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「英語はできるけど、IT未経験」の場合のキャリアパス

当社のキャリアパスについてお話します。

当社のキャリアパスは、IT系統括責任者である常務を中心に、数年前から徐々に整備が進められてきました。


当社は、「英語はできるけど、IT未経験」で入社する人が多いです。   バイリンガルSEへのキャリア形成は、

入社するとまず、ITの基礎を身につけるために初心者向けのIT基礎研修を受けます。これは1~2か月かけてみっちりと行います。

例えば、ハード面ではパソコンを分解し、さながら実況中継のように、物理的にハードディスクやメモリがどこに入っているかや、基礎的なネットワークの知識など、理解しやすい研修をこころがけ、またソフト面では、実務でよく使うExcelの応用やパワーポイントを使ったプレゼンなど少人数ならではの利点を生かしアットホームな雰囲気で行っています。

このみっちり研修が終わったら、皆一定のIT知識を得ており、国家資格のITパスポートを取得してもらいます。

ここで全くIT未経験だった新入社員にも自信がついてきます。この上で、現場に入っていきます。


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最初の現場は、色々ありますが「バイリンガルITヘルプデスク」のお仕事からキャリアをスタートすることが多いです。              

ヘルプデスクを経験することで、ITの応用力や実務に即したより深い知識を習得することができ、SEとしてのキャリアを積むことができます。


ヘルプデスクを経験するなかで、本人自身に「もっと、こういうキャリアをつみたい」「私は、これが向いている」という思いや希望が出てくることもしばしばです。 ですので次のステップとしては、その人の適性や希望も考慮しながら、システム開発や、インフラ系エンジニアなど、より高度な領域へとステップアップしていきます。

現在は一口にITといっても、その内容は細分化・専門化されており、1つの分野を習得したからといっても別の分野では未経験となり、そのためIT業界内でのキャリアチェンジはそう簡単にはいかないという傾向がありますが、当社はその壁を取り払うための様々なサポートも社内で行っています。

講師陣には、PMとしての開発経験の長い常務や、社内SEの経験も豊富で、インフラに強いITエバンゲリストがおります。これらの講師を中心に、社員がキャリアチェンジできるための取り組みも行っています。


また、技術よりもマネジメントに適正や志向がある人には、人の育成や管理の領域で、ステップアップしていくキャリアパスも用意しています。人にはそれぞれ持ち味があり、その持ち味を生かすことをキャリアパスの上で大切にしています。

中小ならではの、流動的な人のアサインや、社員一人ひとりに焦点をあてたキャリアパスを実施することで、社員の成長をうながし、それが結果的に会社の成長につながると考えています!





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