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【短編小説】かなりぶりのデート☕

かなりぶりのデートが
いつものカフェ

気の利いたとこ知らないし
連れて行けない自分が
情けなくて…情けなくて…
キミの顔が、まともに見れなかった

「ねぇ、いつものでいいよね?!
ここに来たら
アレを頼まなくっちゃ♪」

無邪気に、はしゃぐ声に
思わずキミの顔を見た

キミは嬉しそうに
微笑んでくれている

キミと、いつものカフェで
ゆったり過ごす時間

昼下がりの日差しが
ボク達のコーヒーを
琥珀色に輝かせた

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