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【無料】SEOしか勝たん!構成案の考え方と作り方

ここではSEOのコンテンツを作成する上での、考え方や手順について述べています。

大事なポイントとしては、「誰に、何を、どのように」伝えるか。
そのためには、
①ユーザーはどういうものを欲していて
②競合(すでに勝っている所)は何を提供していて
③自分たち何を提供するか
を導き出すことが重要です。

下記に記すものはあくまで手段です。
まずは、上記の①~③の概念を覚えて、それを満たすためにはどうしたら良いか、「検索ユーザー調査」「競合コンテンツ調査」「自社の強み」の3Cの目線から見ていきたいと思います。


検索ユーザー調査(Customer)

└KWの種類の判別
└ペルソナの設定
└記事のゴール
└ペルソナやゴールが分からなかったら・・・


KWの種類の判別。ユーザーの温度を知ろう。

まずはKW(ユーザーの温度感)がどういう状態なのかを把握しましょう。

【ざっくりカスタマージャーニー】
 KW例:ウォーターサーバー おすすめ
→段階でいくと③に該当する。

-----------------------情報収集段階---------------------------
 ①健康になりたい。痩せたい。=今の自分よりキレイに変化したい
 KW例:ダイエット おすすめ、お金かけずにダイエット
 ②水は体に良いと聞くが、なんで良いのかが知りたい
 KW例:水 体に良い、水 痩せる
-----------------------アクション段階---------------------------
 ③情報収集段階の中で、ウォターサーバーなら安くておいしい水が飲めることを知りたい
 KW例:ウォーターサーバー おすすめ、ウォーターサーバー メリット
 ④ランキングや評価は高いけど、実際使ってる人の口コミが知りたい。導入したいと考えてる

KWの種類を知ることで、どういう状態・テンション(緊急性が高いのか。まだ気になるなーくらいなのか)にいるかを知ることで、解決までに何をどう伝えるかを考える必要があります。

例えば、KWが①に属す時、痩せたい人はウォーターサーバーがおすすめです。と、唐突に推すのではなく、段階をつけて説明することで、話が浸透しやすくなる。またこの潜在状態の中で、急に商品を推すと「買わせたいだけじゃん」とユーザーに思われてしまうため、表現方法に注意する必要があります。

逆に、アクションしようとしている段階(どれにしようか悩んでいる段階)であれば、ふんわり勧めるよりは、どれがいいのかを明確に勧める方が良いです。
例えば家電量販店に訪れた際、数ある冷蔵庫の中でどれが良いか悩んでいる際、店員がこれが良い!と勧められたら、それが良いんだって思いますよね?
アクション(検討)段階では、ひと押しして上げることも重要です。ただ、人によって何を重視するかは違うので、色々なパターン(この人にはこれがお勧め)やあらゆる角度(値段重視、大きさ重視、容量重視・・・)でまとめることで、多くのユーザーに届けることが可能です。


ペルソナの設定

ペルソナはどういう人なのか、何を知りたいのかを考えるものです。個人的には細かく設定しすぎると、内容の幅が狭まってしまうため、少し抽象的な設定をお勧めをします。

例えば、
ウォターサーバー欲しい人ってどういう人だろ?

水にこだわるってことは健康意識が高めの人。
自分の健康はもちろんだが、比重としては家族全員の健康意識が高い。

家族がいて、導入考えている人なら、年齢は子供が巣立ってないと仮定して、30代~40代くらいが多い。

健康意識ってなに意識してるだろう。水の前に食べ物だったり運動だったり日々の生活で意識してることはありそう。

じゃあコンテンツとしては、価格の訴求は必要だが、いかに健康によくコスパ(値段が安くても良い水じゃないとダメ)が良いと仮説を立てます。

じゃあこういう人たちにとってのいい水ってなんだろう?
どういう水だったら良くて、どういう水だったらダメなのか、
そこからどういう水(ウォーターサーバー)が良いのかを勧めましょう。

といった流れです。
KWに対して、これってどういう人?なんで?といった疑問を5段階くらいで掘っていくことで、細かすぎなく、イメージしやすいペルソナを作ることができます。


■記事のゴール

上記のペルソナ深堀の流れで、ある程度の記事のゴールが見出せます。
プラスαで付け足すと、意識してほしいのは以下。
・どういう情報を得られたら
・どういう状態になって
・どういうアクションをしてもらいたいか

例 ウォーターサーバー ランキング
・価格や見た目、コスパ、口コミなど、いろいろな角度から見た情報があることで
・どのウォーターサーバーが自分に適しているか分かり
・導入してもう


ペルソナやゴールが分からなかったら・・・

作成するKWをGoogleで検索して、どういうサイトが1ページ目にあるか調査しましょう。

シミ消し 原因
└原因の情報だけでなく、具体的な解決策が提供されているなー

てことは、シミ消し 原因って検索する人って、原因が知りたいだけでなく、セットで解決方法も知りたいんだ

そもそもシミに悩む人ってどんな年齢だろ?

どういう生活してたらシミってできるんだろ?



↓てことは、ゴールは考えられる原因の洗い出しと、その人にあった解決策をコンテンツにした方が良いな。と導き出すことができます。


競合コンテンツ調査(Competitor)

競合調査でもユーザーニーズを読み解くことは可能です。
ただ、事実とストーリー(仮説)は分けて考えましょう。

・事実とストーリーは分けて調査しよう
・調査ポイント
・実作業

■事実とストーリーは分けて調査しよう
事実:文字数、画像の枚数、共起語の数、DR(ドメインの強さ)など、定量的に表せるもの
ストーリー:見た目がキレイ、おしゃれ、読みやすい、分かりやすいなど

ストーリーはあくまで主観なので、「おしゃれ」と思っても誰しもが同じように思うわけではありません。
ですが、ストーリーになっている部分が上位を取れてる理由にもつながってきます。むしろここの解明が難しいからこそ、上位を取るのが難しいといっても過言ではありません。ストーリーは、深ぼれるだけ深ぼりましょう。

上がっている要因の1つに「構成が良い」というポイントを見つけたときに、
構成が良い→何が良いのか→〇〇の見出しが先頭にあるから
→なんで○○の見出しが先頭にあるのが良いのか→・・・・・・
といった感じで、深堀していきましょう。
※あくまで上位を読み取っての作業になります。現時点での上位なので、勝ちに行くならばそれよりコンテンツを作る必要があります。

■調査ポイント(※事実とストーリー別ではなく、要素別で表記してます)
・構成
 └見出しの要素
 └記事の流れ
  └起承転結
  └推し部分
・文章
 └文字量
 └多く使われている単語(共起語)
・画像、動画
 └オリジナルが否か
 └どう表現されてるか。使われているか

など・・・

定量で測れるもの(文字量や画像の枚数)は機械的に行えるが、
測れないものは、すべての要素が良い!と仮定して、それをなんで良いのか、どうやったらさらに良くなるか、自分たちどう表現するかに落とし込めるかが重要です。

例 画像での説明が分かりやすい
  └なんで分かりやすいのか
  └ベースはまねてみる
  └〇〇を△△したらもっと良くなると仮定
  └↑で考えたものを自分たちに落とし込む
といった形で、コンテンツだけ見ても、なんで上がってるのか、何が良いのかを分解することが大切です。

上記で、すべての要素が良い!と仮定して、、、
と述べたが、逆にすべて否定して悪い所をみつける形でも良い。
悪い所=改善できる部分→勝ちようがある
となる。

■実作業
①競合上位5つの見出しを全て抽出(titleにある単語も)
※tami-coを使えば簡単に抽出することが可能です。
ただ、どんな内容で書かれているかは実際見ないと分からないので、実際に競合を見てみることをオススメします。

②潜在ニーズの抽出
※tami-coにある機能「潜在ニーズ」を使い、重要度目安の40以上をピックアップ。不自然にならない範囲で見出しに入れる。難しい場合は文章内に入れる

②①の要素を上から組み立てていきます。
・h2、h3の区分け
・見出しごとに書いてほしい内容、注意点などをまとめる

③共起語を抽出
※共起語は指定したKWに対して、頻繁に使わている単語です。
例えば、「たらこスパゲティ」というキーワードなら、「レシピ」「簡単」「作り方」が同じ文章の中に出てくる可能性が高い単語として位置づけられます。

※ツール
https://contentsearch.jp/cooccur-terms.php


ここまでで
・競合を網羅した構成案
・競合で良く使われている単語(文)
が抽出でき、ベースが作れた状態となります。

この場合だと、あくまで競合と同列の状態です。
もはや後発なので、よっぽどドメインの価値がないと上がりません。

そこで大事なのが、
ユーザーのニーズありきで、自社の強みを生かしたコンテンツ作成です。

自社の強み(Company)

>>そこで大事なのが、
ユーザーのニーズありきで、自社の強みを生かしたコンテンツ作成です。

と言ったものの、これが一番難しいんですよね。。。
よく言う「ユーザーのためになる記事」ってやつです。

いやそんなん知らんすよね?
それで悩んでるわけじゃないし・・・


方法としては大きく2つあるかなと思います。
①既存のものを拡大
②機械的に挿入


■①既存のものを拡大
競合調査までで作成したものを広げることを指します。

・口コミの数、プロフィールの要素を増やす
・比較する商品の数、項目を増やす
・ランキングの切り方を色々な切り口で展開(一人暮らしおすすめランキング、家族いる人おすすめランキングなど)

何か新しく挿入しようと思うとしんどいので、
より良くするため、
より分かりやすくするため、
より充実するため、
を意識すると、少しはやりやすくなるかなと思います

■②機械的に挿入
サジェストを抽出ツールを使用すると、競合にはなかった要素が抽出される場合があります。

その要素を構成の中に挿入するというやり方もあります。

あくまで機械的なのでオリジナル要素にはなるのですが、薄すぎるとあまり意味はないので、機械的に挿入するのであれば、複数個挿入することをお勧めします。

②をして、それをもって①と組み合わせると、かなり良い構成案になるかと思います。

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