまではそうでした。
実際には転職先が在米日系企業であれば
ビザが問題にならないことが多い。

インド・韓国・中国などから留学や仕事で
アメリカに来ている人に出会うことがある。

彼らの殆どは国に帰らないという目標を持っていて
実際に現地で転職したり起業したりして移住している。

日本人でも帰任が近づくにつれて、
帰りたくない・もっとアメリカに居たい
ということをいう人は結構いて相談を
受けたりもする。

仕事の裁量の大きさ・家族との時間・子供の教育
住環境・生活の自由度・他人を気にしない環境
収入など理由はさまざま。

でも感覚的には98%は帰っていく。

日本は平和で居心地のいい国ということなのか
日本人の気質なのか分からないが
私の場合は転職して残ることを選択した。

日本企業にありがちな同調圧力や
集団主義的な文化から逃れること。

それなりの収入を得ながら
自分次第の勤務時間や休暇取得
といったあたりまえの働き方を手に入れること。

そのためには、
日本に帰るのではなくアメリカで転職するしかない
と考え帰任前の転職を決意。

他の国への横滑り異動を打診してきたもとの会社には
日本に帰任した後に次の赴任地への異動を考えたいと説明。
日本帰任辞令を手に入れた。

帰任まで半年ほどあるので
なんとかなると信じ転職活動を開始。

ヘッドハンティングされていたわけでは無いので
転職エージェントに登録するところからのスタート。
在米の日系エージェント4社に登録した。

登録すると直ぐに担当者から連絡があり
希望などについて聞き取りがある。
エージェントによってかなり対応が異なる。

ある人は私の経歴ではアメリカでの転職は難しいと言って
それっきり。

別のエージェントは応募できる求人があると言って
希望とかけ離れた職種ものに応募させようとした。

Web上にある求人をながめていると
ビザサポート無し・給料も安し
という日系企業の求人をよく見かける。

条件のいい求人案件はリスティングされていない場合が多く
エージェントの人間関係から引っ張り出されることが結構ある。

実際、私の場合もリスティングされていなかった求人で
エージェントの方が雇用主の担当者との打ち合わせの中で
人員計画の見通しとして興味のあるポジションとして聞いていたものを
私のために現実化させてくれたものだった。

インターネットや日系スーパーで見かける雑誌に載っている求人に
がっかりする必要は無い。

エージェントによって持っている案件が違うので
複数のエージェントに登録して転職活動を進める事が必要。

また、勤務したい地域に希望があるのであれば
その地域に支店があったり、そこをベースとしている
担当者がいるエージェントが情報豊富。

在米日系企業への転職は難易度低めな再現性の高い
アメリカ移住への入り口です。

ビザの取得についてはまた別の機会に書きます。

スケールの違う景色に出会えるのもアメリカのいいところ。
家族旅行にて。


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