不登校でフリースクールに行かない→家で勉強しよう!は待って【失敗談】
こんにちは、のっぴです。
小1娘と小4息子は学校には行かず、家で過ごしています。
今はホームスクーリングという形で、子どもの好奇心や特性に合わせた学びや生活をしています。
不登校になり、しばらくたってからのお話です。
数ヶ月、勉強せずに家で過ごしている姿を見ていると、「学校へ行けない(行かない)なら、家で勉強させないと!」と少し焦っていました。
親ならば当然の思考だと思います。
少しでも学習を
国語や算数のドリルを少しでもやろうと誘っても、本人たちは拒否反応を起こしました。
渋々やるものの、学校で習った範囲でも間違いは多いし、殴り書きのような字で覚えているのか疑問でした。
学習はおろか、ただの「作業」になっていたと思います。
取り組んでいる最中は、頭に血が上り、イライラしながら、半分泣きながら終わらせていました。
勉強量は少なく易しい問題なのに、どうしてそんなに荒れるのか不思議でした。
しかし、息子の立場で考えてみれば、当然の反応でした。
(以下は、あくまで息子の場合であり、学校のシステムや学びを否定するわけではありません)
学校の足並みを揃えた一斉授業(※これは、令和5年度から変化していくようです)、役に立つか分からない目的も分からないと感じられる作業から逃げたくて学校に行けなくなった背景があります。
知らず知らずのうちに、「学習」とは「嫌なことをあてもなく続ける時間」になっていたのです。
本人からしたら、やっと学校を休む事ができたのに、また家でも苦行を強いられるのか。と絶望したことでしょう。
親への反抗心、不信感も起こり、勉強以外の生活面でもイライラするようになってしまいました。
不登校になり、ずっと家にいるなら少しくらい勉強を、、、
という気持ちはしばらく寝かせておいたほうが良い。
また、心の疲れが取れていなかったことも家での勉強に繋がらなかった要因でもあります。
十分休めているか観察することが先だったな、、と反省しています。
学習を諦めた先に
学習について親が諦めると不思議と子ども達は元気になっていきました。
久しぶりの鼻歌、ダジャレ、変なダンス。
自然と体が動いて、笑顔になって、周りが笑う。
当たり前だった家庭の空気に戻っていきました。
親が持つ、学習への期待、義務感、責任感はしばらく置いておきます。(0にはできなそう)
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