見出し画像

忘れられないバレンタイン〜Valentine Kiss 2021〜

先日開催された「HABANE CITY CHARITY EVENT Valentine Kiss 2021」より星飾ゆいなのステージレポをお届け。

6曲の披露ではあるものの、彼女の魅力がギュッと詰まった宝石箱のようなステージだった。

画像1

HABANE CITY CHARITY EVENT Valentine Kiss 2021
2021年2月14日
葉羽市民ホール

セットリスト

1.パネンカの行方
2.アタッキングサード Part2
3.隕石が堕ちても
4.ハバリズム
5.Lunch Friend
en.1.恋のカットイン

バレンタインにちなみ、ピンクの衣装で登場した星飾ゆいな。
それに応じるかのようにピンク色のサイリウムで染まった客席。
ライブはミドルテンポの少し切ないポップス「パネンカの行方」からスタート。

「考えすぎちゃって恋に失敗しちゃう女の子の気持ちを歌いました」と、先日のインタビューでも本人によって語られたこの楽曲。
アップテンポな楽曲を想像していたであろうオーディエンスを緩やかな空気が包み込んでいくのが心地よい。

「みなさん一人ひとりに、最大限の愛を込めてこのステージを。いや、バレンタインを贈ります!」

と、この日バレンタインながらも駆けつけたファンへのメッセージを挟み、続いて披露されたのは「アタッキングサード Part2」

曲中の「恋の駆け引き、ゴールへの導き、いつでも心は中央突破、ここで決めなきゃダサいじゃん」というコールアンドレスでも、会場の見事な一体感が生まれていた。

「出来たてホヤホヤで、まだアレンジが決まってないからアコースティックバージョンね。笑」とファンを和ませつつ披露されたのは「隕石が堕ちても」。

昨年、葉羽市を襲った未曾有の災害を歌ったこの曲。
周知の通り星飾が所属する「恋のはじまりはイマ」も甚大な被害を受け、メンバーが一人になる緊急事態に。
そんな被害を被った当事者でもある星飾の、優しい歌声が会場を包む。

この日披露されたver.に近いデモ音源は本人のTwitterにアップされているので、そちらも要チェックだ。

真骨頂を見せたライブ後半

画像2

定番曲「ハバリズム」で会場のボルテージはマックスへ。
サビ部分「繰り返す このハバリズム バイクの音 よみがえるの」のフレーズが歌われると客席も”バイクダンス”にて呼応。

そして「友達以上になれない難しさと、今の関係の心地よさ」という甘酸っぱいテーマを歌ったミドルテンポの名曲「Lunch Friend」が披露され、ステージは一旦終了。

数分後、アンコールの呼びかけに星飾は本チャリティーイベントのTシャツに着替えて登場。

最後はアップテンポのライブチューン「恋のカットイン」にてライブを締め括った。

「みんなが負った悲しみも、私が負った悲しみも、明るい未来を作っていくための原動力にしていこうね!」

ラストの楽曲が披露される前に星飾から語られたこの言葉には、駆けつけた多くのファンが涙していた。

当イベントには米山選手をはじめとした「葉羽エストレーノ」に所属する選手の姿も見られた。

今後ホールツアーも予定している星飾ゆいな、この表現力からは目が離せなさそうだ。

written by はばねいろ(メディアライター)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?