鬼滅の刃、炭治郎に学ぶこと
マンガ鬼滅の刃の主人公、炭治郎は家族を鬼に殺され、生き残った妹の禰豆子は鬼になり、一瞬で人生が変わってしまいました。
炭治郎は鬼と戦いたくて戦っているのではないのです。禰豆子を人間に戻したくて、その方法を知っている鬼にたどり着くために戦っています。
大事な人を守るためだったらどれだけでも強くなれる、どんな事も乗り越えられる、たった一つの強い目標のために突き進めるのです。
炭治郎はとにかく優しい心を持っています。人間を食べる鬼は許せないが、鬼もかつては人間であり、もがき苦しみ、生きてきたのです。
炭治郎は鬼を切った後に鬼に向かって"神様、今度この人が生まれ変わった時は鬼になんてなりませんように"と手を握って祈り、心から鬼にもそのような気持ちを向けられます。そして愛を与えてもらった鬼は涙を流し、わかってくれる人がいた、と消えていきます。
どんなにひどい鬼にも慈愛の気持ちを向けられる炭治郎、私はこのマンガを読んで見習わなければ!と心から思いました。
これはマンガの世界だけではなく私たちの現実にも言える事です。
どんなに自分を攻撃してくる嫌な人でも、イライラ怒ってくる人でも、この人は過去に辛い悲しい思いをしてきたのではないだろうか?今何か辛い悲しいことがあるのではないだろうか?
と想像するだけで、その人に対する気持ちが変わってきます。実際はどうかわからなくてもいいのです。
そういう思いでその人と接すると自分はその人の感情に侵されることなく、自分でいられ相手の感情に心乱されることはなくなります。そしてその人自身も救われます。
どんなに悪徳な事をしていても、その人にとっては生きるすべであり、正義なのかもしれません。
世の中には本当に許せない人もいると思います。そういう人も親に愛されなかったという過去がある人が多いです。鬼滅の刃の鬼も人間の時家族に愛されなかったという悲しい過去があります。
なので今後生きていく上でどうしても嫌だなーと思う人に出会った時、その人へ愛を向けてみてください。出会う人全て自分の成長のためであり、出会うべくして出会っています。
みなさまに愛が届きますように⭐︎
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