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INFJが抱える矛盾

INFJはMBTIの中でも特に複雑な性格をしています。
きっとそれは本人がいちばん理解しており、自分を知ろうと探るでしょう。

人間はもちろん、矛盾を抱えることはあります。INFJもそのひとりです。
例えば、痩せたいという気持ちはあるけど食べてしまったり。節約したいのに買ってしまったり。

しかしINFJに至っては、無意識にたくさんの矛盾を抱え、それに気付かず、気付いたとしてもその感情をどうすればいいのか分からなくなる時があります。
また、それを伝えることで誤解されることを恐れます。なのでこれらの矛盾を人にうちあけることは基本ありません。


※もちろん全てのINFJさんが同じ矛盾を抱えているとは限りません。

前置きが長くなりましたが、早速参りましょう。

1.人と話すのは好きだが疲れる

INFJは近寄ってきた人を拒むことは基本なく、初対面でも友達でも比較的話すことが出来ます。基本聞き手で人の話を聞くのは好きですし、一緒に出かけたり遊ぶことも好きです。

しかし、ずっと誰かと一緒にいると身体的ではなく精神的に疲れてしまう。

恐らく無意識に気を使いまくっているのだろう。私たちにとって気配りというのは無意識なので、気付かぬうちにヘトヘトになっていることが多い。誰とも話したくない時があるが病んでいる訳ではなく落ち着いて内省したいのです。

2.1人は好きだが独りは嫌


先程述べたように、INFJはひとりの時間がないと死んでしまいます。

基本的には1人行動が好きで、なんなら1人の方が自由なので好きなように動けます。
これはINFJにとって安らぎの時間です。1人ならどこにでも行けてしまいそう。

しかし、集団の中に孤立することはとても苦手です。ぼっちが嫌なのではなく、集団の中で変に浮いて疎外感を感じることに嫌悪感を覚えます。
集団の場合自分から話にいくようなタイプではないため、変に浮いて孤立してしまうことが多々あります。ぼっちは平気でも、疎外感を感じることは嫌います。

3.他人の感情に敏感なのに自分の感情は分からない

INFJは嫌でも相手の感情が分かってしまいます。
考えていることは分からなくても喜怒哀楽は嫌でも伝わる。特に怒りと悲しみの感情。

察することが得意なINFJですが、自分の感情となると全く分からない。悲しいのか怒っているのか。嬉しいのか楽しいのか いまいちよく分からないんです。

多分怒っているであろう時も「怒ってないよ」と返してしまうし悲しくて泣いてる時も何故自分が泣いているのか、この感情は何なのか?とたまに自分に問う時があります。

だから好きという感情もイマイチよくわかっていなかったりする。これは好きなのか…?って迷いみ始めたら多分それは好きなのかもしれない。


4.深い繋がりを求めるが心を開かない

INFJは狭く深い関係を好みます。そのため相手が心をひらいてくれると信用されている気がしてとても嬉しく感じます。

しかし当の本人はというと心を開くことが出来ない。

完全に心を開いてないわけじゃないが、相手が10開いてるとしたら私は3くらい。

(きっと本当の私を知ったらこの人は引いて離れていくんだろうな…)と心の中で思い込む。でも相手が心をひらいてくれると嬉しい謎の矛盾。

5.相手を理解しようとするが、自分は相手に理解されないと思い込む

INFJは「理解」に重きを置いています。

相手のことを理解したい。そう思っています。
なんならこの世の全てを理解したいとすら思っています。

しかし、INFJは「彼らは私たちを理解することはできない」と思っています。

なぜなら、自分で説明出来ないほど自分が複雑な性格をしているからです。

それもたくさんの矛盾を抱えているため、それに対する誤解をおそれます。

理解したいし、理解されたい。
けれど、私を理解することは絶対に出来ないのだろう
と思ってしまう。私の頭を覗いたら多分ぶっ倒れる。
なんか悲劇のヒロインみたいに聞こえてしまうね。


6.表面上は穏やかだが内面は冷酷かつブレない芯

INFJは基本的には穏やかで愛想がいいと思います。気さくで優しく話しやすいと言われるのではないでしょうか。

しかし内面はそんなことはなく、(あの人はあぁ言ってたけどきっと無理だろうな)とか(それはあかんやろ)と思いながらニコニコしてたりします。

また、ヘラヘラしながらも内面では(知るか。私は私のやり方でやるんや!)(あの人はこう言ってたけど絶対違う)みたいにブレない芯があります。所謂頑固ってやつですかね。

なんなら普段LINEとかでは「。」なんて付けないし、「クソワロタwwww」とか「お前マジふざけんな」とか普通な感じで話しますが脳内とかnoteだととても静かに喋る。

自分的には脳内で喋ってるのが本当の芯を持つ自分なのかなと思っている(?)

INFJの表面は☺️🌸ですが内面は😶か😤🔥みたいな感じだと思います。

7.脳内では言葉が羅列しているのに口頭で上手く話せない

INFJは文学が向いていると言われていますが、言葉を選ぶセンスに長けていたり、脳内で会話しているので文章はいっちょ前に書けます。

しかし口頭でそれを説明しようとすると上手く話すことが出来ません。

かつて付き合っていた彼氏と話し合いの際、私はLINE(文章)の方が説明しやすいと言ったら彼は電話の方がいいと言われかなり苦戦した記憶があります。

頭の中では言葉がたくさん並んでいるのに、いざ口で話すと説明できない。

「なんか…」「えーっと…」「…みたいな?」ばかりで相手も「?」状態になる。

文章を書かせたらピカイチです。(?)


8.ビジョンは明確だがその過程は曖昧

INFJは長期的な視野を持ち、ビジョンを明確に定めます。
しかしそれらの過程については結構適当だったりします。

完璧主義ではあるものの、細部を見落としがち
ゴールを定めてもゴールしか見ておらず、その過程があやふやになりがち。

INFJとINFPの似ている部分にこれが該当するのでは無いかと個人的に思っています。


9.大丈夫じゃないのに大丈夫と答える

INFJの代表的な矛盾ではないでしょうか。
もちろんINFJでない人も、大丈夫じゃなくても大丈夫だと返してしまうことはあると思います。
日本人特有のあるあるかもしれません。

INFJは疲れていても大丈夫だと返します。
お腹がすいていても平気そうに振る舞います。もちろん普通にお腹がすいたと言うこともあります。

辛くても大丈夫と返し、自分でどうにかしようとしますがその心はもうボロボロになっていることがほとんどです。

でも私が相手の立場だったら辛い時は辛いと言って欲しいと思うのに、いざ自分は言えないというこれまた不思議な矛盾。

__________________________
はい、とりあえず思いついたものを上げてみました。
如何でしたでしょうか。

INFJが理解されないと思っている大きな理由のひとつが矛盾による誤解なんです。

たくさんの矛盾に侵食され自分でもどっちなのかよく分からなくなります。

何度も言いますが、全てのINFJが当てはまるとは限りません。

いつか理解し理解される
そんな日が来ますように😌🌸

ご愛読ありがとうございました。

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