78. 時計で速度が分かる!?〜タキメーターとは〜
みなさんこんにちは。
今回は、クロノグラフの機能の一つ、「タキメーター」について紹介します。
このタキメーターを使うことによって、平均速度を出したり、作業量を出したりすることができます。
このタキメーターがどういうものかをご紹介します。
タキメーターとは
1kmの区間を何秒間で走ったかの平均速度を求めることができます。
腕時計のクロノグラフと周りのベゼルを使って平均速度を求めることができます。
元々は、レーサーやパイロットが平均速度を求めるのに使っていた機能になります。
タキメーターの活用方法
平均の速度を測るには、まず走り始めと同時にストップウォッチをスタートさせ、1kmの時点でストップウォッチを止めます。
針がタキメーターの位置を指している箇所が平均速度になります。
ただ、タキメーターは60秒以内での測定が必要になります。
70を指していた場合には時速70km、120を指していた場合には時速120kmとなります。
ちなみに500mで測定した場合には、平均時速の目盛りの半分になります。
1時間での作業量を測るには、1つの作業が何秒かかったかを測定します。
その作業をしていた時間の目盛りが差している箇所が1時間にできる作業量です。
300を指していた場合には、300回、400を指していた場合には1時間に400回作業をすることができます。
まとめ
今回はタキメーターがどんなものかと、その活用法を紹介してきました。
腕時計の機能を使って、さまざまなことを測ることができるって面白いですよね。
機械式の時計がつけたい、でも色んな機能も欲しいと思った際には、このタキメーターがついている時計を探してみてはいかがでしょうか?
それではまたどこかで。