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『同調圧力に負けないためには?』

【シェア街オンラインイベントレポート】


話したいことがあっても場の雰囲気で喋れないことがあるあるということで、『同調圧力に負けないためには?』というテーマで開催されたコミュニティを語る会に参加してきました!

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シェア街
リアルとオンラインのコミュニティの集まるコミュニティ。
https://www.share-machi.com/
コミュニティラボ
コミュニティや場づくりの理論と実践をする研究所。
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同調圧力を感じること

参加したみんなで同調圧力について話し合った。

例えば学校で
授業中に周りを気にして発言したいことが発言できないことがあるという。

それは恥もあるのかなぁ?

一方で、先生は発言してほしくて質問をしているはずで、発言しない方がわるいと思うから発言するという声も。
その場合には、同調圧力なんかは、はなから感じていないように思う。

同調圧力は思い込み?

例えば組織で
忖度をしていることがある。
組織内ではボスの意見が大きく、忖度をしていたりする。他の意見が出しづらい状況があったりする。

同調圧力の問題点は、
自分の意見があるにも関わらず、周囲からの同調を求める圧力によって、自分の意見を捻じ曲げてしまうことにあると思う。

自分の発言をすることが大切で、自分の意見を持つことが大切だと思う。


多様性のある場所では同調圧力が生まれないのではないか?

「空気を読む」という言葉があるように、日本には周りに合わせる風潮があるように思うし、同調圧力は強いようにも感じる。

移民の多い国や、流動的に人が流れる場所だと同調圧力は弱いような気がする。
そもそも他の人、他の民族の考えていることなどは推し量れるものではないのだろう。

同調圧力は、同じ共同体として意思の疎通が図れるという自負から生まれるのかもしれない。
一つの枠に収まるから、その常識の中にはまってしまい、同調圧力を感じるのかもしれない。


同調圧力は軍隊的

軍隊ではボスの言うことは絶対。結束した一個体としての動きが同調圧力によって作られているように思う。

実体験として、転校先で衝撃を受けた話があった。

北海道から熊本に転校した。
北海道の学校は規則などはゆるく、縛りなどは感じていなかった。だけど、熊本の学校に転校すると規則や先生への態度等に対して厳しく、先生へタメ口で話していると、他の生徒から敬語で話さないとだめだよと諭される、その環境に衝撃を受けた。

教育がどうこうではなく、この話を聞いて、周囲から促される所に同調圧力のこわさみたいなものを感じ取れると思った。


あらゆるコミュニティが同調圧力の可能性を孕んでいる

共同体としての団結感は絆を生む、その反面には同調圧力が孕んでいるのではないか、と思った。

『和を以て貴しとなす』

ぼくの好きな言葉だ。
日本では古来より和を大切にする文化があるが、一方で同調圧力の意識が育まれてきたとも思う。

和というのは、争いのない状態という意味に加え、
総意、意見の集まり、自分の声と相手の声とそれぞれの声の集まりという意味がある。
和というのは、それぞれを尊重することなのであって、本来は同調圧力を与える意味合いはないだろう。

多様性を尊重できれば同調圧力を感じることはないのではないかと思う。


同調圧力に負けないためには?

そこで、同調圧力に負けないために何ができるか。

ここで挙がったのが、『旅をすること』

色んな人に出会うこと、色んな場所に出向くことを通して、多様な価値観があると知ること。

僕は旅をしてみて、海外に住んでみて、今までの常識の枠からはみ出す経験ができたように思う。その経験は、同調圧力から抜け出せる、同調圧力に沈み込まない精神性を育むものだったようにも思う。

多様性の中では、
それぞれが意見を持ち発言をしていいのだから、自分が発言してもいいだろうと思える心持ちでいられるはず。

実際に旅をすることもいいだろうし、色んなイベントに参加してみるのもいいと思う。

シェア街では、リアルイベントに加え、オンラインイベントも開催されている。シェア街のイベントを旅するように参加してみるのも面白そう。色んな人たちの集まりに参加することで、多様性を肌で感じられる。
そこではきっと同調圧力に負けない感覚を養えるのだろうと思う。


今回のまとめ
シェア街のイベントを旅しよう!


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