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自分で自分を褒めてあげたい〜ウエアラブル生活〜

このタイトルがピンとくる方は、私含めた昭和世代でしょう。そう、かの有森裕子さんが96年アトランタ五輪で銅メダルを獲得された際に仰った言葉です。これには「初めて」という極めてズシリとくる言葉がつくのですが。

なんか偉大すぎるものを引き合いに出してしまいましたが、自尊心を健全に持つことができない人は結構いる。あるところにはあり余るほどあるのに、ないところには全然ないのが自尊心。私もその1人で、できたことよりもできなかったことの方に意識が向いてしまい、勝手に凹んでるタイプの人間です。

そんな私がひょんなキッカケからウエアラブルウォッチ(合ってる?)を装着することに。母親が「心拍数をモニタリングしたい」というので、ならついでに私も買うかと思ったのだった。ヨガや登山時の心拍数を見てみたかったのである。

プレミアムサービスが半年無料ということで、早速申し込んで装着開始。日中は普通のアナログ腕時計もつけてるので、左右に腕時計がある人になってます。長袖着る冬場でよかった。そういえば普通の方は革バンドで、夏はちょっとアレだったからちょうどよかったかも…

さて、ウエアラブルですが、心拍数のモニタリングが面白い。就寝〜寝起きは低く、日中は高い。ヨガ中はもっと高い。しかし高い状態を維持しないと脂肪燃焼ゾーンに入らない。当たり前のことかもしれないけど、可視化されると「全然脂肪燃えてないじゃん」と焦る。先日、顔が好きな人と15分くらい歩いた時の心拍数がヨガ中と同じくらいだったのには笑った。「恋する女はキレイさ」の理由が分かった気がした。

そして睡眠のモニタリングも面白い。長さと質で状態をスコア化されるので、良い点を取るために「早く寝よう」という気持ちになる。入眠に時間がかかるのが悩みだったが、装着してからあんまりそれがない。なんだよ、気持ちの問題かよ。1度夢に推しが出てきたとき、寝ながら心拍数が爆上がりしていたのにも笑った。体は正直だな…

ウエアラブル生活のいいところは
①健康的な生活を送ろうという気持ちになる
②その行動がちゃんと褒めてもらえる
ことである。これだけずっとつけてて、充電はシャワーの間だけ(1日30分くらい)でもなんの問題もない。心なしか最近肌ツヤもよい。動くことを奨励されるから、仕事でも「動く」ようになる(!)。これで体重が落ちたらもう万々歳である。

自尊心を自分で維持できなければ、褒めてくれる存在を身近に置けばいい。それが人間だとあちらのコンディションに左右されるかもしれないが、機械であれば一定である。良いメンターになるかもしれない。

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