留置場から出てきて2回目の週末
先週末は妻に別れなくていい方法は無いか相談しました。
ここ数年関係はずっと関係は悪く、今回の逮捕が別れ話の原因ではなく、きっかけであることは頭では分かっているのです。でも、週末真っ暗な家に帰って来ることや、朝起きても誰もいない家を想像したらたまらなくなりました。
妻からは、もう昔のような関係には戻れない、あなたに薬物依存という病気がある以上、また悩んで薬に手を出さないとは言い切れない、だから分かれるしかない。と、理路整然と言われました。子供が高校に上がるあと数ヶ月間はせめてお互いに気分良く過ごしたいのにと。
正直、全くその通りで、こんな自分を一度は信じて日本まで来てくれたことに感謝をしなければいけない。本当に今まで経済的にも感情的にも迷惑をかけた事を謝らなければならない。彼女のやりたいようにさせることが今できる一番いいことだと、頭の中では分かっていても、なんとかやり直せないか考えてしまう。
自分の事ばかり考えて、私の人生はどうしてくれるの、と言われました。子供と二人で上海で暮らしていたときの方が、ストレスもなくずっと気楽だった。確かに今の方がいい住環境かも知れないが、常に経済的なことを考えて、土日もないキツい仕事をしなければならない。日本に来たことを後悔したくないから、せめて息子の事だけを考えて暮らさせて欲しい。全く反論の余地なしです。
やはり、別れるしかない。願わくば、これから彼女が少しでも気分良く暮らせるように。気分が落ち込むと、覚醒剤吸っちゃいたいなあ、という気持ちが湧いてくる。そうすると、あの奈落のような留置場生活を思い出す。今度は確実に刑務所だ。自分は前科者で今はパスポートも満足に更新出来ない身分の事を思い出す。逮捕されてから自分の周りの世界が全て変わってしまいました。この世界を受け入れて、その中でこれ以上他人を傷つけないように、最善と思われる道を選んで行くしかない。
昨日は3時間しか寝られませんでした。失わずに済んだ仕事でベストを尽くさなければならないのに。月曜日からちょっとダメです。
カウンセリングを受けられないか、今日、精神保健福祉センターに電話してみます。誰かに話して少しでも楽になりたい。
今日もクリーンでいられますように。突然の逮捕で2ヶ月欠勤したけど、雇い続けてくれた、社長に感謝。
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