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25年ぶりに社名変更してまで成し遂げたい事〜オプトHDからデジタルHDへ

7月1日付けで社名変更しました。

オプトホールディングから、デジタルホールディングスへ。
https://digital-holdings.co.jp/

発表した際、反響がとても大きく、幅広い方からレスを頂戴しました。改めて社名変更の理由や経緯、ロゴの考え方をお伝えしたいと思います。

日経ビジネスにも記事掲載されましたので、参考にどうぞ。

変更の理由はシンプルにデジタルシフトカンパニーへ変貌する事を、変わる覚悟を示す為です。オプト=ネット広告代理店というブランドができており、社外の方や投資家からは「成熟した会社で成長企業ではない」と思われていました。また、グループ経営になり、オプト以外の会社もある中で、HD社名にオプト名が冠してある事に違和感ある社員の方もいたと聞きます。

今の光景は2000年初頭と似ています。当時これからはインターネットの時代と確信し、「ネット広告をやりましょう!」と営業したものの、「うちはマス広告やってるからいいよ」「電博と付き合ってるからいいよ」と大半は門前払い。しかし、そこまで言うならと実施してくれた1社を徹底的に支援し成功させると、業界他社がうちもうちもとネット広告を開始し、今では大半の企業がネット広告を実施。

効果測定も同じ。当時日本で初めて広告の効果測定「アドプラン」を開発。最初は広告業界大手から「広告効果をブラックボックスにするのが利益の源泉なのに開示するとは何事だ!」とお叱りを頂戴したが、幸いにも顧客は支持下さり、今は広告効果測定をしない企業はないまでに。

DXも同じで、「今後20年はDXしないと生き残れません!」と説いても、「足元利益出てるから」「デジタルよく分からないし、人材もいないから今はいいよ」と剣もほろろ。しかし、そこまで言うならやるよ!と言われる企業が必ずある。我々はその顧客を徹底的に支援して成功させる。そうすれば10年後には多くの企業がDXしているのが当たり前になる。

つまり、我々の使命は「未来を先取りし、社会に普及させることで、未来の繁栄を牽引する事」にある。ネット広告や効果測定を普及させたように、あらゆる会社をDXさせる事で、日本の競争力は確実に上がる。

さて、理由や経緯はそこまでに、社名は「デジタルシフト」にしようかと思いましたが、ホールディングスはより大きな概念のワードにした方が良いとの専門家のアドバイスで「デジタル」ホールディングスにしました。「よく商標取れたね」と何人にも言われましたが、ビッグワードゆえに誰も取得していなかったのです。今後世の中でもデジタルを冠した社名は増えると思いますが、その親玉のような存在になりたいですね。

実は社名変更に関しては、2018年にも専門家・デザイナーを入れて議論をしました。しかし、社名は人によって主観が異なり、最終的にしっくりくる社名にならず、その際は社名変更を諦めました。今回は「デジタルシフトカンパニーになる!」との覚悟を示そうと、業態を表す社名にこだわりました。

またロゴについては、今後は「スマホやTVなどのデバイスで表示される=背面が黒で映える色を使う方が良い」との専門家アドバイスで赤(NETFLIXやYOUTUBEなど)を基調としました。グループ会社にも赤基調の会社が多かったのもプラスでした。従来は白背景で映える色でコーポレートカラーを選ぶ会社が多かったのですが、これからは黒背景で映える事を考えねばなりませんね。また、アプリなどではロゴマークはもはや使わないのが主流ゆえ、ロゴマークはあえて使わずに文字の色やデザインなどで遊ぶ(グーグルのような)形で対応を考えています。

オプトという社名は創業時に私が命名しました。ソニーなど覚えやすい3文字で、パピプペポを入れると快活で良いなどから、オプトの基本理念でもあるオプティミズムを表すオプトにしました。ブルーも私の好きな色。お花や人をモチーフにしたロゴも私は大好きです。ネット広告会社オプトはそのまま社名も、ロゴも勿論残ります。

今回はそんな思い入れのあるオプトという名前やロゴを変えてまで、デジタルシフトカンパニーへ変貌する覚悟が上回ったという事です。皆さんと一緒になって、社会のデジタルシフトを本気で成し遂げたいと思っています。宜しくお願いします。

最後に新しい社名に込めたメッセージ動画をご覧下さい。鳥肌モノですw


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