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「見える化」は行動の量と質を上げる~夫婦漫才へ初挑戦~

2019年12月8日(日)、お世話になっているダイビングショップ(以下ダイブショップ)の忘年会で私たち夫婦は30人の観客の前で漫才をし、大盛況に終わることができました。

本番1週間前から取り掛かり、夫婦共働きの中、短い練習時間ではありましたが、大成功を収めたのは、①紙②ツイッター③動画を使って、3つの「見える化」を活用し、効率よく練習ができたからだと、今振り返って思っています。

■なぜ忘年会の出し物を引き受けたか

「はっち(私のあだ名)!おめでとう!忘年会で、徳ちゃん(夫)と出し物を出す人に選ばれました!」

11月22日の夜、天草旅行で夕食を食べていると、ダイブショップのオーナーから一本の電話がありました。

『あぁ・・・。これは大変なことをお願いされたぞ・・・』

と心の中でつぶやき、一瞬断ることを考えましたが、すぐに引き受けると返事をしました。理由は2つあります。
1つ目は「お願いする側」と「お願いされる側」の両方の立場を経験したことがあるから。

【お願いする側】
「この人だったら場を盛り上げてくれそう」「協力してくれそう」。断られるかも知れないけれど、「いいよ。」の言葉に期待を込めて、申し訳なさそうにお願いしている。
【お願いされる側】
出し物を考えるのも大変で面倒臭い。時間もないし、人前でなんて恥ずかしい。

4年前、私は「お願いをする側」でした。結婚式の余興を、友人にお願いしたときに、快く引き受けた友人を見て、いつか「お願いされる側」になったとき、私も同じように気持ちよく引き受けようと考えていました。

もう1つは、普段では出来ない経験ができる思ったから。仕事以外で、人前で何かをしたことがありません。この機会に挑戦してみたい。夫と2人だったら、1人で挑戦するよりも、練習も本番も楽しそう。自然と良いイメージが沸きました。

瞬時に2つの理由が頭に浮かび、私は「YES」と即答しました。オーナーは驚き「ネタは俺が考えようか?」と心配してくれましたが、自分たちで計画することを伝え、電話を切りました。
この日のうちに、夫婦で話し合い漫才をすることを決めました。

■見える化ーその1「紙に書く」

忘年会の出し物は、私たちが好きな漫才を完全コピーですることにしました。ネタの内容についてはこちらです。

まず私は、漫才の内容を文字起こししました。

原稿はA4用紙2枚半になりました。文字起こしをすることで以下のことに取り組むことができました。

・練習するペース配分を決めることができた
・漫才の流れを把握することができた
・大阪弁では感情が込められないので博多弁に変換した
・気軽の書き込んだり内容を変更したりした

■見える化ーその2「ツイッターでリアルタイムに残す」

練習中は毎日、練習での気づきをツイッターに残していました。練習の都度、気付きを残すことで、前日の失敗や気付きを意識しながら、スムーズに練習に取り組むことができました。

ツイッターを振り返ることで、成長を実感したり、そのときの感情を思い出したりしながら楽しく取り組めました。そして何より、ツイートすることで、私の考えや気付きを夫と共有することができ、夫婦で一緒に振り返ることができました。

■見える化ーその3「自分たちの姿を自分の目で見る、知る」

暗記をして、スムーズにやりとりができるようになった4日目、携帯で自分たちの姿を撮影しました。更に私の両親にも見てもらい、客観的に自分たちの漫才を知る時間を作りました。

一生懸命に練習していると、やったことに満足してそうな気がしてきました。しかし自己満足では面白くない。どうせなら見ている人に楽しんでもらいたい。そう思い、自分の目で評価ではなく、他者の目で評価してもらうことにしました。フィードバックをもらうことで、これまでの練習のときには気付けなかったことに気付くことができ、意識と行動を変えることができました。

■「見える化」は行動の質を上げる

『自分のストーリーだからこそ、諦めたくない~』

これはkiroroの「未来へ」という曲のワンフレーズです。この曲は私の好きな曲で、何かを諦めようとしたり中途半端にしようとしたとき、この曲が頭の中で流れ、つい頑張りすぎてしまうのです。

そんな性格の私ですが、気負いせず、楽しく練習に取り組むことができたのは、「見える化」をすることで、頭と心を整理することができたからです。それにより、1日の取り組むことが明確になり、短時間で集中して取り組むことができました。

「見える化」は行動の量を増やし質を上げてくれ、目標に大きく前進させてくれます。

来年は「見える化」する量を増やし、色々なことに挑戦していきたいと思います。

わぁぁーーーー!!が、、、頑張ります!!