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人に身を委ねる心地よさ

3年ぶりにホットヨガを再開した。始めたのは24歳のころ。それから2年ごとの転勤で中断したり再開したりというつかず離れず?の状態だったが、好き放題の食生活で「このままでは中年バディまっしぐらじゃ…!」と流石に危機感を覚え、門を叩いた。某有名ホットヨガチェーンは、復帰メンバーを様々なキャンペーンで暖かく迎えてくれた。

体の線もあらわなヨガウェアに身を包んだ自分と全身鏡で向き合い、危機感はマックスになった。

こいつぁやべぇぜ!!!

体重が徐々に増加していたのは知っていたし、だんだんMサイズがタイトになりすぎて最近はもっぱらLサイズの服ばかり選んでいたけど、ずっと「どこが太ったか分かんない」と思っていた。分かんないんじゃない、目を背けてただけだった。具体的には書かないが、これじゃ自己肯定感も下がりまくりだわよと痛感した。2019年以降ろくな運動をしてなかったのだから、当たり前である。

久しぶりのヨガは心地よかった。腰回りの肉のせいで鳩のポーズ(1番ヨガっぽいポーズ)ができなくなってたりしたが、「(あーこれだよこれ)」と思った。

私はキツさ苦しさが本当に苦手で、ジムのマシン系運動は全く向いてない人間である。肉体的苦痛もそうだが、途中でいらぬ自意識が頭をもたげ「いや、なにやっちゃってんのw」とセルフツッコミをし、早々に切り上げてしまう。あるいは「もう十分やったっしょ」と激甘なジャッジで切り上げる。比較的続いたプールも40分が限界だったし、ランニングもどれだけ頑張っても5km以上走れなかった。

一方のホットヨガは1時間密室に閉じ込められる。周りに人はいるが、元々のコンセプトが「自分に向き合う」もので、人と勝敗を競うものではないのがよい。(テニスではこうはいかない)。そしてインストラクターが適切にリードしてくれる。ポイントを押さえた指導で、あとは自分のコンディションに任される。目を閉じればマンツーマンで実施しているのと変わらない状態になれる。人にリードしてもらいながら体を動かすのがこんなに気持ちいいとは発見だった。

すっかり勘を取り戻した私は、この1ヶ月週3-4で通っている。幸い、わがまま一直線だった体も引き締まり始めた。まだまだ目指すところには遠いので、今後も無理なく継続したい。

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