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器用貧乏から抜け出したい

まるで『台本を棒読みしたみたい』な文章?

わたしは感情表情が苦手です。

昔から、楽器にしても歌にしても、ずっと疑問でした。

まるで台本を棒読みしたみたいな

カラオケで歌ってるような

うまいんだけど、「うまいね」で終わってしまうような。

そういう感じから抜け出すにはどうしたらいいか。

これはもう何年もの課題というか。


アマチュアとプロって、明らかに違う。
技術だけじゃないなにか。


『キレイにおさまりすぎる殻』みたいなのを破りたいというのは、高校生くらいから思っていたことで。

要は、ちょっとうまいで終わってしまう、器用貧乏なんです。

数ヶ月前に受けたボイトレでも先生に聞いたし、数年前の講座やセッションでもそんな話をしたことがある。

うまいとか下手とか、技術的な才能ってきっとあって、一度でものすごいことをやってのけてしまったりする人いるけれど。

そして、みんなが「すごいね〜」って賞賛するけれど。

わたしにはそういう才能はないから、ちょっとだけ、そういうの羨ましくも思うけど、でもなんだか自分の目指したいものとは違う気がする。

そういう『才能』も前は結構悩んだ時期はあって、まだ時々ふと劣等感のようなものは出てきちゃう。

でも、才能がないからやめますなんて、言えないじゃない?

だって好きなんだもん。

やりたいんだもん。

子どもみたいだけど、どうしてもやめられなくて。

だったらとことんやるしかなくて、脇目も振らずに。

そうして、とことんそれだけに集中していると、『才能がどうだ』とかが気にならなくなってくるから不思議。


才能がある人みんなが表舞台に立ててるかといえば、そう簡単ではないというのも、楽器をやっていた頃の先輩方を見ていても思う。

本当に厳しい世界なんだと。


以前、タイ古式のワークショップをしてくださった先生から聞いた話だけど。

何年やっても上達しない子がいて、だけどいつも『指名No.1』でリピート率も8割9割。

上達しないけど、だからって雑なわけでもない。

一生懸命で、

「なんか、不思議なふたりだけの世界観があるのよね〜
また受けたくなっちゃうのよ(笑)」

とおっしゃっていたし、

以前わたしの絵を見て

「技術は二の次三の次。込められてる波動は超一流」と言ってくださった方もいた。

そして、「毎日感動した方がいい」と教えてくださった先生。


大変な人生を変えたくて、孤独に耐えきれなくて抜け出したくて始めた絵。

その頃は本当に毎日が奇跡的で感動の連続で。

たくさんの笑顔に囲まれていたこと。

きっと、そういうことがやっぱり大切なことなんだなぁって思うんです。

そういう人とのつながりは、いつもわたしの宝物。

大好きな山下清の『長岡の花火』もそういう感動があって好きです。魂がこもるというか。


文章でも音楽でも絵でもヒーリング関係でも、いつも、「うーん、なにかが足りない」と感じる。

どこかやっぱり棒読みでつまらない感じ。

早くそこから抜け出したくて悶えてます(笑)



本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました♡

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