駆け出しトレーナー時代の失敗談
こんにちは!パーソナルトレーナー・コーチとして人生100年時代のカラダとココロの健康作りをサポートしている川谷です。
普段の川谷の公式ブログの方では、ダイエットや健康作りに関するお役立ち情報を発信しているのですが、こちらのnoteでは川谷の個人的な話(過去の経験や想いなど)つらつらと発信していくことにしました。
なので、『お前の身の丈話なんか聞きかねぇよ』という方は遠慮なく戻るボタンを押してください(笑)
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で、今回は川谷が駆け出しのトレーナーの時代にどんな失敗をしてきたのかということについて話していきたいと思います(文末に動画もあります)。
川谷はそれこそ、大学を出てから筑波大学の大学院に進学して、その傍らで東京に通いながらインターン生としてパーソナルトレーナーを始めました。
その時は1回500円のパーソナルから始めました。
今でこそ、それなりに多くのクライアントさんに成果を出してもらえるようになりましたが(2ヶ月で-12kg痩せたり、セッション1回で腰痛が解消されたり)、
駆け出しの時代からそんなに成果があげられたかというと、まぁもちろんそんなことはありませんでした。
その当時では本当に本当にたくさんの失敗も、また人様にもたくさんの迷惑をかけてきたからこそ、今の自分がいます。
ガンガンに筋トレさせて全く成果出ず、、、
『トレーナーなんだから筋トレをとにかくさせなきゃ!』と思っていた川谷は当時、クライアントさんが次の日筋肉痛で歩けなくなるくらいガンガンに追い込む筋トレを教えていました。
ですが、クライアントさんが望む成果を提供することが全くできずに、1ヶ月足らずでやめてしまう人もいました。
今思えばなぜそうなってしまったかというと、食事の指導をちゃんとしていなかったり、週1回のセッションだけでなんとかしようと思っていて、残り1週間のうちの6日の行動習慣を変えるようアプローチできていなかったのが原因でした。
なのでその時の経験が、『習慣化』を大事にする考え方に至ったのだと思います。
クライアントに怪我させる
これは今思えば、本当にあの時のクライアントさんに申し訳なかったのですが、セッションでクライアントさんに怪我をさせてしまったこともありました。
これは川谷が目黒のパーソナルジムでインターン生をしている時だったんですが、すごく仲良くさせていただいているクライアントで、プライベートでもご飯に一緒に行ったりとかする関係の方でした。
成果としても、長年肩こりに悩んでいて整体に行っても良くならなかったところ、川谷のパーソナルを受けていただいてそれが改善し、『本当にありがとうございます!』と言っていただけていました。
ところが、セッションのある日トレーニングの際に、クライアントさんの調子が悪いにもかかわらず無理にトレーニングをさせてしまい、スクワットの際にお尻にピリッと電気が走るような痛みがしたと訴えました。
その時、もっと自分が誠意を持って早く対応しなければいけなかったにも関わらず、無理に安心させようとして(というか自分が安心しようとして)『大丈夫ですよ』と声をかけてセッションを続けてしまいました。
結果、そのクライアントさんは治療にかからないといけない状態になり、『あんな対応されると思わなくて残念です』と言われてしまい、それ以来セッションに来なくなってしまいました。
心から信頼していたクライアントさんに言われたその一言は、自分の胸に重く突き刺さりました。
あの時も、今思い出しても、なんて最低なことをしてしまったんだと後悔が残る出来事でした。
ただそれ以来、セッションではクライアントさんの痛みや不調には常に気を配るようになりました。
そして、地域の信頼できる治療家さん(柔道整復師や鍼灸師の方)と繋がって、チームでクライアントさんをサポートするようになりました。
研究室にいなさすぎて仲間外れに
前述したように、川谷がトレーナーを始めた時は筑波大の大学院生をやっていました。
筑波大の学生は本当に研究熱心で、丸一日研究室にこもってカタカタカタカタパソコンを打っているのが当たり前なのですが、
川谷は仕事を始めてしまったもんなので、全く研究室におらず、その結果同級生や研究員の人にもあまり好かれていませんでした。
自分の研究分野のことはちゃんとやって、修士論文もしっかりと出したのですが、とはいえ研究室に全くいなかったので仲間外れにされていました。
ただ教授には『現場に生かすための研究をしたい。現場ありきで考えたいです』という意向を伝えてはいたので、教授からの理解を得られていたのは何よりの救いでした。
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とまぁこんな感じで、駆け出しトレーナー時代を過ごしてきたのですが、今思えばこの経験があったからこそ、筋トレだけじゃなくもっと本質的な原因や習慣からアプローチする指導ができたり、
痛みや不調の根本改善に働きかけたり、研究の知見を現場に生かすことができたりすようになれたのかなと思います。
本日もお読みいただきありがとうございました!
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