裁量労働制なら兼業して社内失業から復活することができる
職場に来てもやることがない。
でもそれを裏返せば、自分で何かを始めるための大チャンス。
以前の記事でも書いてきましたが、30代の自分と今の自分はどっちがいいかというと、圧倒的に今だと思います。
僕を変えたもの;
心の病気
組織変え(リストラ)
裁量労働制
兼業許可
1番と2番は、マイナス事案ですが、実は自分をリセットする起爆剤になりました。心の病気は辛いけど、自分と環境がリセットされてしまえば少なくとも症状は軽くなります。
そして3番は、自分をリセットするために業務量を減らしても給料が下がらないという、素晴らしい仕組みです。極端に言えば、一日1時間でも働けば給料がもらえるのです。ただ、病気を抱えながら、できる範囲で成果を求められますけどね。
最後に4番は、心の病から回復してきた時に来るチャンス。自分をリセットしてできた余白を「昔のように働くこと」に向けてはいけません。また、昔のように倒れるだけです。仕事が減った分、別な仕事を見つけるのに振り向けるのです。兼業や副業は、それをごくわずかなリスクで行なえる魔法です。そして、兼業起業と裁量労働制を組み合わせて、自分の会社業務を兼業と認めてもらった時、その兼業時間がものすごく輝くのです。
具体的には、新しい技術について勉強するのに、社員としてするのと、社長としてするのでは全然違います。社長は学びながら稼ぐという方法が取れるのです。ブログを書いて投げ銭をもらったり、動画配信して広告収入を得たりは、誰かに雇われている場合はアウトですが、自分が社長をやっている会社の業務としてはアリになります。そして月にごくわずかでも稼いで、自分の会社に入れるのは、やってみるとすごい達成感があるんです。たとえそれが全部法人税として吸い上げられたとしてもね。
つまり、裁量労働制の中でやれば、今まで業務時間外にやっていたこれらの活動を、通常の業務時間内に組み込む事さえ可能(兼業許可条件には注意)。リストラでやることがなく、あまり興味のない資料をまとめたりしていた時間が、「生きた」時間に変わります。やってみる価値はありますよ。