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オクエゾサイシン




強そうな漢字シリーズ
奥蝦夷細辛-ウマノスズクサ科

けっして、キレイとはいえない風貌です。

春先の森の中で、
ひっそりこそっそり湿った場所で身を寄せ合って咲いています。
よーく足元を見ていないと
見つけられないかも。
たぶん、スルーしてます。

わたしも踏みそうだったし、
スルーしそうだった。

遠くを見ながら歩いていたら、
踏んでる。

しゃがんで写真撮ったり、
地面近くには何があるかなーって
這いつくばるのも楽しいです。

そして、こちらの植物。
漢方を勉強している方は、
ちょっとテンションが上がると思います。

辛さで冷えを追い出す働きの生薬
「細辛(さいしん)」です。

名前の由来は、根っこが細くて辛いから。

鼻炎や咳止めで処方される
「小青龍湯(しょうせいりゅうとう)」に使われています。

森の中では、
ヒメギフチョウってのが飛んでるんですけど
アゲハチョウのちっこいバージョンで、
ふわふわ〜って飛んでます。

サイシンの葉っぱは毒性があるんですが、
このチョウの幼虫は、食べます。
大事なごはん。

さて、植物の紹介は、
このまま森の中シリーズが続きます。

載せている挿絵も毎回描いているんですが、「上手くないか?!」って
自画自賛しています。

万太郎に近づいている気分です。
(テレビ無いので見れてないんですけどね…)

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