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はじめてのおつかい

先日、子どもたちに「はじめてのおつかい」に行ってもらいました。

今回はその時のことを書いてみたいと思います。

はじめてのおつかいのタイミング

先日、長男が学校で買い物について学習する機会があり、いつ、どこで、なにを買ったか、その店を選んだ理由などをお家の人に聞いて書く、なんていう宿題?がありました。

買い物について学習するような年齢になったんだなと思ったら、子供達は一人で買い物にいけるのだろうか?今までとくにおつかいとか行かせてなかったことに気づきました。

そんな折、在宅勤務の母の周りで、緊急事態宣言下ということで、学童に行けない子どもたちが暇だ暇だと騒ぐので、そうだ!とひらめいたのです。

要するに思いつき。思い立ったが吉日といいますし。笑

はじめてのおつかいで心配なこと

なんの準備もしていなかったけど、とりあえず大丈夫そうか考えます。

①お店に無事にたどりつけるか
②目的のものを見つけられるか
③お金のやりとりをちゃんとできるか
④想定外の事態が起きた時に対処できるか

こんなところでしょうか?

①については、目的地を時々行く駅に隣接したスーパーにしました。

本当はよくいくお店がいいのだろうけど、仕事をしている関係で、買い物は宅配だったり、週末にまとめ買いだったり(駐車場のある遠い場所)、日用品はネット購入がほとんどで、これがベスト!というお店が思い当たりません。。

駅までの道順は保育園時代に1年弱毎日通っていたので、たぶん大丈夫。
お店は保育園時代は工事中だったので、なかに一緒に入ったのは数回な気もするけれど💦

駅前なので、人も車も、狭い歩道の自転車もなかなか多く、途中横断歩道を2回は渡らないといけないというところは心配ですが、普段の様子からみて大丈夫かなと判断しました。

②については、〇〇を買ってきて、とすると売ってなかったときにどう対応するか考えないといけない、という問題がでるので、今回ははじめてということもあり、「自分が朝ごはんに食べたいパン」としました。売っているものの中から選ぶならいいかな、と。
その代わり、予算を設定して予算分のみの現金を持たせることにしました。

予算は100円。

安すぎたかしらと、不安になりましたが、初めは長男1人に200円もたせて、食パンとかロールパンとかの予定でした。急遽2人になったので予算を半分に。。。(思いつきゆえに無計画)

③については、普段私と一緒に行く買い物ではキャッシュレス決済がメインなので、紙幣や硬貨を扱うのは近所のパン屋さんとかぐらい?
家ではお買い物ごっこや人生ゲームなんかで、お金を渡してお釣りをもらう、ということは経験しているけれど、、でもまぁ大丈夫!

④については、例えば途中でお金を落としちゃってることにレジで気づいたとか、買おうと思ったものが予算オーバーだったりとか。子供が困るだけでなく、お店の人も困ってしまうようなとき。お店の人が困るのは申し訳ないので「お母さんの電話番号」と書いた紙をもたせることにしました。
あと、道中でなにかあったらは、登下校で大丈夫なのでとくに問題ないかと思ったのだけど、念の為駅前の交番の場所を再確認、という感じで気持ちの準備をすることにしました。

はじめてのおつかいに対する子どもたちの反応

まずは、ひとりで買い物行ってみたい?と聞いてみました。

3年生の長男に向けて聞いたつもりだったのだけど、横で聞いていた1年生の次男のほうがノリノリです。

次男が行くとなって、自分が行かない、とは言いづらいのか?長男は「行ってほしいなら別に行ってもいいけど」、とつれない素振り。

あれ、長男は準備期間がもうちょっと必要かな、と思ったものの、今更長男だけのつもりだったとか、やめたなんていうと、次男が騒ぎ出しそうなので、なんなら2人で行ってくれてもよかったのだけど、そこはお互い1人で行きたいようで、最終的に次男から行くことになってしまいました。

予算は100円ね、と次男に渡したところそれじゃ消費税が、なんてしっかり?ちゃっかり?したこと言うから10円追加。

はじめてのおつかい前の子供達の経験値

2人とも習い事をしていないため、家と学校以外で一人で行動という経験が乏しいです。近所の公園に遊びに行くくらい。最近は外出自粛というのもあって、公園遊びもあまり。

そんな状態がいつまでも続くのは心配なので、3年生の長男は、この夏に図書館に一人で行って本を返して、新しく借りて帰ってくるを実行。特に問題なく行けた様子。
お財布をもっておらずお金を持っての行動は初めて。
心配性な母に似て?物事にはわりと慎重派、母よりも本人のほうが不安そう?

1年生の次男は、小学生になってようやく、1人で登下校・近所の公園に遊びに行くを実行。
慎重派の兄と比べると無鉄砲なイメージが強く、こちらは母のほうが心配。。

予算内で買いたいものを選ぶ、というのについては、スーパーでおやつを買う時に、○円まで好きなものを選んでいいよ、で時々練習済み。値段が2種類(税抜・税込)あることも理解していて、今日の予算はどっち?(税抜・税込)と確認もしてきます。笑

お金のやり取りはたぶん大丈夫だと思うけど、、家族と先生以外の大人と話す機会がそんなにないので、なにか困ったことがあったときという要素が加わったときでも大丈夫か?が心配どころです。

はじめてのおつかいに出発

2人とも自分の財布はまだ持っていないので、母の小銭入れに110円だけ入れてマイバッグとともに渡しました。

仕事中なので、こっそりついていくことはせず(本当はしたかった)、ドキドキしながら帰宅を待つことかれこれ。

仕事の時間はあっという間にすぎるのに、帰りを待つ時間は長い、なんとも複雑な時間の進み具合を感じながら、ただいまーっと元気に帰ってきた次男。

本人は笑顔で、なにかやりきった感じのある満足げな表情。

買った商品とレシート、お釣りを確認し、無事にお買い物ができたことに安堵して本人から話を聞くとこんな出来事が。

①レジがセルフレジだった。
(言われて思い出した!あの店は、レジの一部がセルフで、現金払いの場合は自分で操作しなきゃだった!!)
⇛優しい店員さんが教えてくれたから大丈夫だった。
(昼過ぎの混んでない時間帯でよかった!)

②お釣りが(本人が思ったより)多かった。
⇛商品には「20%OFF」のシールが貼ってあった。本人は予算いっぱい買ったつもりだったみたい。セルフレジにも持っていた110円全部投入していたことがレシートより判明。値段を確認して必要最低限を投入、という判断はまだ難しかったようです。

そして、無事に買い物できた弟の様子を見て安堵したせいで、兄も大丈夫だよね、っと余計な一言を行って送り出した兄は、変なプレッシャーを感じてかそんなこと言わなくても!と怒りながら出発(母の失敗💦)

でも、無事にお買い物を終えて戻ってきたときには笑顔。やっぱりやりきった感がある。

同じくセルフレジだったけど、こちらは店員さんのサポートはなく、それでも一人でちゃんとできたとのこと。よかった。

同じく美味しそうなパンを予算ぎりぎりで買ってきて満足。

2人のはじめてのお使いは無事に終了したのでした。

はじめてのおつかいで得られたこと

お店に行くことや、お金のやりとりといった経験ももちろんですが、一番は「一人でなにかをやりとげた」という達成感、自分でもできる!という自信かな、と思います。

帰ってきた子どもたちの顔の素敵な笑顔が印象的でした。

そういう意味では、おつかいでなくてもよかったのかもしれませんが、普段持ち歩くことのない「お金」を持っていくという経験は大きかったかもしれません。

はじめてのおつかいの注意点

最近はレジが多様化しているので、今後おつかいを頼むことがあるときは、どういうレジかも気をつけないといけないですね。セルフだとちょっとハードルがあがる感じがします。「現金」って英語は併記してあっても、フリガナはあまり書いていないような。。(普段現金使わないのであまり気にしていないのですが。。)

あと、困ったときにお店の人に助けてもらうとなると、時間帯によっては混雑していてお手間をかけてしまうことになるので、行こうとしているお店が比較的空いている時間帯であることも慣れるまでは大切かな、なんて思いました。

おわりに

親も子も?ドキドキのはじめてのおつかい。
自分のはじめてのおつかいの記憶はまったくありませんが、みなさんやお子さんはどんな感じでしたでしょうか?

我が家では、ちょっとしたおつかいは、在宅勤務の私の運動をかねていることもあり、子供に頼む機会は積極的につくらないと発生しなさそうですが、こういう達成感・自信を得られるような自立につながること、少しずつできたらなぁと思います。

こんな経験がおすすめなども、あれば教えていただきたいです!

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今回、はじめてヘッダー画像に「いらすとや」さんのイラストを使わせていただきました。「おつかい」とか「見守る」なんていう検索ワードでイメージにぴったりのイラストがでてくることにびっくりしました。
あちこちで見かけるのも納得。色んなパターンがありつつ、みるとすぐに「いらすとや」さんのものであるとわかる統一感がすごいですね。しかも利用が概ね無料とは。。

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