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退職を後押ししたもの〜一つ目の夢は叶ったんだ〜

前回の投稿では、
"わたしは何かを生み出したかったんだ"と
気がついたと書きました。


退職が頭にチラつきはじめた頃から
いつしか私は、
クリエイティブな職業に羨望の眼差しを向けるようになっていました。

自分のセンスを活かして
素敵な花束をつくるお花やさん、
独自のスパイス配合で斬新ながらクセになる
カレーを提供するカレーやさん、
個性や髪質、骨格を活かして無限通りの髪型を造形する美容師さん、

自分の感覚やセンスを活かして人を喜ばせる職業がわたしの憧れとなりました。


しかし、憧れれば憧れるほど
一方では人を喜ばせてお金をいただけるほどのセンスを何も持っていない自分が、何者でもないように思えて

一体これまでの人生はなんだったの⁈
めちゃくちゃ遠回りをしてしまったの⁈
何を望んでも、もう手遅れ⁈
と、自己否定の感情が次々と襲ってきました。

そこで、
わたしのこれまでの人生、一体何がどうなってこうなったんだろうと、
巷でよく言う「引き寄せの法則」をもとに
考えてみました。

簡単に言えば
"願ったことが現実となる"というこの法則からすると、
過去のわたしが願ったから現実がこうなっているということ。

そういう風に考えると、
確かにわたしは将来を考える上で
"安定した職業に就きたい"ということを願っていたのです。

これは、
・親を安心させるため
・世間から信頼される人になるため
・通常の進学や就職コースから外れないため

こういった、外側からの要因が大きく影響していたと今になって考えてみればわかるのですが、学生である当時はこれらが全てのことのように思っていました。

でも、看護師という職業を選んだのは
結局最後は自分です。

自分の意志で選んだことを受け入れた上で
もう一度これまでの人生をとらえ直してみると、

"安定した職業に就きたい"という
一つめの夢は叶ったんだ!

という発想に辿りつきました。


それに、看護師をおよそ20年続けたというだけで、多くの人が信頼してくれます。
考えようによっては、願ったり叶ったりです。

ここまで思考を巡らせてようやく
妙に納得できたというか、
これまでの自分、よく頑張った
真面目に生きてきた自分よ、ありがとう〜
という気持ちに包まれ、

これが、退職を決める後押しになったような気がします。

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