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マーダーハウス 五十嵐貴久

読書感想文です。

今回はコレ。

『マーダーハウス』 五十嵐貴久 実業之日本社文庫

【あらすじ】

大学合格を機に住居を探していた理佐は、偶然シェアハウス「サニーハウス鎌倉」を見つける。
そこはセレブの別荘のような豪華な外見と設備、格安な家賃と好条件ばかり。
すぐに住むことを決め、充実した日々を送っていたが、同居人が立て続けに死亡する。
不安を抱いた理佐は高校時代の友人に相談するが……。


五十嵐貴久氏の小説はぼくは好きです。
毎回いろんなジャンルの小説を書いていて楽しめます。
結構、ドラマ化、映画化されますね。

リカシリーズ、交渉人シリーズ、消防士・神谷夏美シリーズが特に好きです。

リカシリーズ、消防士・神谷夏美シリーズは続いてますが、交渉人シリーズはもう新作は出ないのかな……。


ここから先はネタバレを含む可能性がありますので、ご了承ください。

今作は、マーダーハウスってなっているので、それはもう、凄い殺戮があるのかなと読んでみましたが、そうでもなかった。

物語のなかでも書かれてますが、某TV番組みたいな、美男美女が揃ってます。

シェアハウスの中では色々ルールがありますが、これが大きな伏線に……。
いろんなところに、伏線がありそれを上手いこと回収されます。

ただ、一人の人がやたらと、住人たちのことが詳しいのは何故だったのか。
ちょっとわかりませんでした。
ぼくの読解力がないせいなのかもしれません。

気になったのが高校時代の同級生が、あまりにも名探偵すぎるかなぁと。
名探偵すぎるので唐突に終わった感が強かった。

犯人のイカレっぷりは、流石、五十嵐貴久氏です。
怖いです。
ヤバイです。
頭がおかしいです。

そんなに深く考えずに読める作品なのでオススメです。

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