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結婚式にまつわるお金のはなし。

前回の①結婚式とは何?②結婚式を作った話をお届けしました。

今回は結婚式にまつわる費用の話です。

私たちの結婚式を語るには、「費用」は切り離せません。当時私たちは貯金が少なく、また、夫が事業を始めたばかりということもあり、できるだけ予算を抑えたいと考えました。

「何かをする = お金が掛かる」

気付けば、雪だるま式に金額が膨れ上がる結婚式。けれども私たちは当初の見積り通り、結婚式を挙げました。それは最初から最後まで、冷静な目で選択したからです。

■STEP1-見積書の何を見る?

▼実際の見積書

式場は3ヶ所見学しました。その際、各式場にゲストは70人(仮)で見積書を作成してもらいました。

3ヶ所を比較し、安い式場を決める。

という理由ではありません。見積書は①具体的な打ち合わせ②各項目の目安の価格を知るためです。

■金額は加点方式ではなく減点方式

式場を決めたら、再度見積書を作成してもらいました。そのときは

・やりたいことを全て伝える
・金額に関する疑問を解決する

に気を付けました。理由は、結婚式に掛かる最大費用を知りたいから。

「金額に関する疑問を確認する」とは、事前に3ヶ所の見積書を比較し、金額に含まれていないものを確認していきました。

例えば、他の見積書に入っていた『親族の控室』の費用は、私が挙げた挙式場には入っていません。確認したところ、費用は発生しないということでした。

このように、結婚式に掛かる費用のすべてを明確にすることで、やりたいことを躊躇したり、徐々に費用に増えたりと、お金に関する不安が軽減できます。さらに「本当にしたいこと(こだわりたいこと)」と「そうでもないこと」が一目で確認でき、「そうでもないこと」は「しない」選択をするきっかけにもなりました。

■STEP2-見積書をデータ化する

見積書が作成したら、その見積書をExcelにデータ化します。結婚式の準備を進める前に作成します。

▼イメージサンプル

見積書の内容のとおり①項目②単価③数量④金額を項目に入れ、さらに①実際に掛かった費用の項目(項目、単価、数量、金額)と②差額の項目を追加します。(※黄色く塗りつぶしたセルを参考)

小さな金額でも数量が多いと大きな金額になるので、どんぶり勘定せず、1つひとつの金額を把握し、全体の金額を知ります。そうすることで、お金を掛けたい部分にお金を掛けたり、不要なものは削ったりとコントロールしやすくなります。

金額を調整するには①動くもの②動かないものを分ける必要があります。動かない項目は文字を赤くし、分かりやすくしました。

■STEP3-動くものを作るには時間が必要

▼席次表のタグは100枚入りで200円

動くものとは、招待状や席次表などのペーパーアイテムと、撮影代やビデオ代などです。私の場合、ウェディングケーキも持ち込み可能でした。

STEP1とSTEP2が終われば、後は行動あるのみ。結婚式の準備で、最もこの時間に費やしました。実際には見積書の価格を目安に、インターネットでペーパーアイテムを探したり、ホームセンターなどに行ったり、打合せしたりと「自分で作る or お願いする」を判断していきました。

私は時間に余裕を持って、ほとんどのペーパーアイテムを手作りしました。しかし結婚式が近づくにつれ、BGMや席順、両親への手紙など、やることがどんどん増えると、そうもいきません。忙しくなる前(結婚式の3ヶ月以上前が理想)にペーパーアイテムの完成がおススメです。

▼余興で使うの問題用紙を作成

■結局いくら掛かったの?

結婚式当日は90名近いゲストが参加し、最終的な費用は300万円以内で抑えました。

※前撮りやアルバム費用などは含まれていません(行っていません)

厚生労働省の人口動態統計の結果によると、2015年に入籍を済ませたカップルは643,749組です。そのうち結婚式を挙げたカップルは35万組で、割合にして54%しかいません。(リンク元:知りたいマイウェディング

結婚式を挙げない理由の1位が「結婚式費用が高い」です。けれども

結婚式は選べるし作れる。そして誰もが、理想を追求した結婚式は挙げられる。

1歩踏み出せば、セカイはきっと変わるはず。そう信じています。

わぁぁーーーー!!が、、、頑張ります!!