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【短編小説】賞味期限切れの牛乳

牛乳が余っている午前7時

賞味期限は… 昨日の日付け…
" 美味しく召し上がれますよ "
の保証が過ぎている事実を知る

牛乳 あんまり好きくないオレ
なぜ牛乳をパックでなんか買ったんだっけ…

ああ、そうだ あの日…
無性にフルーチェが食いたくなったからだ !!

そんなことを思い出した午前8時

とりあえずコーヒーの中に入れて
2杯のんだ午前9時

だが…まだ 600ミリリットルぐらい
残ってる

500ミリの牛乳パックが売り切れだった あのスーパーを恨んだ

タバコを咥えながら、どうしたもんだと考える午前10時

右手にはタバコ
左手には賞味期限切れの牛乳パック

タバコを吹かしながら 途方に暮れる
午前11時

YouTube見て現実逃避する正午

名案が浮かび 自転車を全速力で
あの500ミリの牛乳パックが
売り切れだったスーパーへと
走らせる

一人暮らしのオレが、これから3日間
ホワイトシチュー漬け生活に突入することが決定した午後1時

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