はちゃん

はちゃんです。20代女です。

はちゃん

はちゃんです。20代女です。

最近の記事

1ヶ月半の空白が終わった話。

久しぶりに、好きな人に、彼に会ってしまった。 もう会わない、連絡をとらないと強い決意をしたのに、呆気なく散り、会ってしまった。 お出かけに誘われた時の、鏡に映ったわたしのうれしそうな表情が、心の中にまだある、彼への想いを物語っていた。 ある休みの日の朝、聞きたいことがあったようで、ごめんと言いながら、久しぶりに連絡がきた。 少しやりとりしたけれど、そうか、理由は表面的なもので、気持ち的にしんどいから連絡してきたのね、と思った。 モヤモヤしているから連絡してしまったと

    • 彼の育った地

      一度、好きだった人の地元に行ったことがある。 遊びに誘ったら、ちょうど地元に帰る予定があったみたいで、一緒に行くかと連れていってくれた。 きっと、お互いが住んでいる近くで会うのは知り合いに遭遇する可能性を考えて気が引けるけど、地元ならいいかと、彼のずるさと優しさだったんだと思う。 電車で待ち合わせて、特急に乗り、彼のイヤホンを片方ずつ付けて、お話ししたり、寝たり、彼の地元に着いた。 彼は実家に車を取りに行って、生まれ育った地を車で巡ってくれた。 「ここが通ってた高校

      • 過去と未来

        わたしには姉がいる。 姉は元々双極性障害で、数年前に、わたしのせいで鬱の波が来たと言われ、それから会わなくなった。 昔から、わたしと姉は、よく遊ぶ時期とそうでない時期があった。 わたしのせいで鬱になったと言われる1、2ヶ月前までは、すごく仲が良かったし、遊びに行っていたし、一緒にも住んでいた。 周りの友だちに、本当に仲が良いよね、と言われるくらいだった。 もちろん姉は、姉なりの理由があって、鬱になったと言ってきたわけだけれど、私の中では完全に、姉への家族としての気持

        • ギャルとわたし

          最近、ギャルに憧れている。 わたし、20代半ばで、生まれてこの方、地味系の人間だし、そういうこと思ったことは今までなかったのだけれど。 理由は完全に1つ。 わたし家ではYouTubeをずっと見ていて、気分にもよるんだけれど、特定の人を見続ける時期がある。 その人の最近の動画から昔の動画まで見漁って、気分が他の人に移ると、同じように他の人の動画を見漁って…みたいな。 それで、最近はずっとkemioを見ている。 起きてから寝るまで、家にいる間はほぼ垂れ流し。 わたし

        1ヶ月半の空白が終わった話。

          見つけたモノ。

          木曜日の祝日の話。 今、わたしは土日祝日が休みの仕事をしている。 好きだった人も同じだった。 (またその人の話題?て感じだが許して) 毎日連絡取っていた頃、木曜日の祝日があった。 わたしも彼も、木曜日の祝日がうれしいねなんて話して。 木曜日の祝日の素晴らしさについて話して。 去年は特に、木曜日が仕事内容的に重かったから、そう思っていて。 今回、改めて、木曜日の祝日ていいなて思って。 彼との会話を思い出して。 ああ、いろんなところに彼が転がっているなあ。

          見つけたモノ。

          最後にあの人に会った日、2人でカラオケに行った。 彼は、歌うのが苦手だからカラオケは好きじゃないと、みんなの飲み会でよく言っていた。 だから、彼の歌はあまり聴いたことがなかった。 けれど、一度、ご機嫌だったのか、電話の向こう側で料理をしながら歌を口ずさんでいて、それがとても印象的だった。 そんな彼から、居酒屋を出るときにカラオケに行きたいと言われ、とても意外だった。 わたしの家に行っても暇だし、と思ったのかも知れないし、本当の理由は分からないけれど。 彼は、歌うた

          自分のために逃げる

          4月になり、昨年度までかかわっていた子どもや保護者と少し離れた。 かと言って、全然会う。全然近い。 しかし、そのことが発表されると一人のお母さんに、冗談で、「逃げたでしょ〜!」と言われた。 私(お母さん)からなのか、子どもからなのかは分からなかったけど、逃げたつもりでは全然なかったので、予想外だったし、驚いた。 ただ、そのことを先輩に笑い話として話すと、「バレましたかって言った?」と、これまた笑いながら返された。 そこで考える。 あれ、わたし、逃げたのかな。 実

          自分のために逃げる

          愛が込められた言葉

          好きな言葉がある。 いつかどこかで見かけた、『名前は、世界で一番短い詩で、人生で一番深い愛である』というものだ。 わたしの名前は、元からある言葉だ。 もっと言えば、月の異名である。 それ故、生まれた月をよく当てられるが、今でも、初めて「○○という名前ということは、〇月生まれ?」と聞かれた時のことを覚えている。 小学3年生の頃だったと思う。学校から家に帰る道で、駅に向かって歩いていた他のクラスの先生に話しかけられた。 小学3年生だったわたしは、自分の名前だから月の異

          愛が込められた言葉

          若いとか女とか

          わたしは、障害のある子とかかわる仕事をしている。 そして、自分で言うのもなんだが、子どもには好かれる方だと思う。 その様子を見て、「〇〇(子ども)は若い女の人が好きだからね。」と言ってくる人が少なからず、いる。 確かに、『若い女』が武器であることは分かる。 でも、『若い女の人』は全員、子どもに好かれている? 『若い女の人』しか、子どもに好かれない? そんなことない。 わたしは、職場の中では上位で、子どもたちが大好きな自信がある。 『若い女』というプラスの力があ

          若いとか女とか

          星と月の話。

          昨年の途中まで、付き合ってた人がいた。 向こうから言われて別れたけれど、その数日後に向こうから連絡がきて、それから毎日連絡をとって、月に何回か電話して、たまに会った。 わたしはやっぱりまだ彼のことが好きで、彼との連絡が毎日の励みだったし、いつかまた彼と一緒になれたらと思って、彼が望むわたしの姿でいられるようにがんばった。 けれど、付き合ってたころから彼には他の女の子がいるんだなと思っていたし、それは別れてからも同じだった。 この前、金曜日の夜に会うことになった。 彼

          星と月の話。