〜priority〜

どうやら人には、物事の優先順位というものがあるらしい。私が普段の生活の中で、ふと感じることのできる優先順位の上位5つは以下の通りだ。
(ここでは、呼吸や食事といった生理的なものは除外している。)

1.大学の講義、将来にかかわる説明会、書類等
2.所属している部活動の練習や行事
3.アルバイト
4.家族や友人とのかかわり
5.ファッション

ランキングで表して視覚化すると、本当に「これ」がここで、「あれ」がここでいいのかわからなくなってくる。けれども、私は普段の生活の中で、何かを優先し、何かを後回しにしてしまっている。やらなければならないことは当然、上位に君臨し、どうでもいいことは下位で跪く。同時に幾つも物事を片付けられるわけではないから、仕方のないことなのかもしれない。

ふと、自分を第三者的な視点で眺めてみると、先程提示した優先順位が入れ替わったり、全くランクインしていない物事が割り込んできたりすることがある。優先順位が1位である重要書類たちが後回しにされることも少なくない。何故、このような事態が起こるのか…。

私は、私が感情に支配されているということを知っている。嬉しい時には大声で喜び、かなしい時には涙を流す。喜怒哀楽の程度は人それぞれだが、誰しも少なからずあるだろう。敢えて断定はしない。そうした喜怒哀楽の他に、好奇心や苦手意識、自律と妥協などなど。様々な感情が引き金となり、自分の優先順位を脅かす。

でも、なんだかそれが、人間らしくていいじゃないか。感情のままに生きたっていいじゃないか。もちろん、法に触れない適度な範囲でね。
何かに縛られて縮こまったり、時間に追われたりしながら生きたって楽しくないよ。未知の可能性がある!…かもしれない。自分に正直に。

「俺は、仕事が忙しい。」
「恋人が一番大切でしょ。」
「僕は仮面ライダー!」
「毎日の散歩かねぇ。」

人それぞれの第1位。年齢や性別、経験や環境によっても優先順位は変わるかもしれない。現在の自分にとっては第1位のことであっても、1年後、10年後、20年後、はたまた明日。未来の自分にとって、それが何位であるかはわからない。今、やれるうちにやっておかないと。できなくなる前にしておかないと。伝えられる時に、伝えておかないと。

未曾有の病に、世界各国が悩まされている。日本もそのうちの一国である。行動自粛が優先順位の上位に居座り続けているのは間違いない。厳しい状況だが、自粛だって、いつまでもできるわけではない。やれるうちに自粛しようよ。将来の歴史の教科書にだって載るかもしれない時代の1ページを我々は今、生きている。
「あの時は大変だったね〜」
と笑い話にできるように。
我慢だ。
騒動がおさまったら、みんなで思いっきり、
優先順位を弄ろう。

ちょっと興味本位ですが、noteがランクインしたので始めてみます。将来の自分に向けて、拙いですが、お願いします。

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