晴子

1995年生まれ。 静岡→京都→宮城→三重→神奈川 20代の記録として✏︎

晴子

1995年生まれ。 静岡→京都→宮城→三重→神奈川 20代の記録として✏︎

マガジン

  • しおり

    また読み返したいなと思った記事のきろくです。栞のように、振り返ってみた時にヒントになるように

  • 26歳の記録

    めまぐるしく変わっていく価値観や考え方、今せっかく感じているものを残していく

  • 24歳・25歳までのおはなし

    いろんなことを自己完結してしまうのはなんかさみしい!と思った2020年からの微々たる記録です✏︎

最近の記事

ネットと現実世界の線引きの仕方を考える

ネットで繋がっていることで生まれる「寂しさ」について考えてみる。 谷川嘉浩さんの『スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険』を彼が読んでその引用や感想を教えてくれたのが話の始まりのきっかけで、私は読んでいないけど、私なりにネットとの付き合い方について改めて考えてみた。 私は、大学1年生の頃にまさに寂しさを思いっきり感じていたし、Instagramで見る友達の楽しそうな様子がすごく眩しく感じていた。 みんなはこんなに楽しそうなのに、自分は…っていうような。 なぜかネットで

    • タイミングと勢いで1ヶ月前に住み始めたこの狭い狭い部屋、すごい好き。 小高い場所にあって、鳥がよくさえずっていて、紫陽花と緑が綺麗な大きい公園があって🤭あと、まどから見える空に電線がないのも!

      • 退職の話

        今年の3月末に、丸4年間お世話になった会社を退社した。私の中ではいろんな変化があってのことだったのだが、周りが驚くくらいには急な辞め方だった、と思う。 入社したばかりの頃は友達に「私一生ここで働くと思う!」と言っていて、仕事内容、社風、周りの人、どれをとっても楽しい!と思える、そんな会社だった。 辞めた理由は、前の会社が悪いということは全然なくて、私の内面の変化だった。 以下ダラダラと理由や経緯を。 ①ひとり暮らしという環境に満足した。 インテリアを揃え、全ての生活サ

        • もうひとりの私と手を繋ぐ

          もうひとりの私=エゴで、エゴは手放しましょう、とよく言われたりするけれど、実際手放そうとしたら私は身動きが取れなくなってしまった。 小さい子供が泣き喚いてそこから動いてくれなくて、私は立ち尽くしてしまうような、そんなイメージ。 存在を認めて、手を取り合って一緒にいこうとしたらすんなりとついてきてくれたので、わたしにはこっちの方が良いと思った、という話です。 そもそもなぜ私がエゴについて考えたか。 私があまりにプライドが高く、 何か刺激を受けると 私の特別なところを誰にも分

        ネットと現実世界の線引きの仕方を考える

        • タイミングと勢いで1ヶ月前に住み始めたこの狭い狭い部屋、すごい好き。 小高い場所にあって、鳥がよくさえずっていて、紫陽花と緑が綺麗な大きい公園があって🤭あと、まどから見える空に電線がないのも!

        • 退職の話

        • もうひとりの私と手を繋ぐ

        マガジン

        • しおり
          28本
        • 26歳の記録
          2本
        • 24歳・25歳までのおはなし
          10本

        記事

          横浜で、開港記念の花火が上がった。 花火を見るために走っていく3人の男子高校生の背中、バスの中で(たぶんお父さんに送ろうと)写真を撮るお母さんと小さいおんなのこ、仕事終わりかけでオフィスの窓辺に近寄る女の人。花火ってすごいな。一瞬で日常を物語にしてしまう。

          横浜で、開港記念の花火が上がった。 花火を見るために走っていく3人の男子高校生の背中、バスの中で(たぶんお父さんに送ろうと)写真を撮るお母さんと小さいおんなのこ、仕事終わりかけでオフィスの窓辺に近寄る女の人。花火ってすごいな。一瞬で日常を物語にしてしまう。

          切れない縁

          "一度出会ったら、人は人をうしなわない。たとえばあのひとと一緒にいることはできなくても、あのひとがここにいたらと想像することはできる。あのひとがいたら何と言うか、あのひとがいたらどうするか。それだけで私はずいぶんたすけられてきた。それだけで私は勇気がわいて、ひとりでそれをすることができた。" 江國香織の『神様のボート』の好きな一節。 そしてもう一つ、大学卒業を間近に控え 卒業するのが寂しいですとポロリと話した時に、バイト先の店長に言われた「人との縁は、例えば長らく会わなく

          切れない縁

          愛を込めてハナ束を

          最近よくハナの夢を見るので、文章という形でハナとの日々を残そうと思う。ハナというのは12年間私たち家族と一緒に生きた柴犬のこと。気持ちが深いからこそ、あまり誰かに話すことはせずに家族だけで共有していた愛しい気持ち。天国に行ってしまって4年が経とうとしているから、小さな物語のような感じでここに残します。 ハナが実家に迎えられたのは私が10歳の時。私は犬が本当に大好きで、小学校1年生の時からずっとずーっと「犬を飼いたい!!」とお父さんに言い続けていた。犬種図鑑なんて何周も見てい

          愛を込めてハナ束を

          還る場所

          5連休をもらったので1年ぶりくらいに実家に帰った。 今回の帰省で、小学2年生まで住んでいた場所に自転車で行ってみた。 私は小学2年生の3学期あたりに転校していて、場所は隣の校区だったので距離で言えば全然遠くなかった。 でも、私はこの転校によって純粋なこどもから、少しおとなになってしまった。 私の中で本当に何も深く考えずにいて純粋なこどもでいたのは、その小学2年生までの時期だった、ような気がするのだ。外で遊ぶのがただただ楽しくて、近所に住んでいた子供みんなで遊んでいたあの

          還る場所

          社会人3年目、今の私

          仙台に来て2年が経ち、3年目になった。 私は、仙台が好き。 仙台が好きなのは、今の会社、職場、周りにいる人たちのことが大好きだから。本当にここを選んで良かったと心から思う。 他の会社で働いたことがないから分からないけど、ここ以外で私がこんなに楽しく働ける場所はないんじゃないかとさえ思う。私にとって楽しいというのは、”悔しい”と思えることで、人よりもできないことが多い(初めてやることはことごとく何かやらかすし、芯から理解できないと動けないし本当に不器用すぎて自分がイヤになる

          社会人3年目、今の私

          ”生きている感じがする”ことのよろこび

          人生で一番苦しかった時期はいつ?ともし今聞かれたら 「大学1年生から4年生の7月までです。」と私は答える。 きっと私以外の人には決してそうは見えなかったと思う。けれど、実際そうだった。 何を苦しいと感じるかは人それぞれだと思うけど、私の一番の苦しみは、”心が動かない”ことだった。今でもちゃんとその感覚を言葉にするのは難しいのだけれど。正確にいえば、ちゃんと心の動く瞬間もたくさんあった。でももっと根本的に、私の心と頭が一致していないというか、自分の人生なのに主人公は私では

          ”生きている感じがする”ことのよろこび

          信じたいものを信じればいい

          悲しいことや心がざわざわすることがあって、どうすることが正しいのか、何を信じればいいのか、すこし分からなくなっていた。 お店を開けていることでそれを良しと思わない人たちももちろんいて、彼らの行動、言葉に気持ちが暗くなったりイライラしたり、日々変わる状況、対策のルール変更に伴う作業に追われたりすることで、私自身も「ここまでするならお店を閉めた方がいいんじゃないか」なんて考えが頭をよぎったりもした。そもそも働いている自分が否定されているような気持ちにすらなっていた。 だけど、

          信じたいものを信じればいい

          イチゴと練乳を武器にして

          私はモヤモヤすることがあった時、何としてでも回復したいがために自分にご褒美を与える。ある時は良い匂いのする入浴剤、またある時はハーゲンダッツ、そして今日はイチゴ1パックと練乳。小さくてまあるくて、真っ赤なイチゴ。でもこれを仕事帰りのスーパーで買った私はまだモヤモヤを消化できずにいて、今日はもうダメかもしれない…と思った。 最近のこの不安が蔓延するなかで、多くの人が神経を尖らせているのはしょうがないと思う。でもだからといって誰かの不安を煽ったり、不満を子供みたいにぶちまけてい

          イチゴと練乳を武器にして

          その人の輝きが宿る”もの”

          あの人が持っているもの素敵だな、とか、前はこれを可愛いと思っていたのに今はもう自分に合わないな、と思うことがある。”もの”は”もの”でしかないけど、誰がどう持つかでその”もの”の印象が変わるのは不思議だとおもっていた。そして、その答えのうちの一つを見つけた出来事がある。 今回書く話は、大学4年生の時に卒業旅行で行ったプロヴァンというフランスの小さな街で感じたことについてで、とても印象にのこっていることの一つである。この卒業旅行自体私にとっても、一緒に行ったあと2人の友達にと

          その人の輝きが宿る”もの”

          おうち時間のこと

          最近こんな感じでウキウキと外に出かけられる状況ではなく、多くの人と同じように休みの日はほとんど家で過ごしている。仕事柄テレワークとは無縁なので仕事と休日のバランスが取れていて、休みの日に家で過ごす時間を今のところ苦でなくいられている。そもそも、私はひとりで過ごす時間も生活それ自体も好きなのだ。 私は、大学生でひとり暮らしをしていた時よりも身の回りの環境を整えることが上手にできるようになった。ただ生活しているだけでその自分の成長を感じるので、その度に心の中で自分に拍手を送って

          おうち時間のこと

          境界線を越える第一歩

          noteのアカウントは4年くらい前から持っていたけど、投稿するのは初めで、なんだかドキドキする。 私は普段から日記をつけていて(とは言っても毎日欠かさずというものではなくて、気が向いたり、書きたいことがあった時に書く気ままなもの)、ここで書くことは手書きで書いている普段の日記の清書みたいなものとして残そうと思います。あくまで自分の記録みたいなものだから、あまりいろいろ気にせず書けたら良いな。 ・・・ていうのはある意味表面的な理由で、さらに掘り下げると理由はタイトルにある通

          境界線を越える第一歩