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【76本・77本】1/11志賀島でダイビング

1月11日に志賀島に潜ってきました。前回志賀島に潜ったのは、去年の11月以来で、約2か月ぶりです。

福岡の海は北風に弱い。ホームグラウンドである、志賀島の白瀬の海は、風の影響をとにかく受けやすい。北風、北西、北東の風が吹くと潜れない。東の風でも、潜れない日もあります。

だから北風が吹く冬に、白瀬の海に潜れるのは珍しく、夏に潜るときよりも嬉しくなります。

▼ホームグラウンドのダイビングスポット(白瀬@志賀島 福岡)

■陸から見た白瀬(志賀島)

この日の最高気温は14度、水温は14度と、陸上も水中も同じ温度でした。水中で40分を超えると、肌寒く感じてきましたが、陸に上がると、風は無くポカポカ陽気です。

▼海の様子

海の様子は、たまに波があり、水面は多少揺られましたが、水中は問題ありませんでした。

▼30cm以上あるクロダイ発見

現在、志賀島ではクロダイが沖周辺に大量発生しています。どこでその噂を聞きつけたのか、海と陸には、多くの釣り人がいました。機会があれば、釣り人のネットワークについて聞いてみよう。

クロダイは釣りや食用で人気の魚です。最大で70cmの大きさで、2~3年かけて30cmほどのまでに成長します。釣りでは20cm~50cmが主なターゲットだそうです。

それでは、海の中をご案内します。

■海の中から見た白瀬(志賀島)

海の中は、11月に潜ったときと比べて、魚はめっきり減っていました。というか、ほとんどいない。

この日は、岩のくぼみに、胴部をくっ付けたように、横たわっているホシササノハベラに出会いました。

一瞬、死んでいる(もしくは死にかけている)と思いましたが、接近するとノロノロと逃げて行ったので、生きていました。

後からインストラクターの方に、ホシササノハベラは冬眠していたと、教わりました。魚はまぶたがないので、目を開けたまま寝ていたそうです。次回からは、冬眠中の魚を起こさないよう気をつけます。

水温が下がると、魚も寒さを感じ、行動が遅くなったり、岩の隙間で、じっと動かずにいたりしています。魚の数は減りますが、じっくり観察できて、冬ならではのダイビングの魅力を感じます。

冬は魚は減りますが、ウミウシは徐々に増えてきます。

ダイバーに人気のスヌーピー柄をしたシロウミウシは、今日も可愛い。シロウミウシは、年中志賀島にいます。

同じシロウミウシでも、こちらはビヨーンと伸びて、可愛くない。ナメクジみたい。

海藻の上を歩いているクロシタナシウミウシ。黒い身体で、オレンジ色の縁が特徴的です。

春に向け、徐々に海藻が増えてきました。活き活きした海藻が幻想的です。

■感想

ダイビングを始めて、2回目の冬を迎えました。去年はダイビング本数は30本前後で、泳ぎが安定せず、また、生物のことも全く知らず、今のように冬の海を楽しめていませんでした。

今年は経験本数も70本を越え、じっくりと生物を観察する余裕もできてきました。なので、あまり知られていない、冬の海をしっかり観察し、記録に残していきたいです。

次はいつ志賀島に潜れるかな。

わぁぁーーーー!!が、、、頑張ります!!