8/24 射手座 上弦の月
どうも、水星の申し子です。
2023年8月24日 18時58分頃、
射手座で「上弦の月」を迎えます。
ホロスコープを詳しく解説する前に、
毎度ではありますが、
わたしなりの「月の解釈」をお伝えします。
「何回も読んどるからエェわ。」
という方は、月の解説はスキップして、
ホロスコープの詳しい紐解きへ飛んでください。
それでは参りましょう。
「月」ってどんな星?
あなたは「月」に対して、
どのようなイメージをお持ちですか?
どんな星だと認識していますか?
神秘的で、美しくて、
人の心を惹きつけてやまない月
月の解釈は、人それぞれありますが、
月は、美しいだけの星ではなく、
「ある種 取り扱い注意の星である」
とわたしは考えております。
わたし自身の月の捉え方は、
「月=不安定さの象徴」です。
西洋占星術では、
月を含めた10個の星を取り扱いますが、
その中で唯一、月だけが満ち欠けをします。
今この瞬間も、月はカタチを変え続けています。
「常に変化し続けている」
つまり、「一定ではなく、不安定」。
なら「不安定さの象徴」って何よ?
ってハナシですが、その答えは「感情」です。
我々は「感情をフラットに保ちたい」
と思いながら、つい外部からの刺激に反応して、
時に激しく一喜一憂するものです。
月が満ち欠けして形を変え続けるように、
わたしたちの感情も移ろいやすく、
常に一定ではありません。
だからこそ、本能的に安心を求めようとするのです。
この本能的に安心を求める欲求こそが、
まさに、「月」です。
月=感情とは、“心の中に住む仔犬”を
イメージしてみてください。
心の中で小さなわんこがキャンキャン吠えたら、
「お腹が空いているの?」
「お散歩に行きたいの?」
「遊んで欲しいの?」
よく観察して、適切なお世話や躾をする。
これが月=感情との上手な付き合い方
だとわたしは考えていますし、
お世話と躾をするように付き合うことで、
感情の波にムダに呑まれずに済みます。
今後、心がザワザワ、モヤモヤした時は、
「お世話と躾」を思い出して、
意識してみてください。
8月24日は射手座で上弦の月
「上弦の月」とは、
満月に向かって満ちゆく途中の半月のこと。
月=不安定さの象徴、刺激に対する反応
が次第に膨らみつつあるので、
感情の波が激しくなりやすいです。
そして、満月で成果を得るために
必要なもの、人、チャンス、出来事
が集まってくるタイミングでもあります。
ゆえに、上弦の月は、
「引き寄せ」と言われるわけです。
今回のチャートでも、
見事に風のサインに星がない~(゚∀゚)
23日に太陽が乙女座入りすると、
地のサインに星が6つもあるぅ~(゚∀゚)
加えて、上弦の月と同日、
水星が逆行を始めます。
思い通りに動けなかったり、
スムーズだったことが急に停滞したり、
「なんでうまくいかないの~!」
と思うことがあるかもしれません。
一時のことですから、
「今はそういう時季なのね。」
と焦らずに、コツコツ参りましょう。
では、チャートを見ます。
ホロスコープ「三強」の
火星、天王星、冥王星で
「地のグランドトライン」。
この配置は力強いですね~。
「限界なんて突破するためにあるんだろ」
「0か100かなんだよ、結果出せよ、結果!」
みたいに言われている感じです。
グランドトラインを、
チャートルーラーの海王星が引き手で
「カイト」。
「人生は自らの手で創造するんだ!」
「すべては必然であり、
魂の目的を叶えるために起きている!」
そう強く信じて、
理想を掲げて邁進する人には、
大きな後押しがありそうです。
月が位置するのは、射手座2度
「白い波帽子に覆われた大洋」
このような意味をもつ度数です。
射手座のフレッシュな度数で、
「高揚感」を感じます。
月は「第9ハウス」にありますから、
未知なる世界に足を踏み入れてみたり、
自分を成長させることにチャレンジしたり。
自然豊かな場所に遠出するのも良いし、
魂が震えるような、
自分にとっての「バイブル」的な書籍を
読み返すのも良さそう。
水星逆行期間になるので、
振り返りや復習は、とても効果的です。
この上弦の月~満月までの一週間で、
過去に読んだ本を読みかえすと、
おそらく今、必要なメッセージがもらえますよ。
月と葛藤の配置を描く太陽は、
「第6ハウス」にあります。
「誰かの役に立たなきゃダメ」
「実用的じゃないとダメ」
そんな気持ちが高まりそう。
射手座は結果よりプロセス重視。
自由に冒険していたい。
乙女座は「実」重視。
目の前の現実ときちんと向き合いたい。
この二者間で葛藤が生まれそうですね。
冒頭申し上げたとおり、
「地のサイン」に星が多く、
「結果を出したい」欲が強まるのと同時に、
「柔軟サイン」に星が多いので、
いかんせん、物事が決まらない。
状況がコロコロ変わりやすかったり、
「結果出そうぜ」と言いながら、
誰も責任をとろうとしなかったり。
「第1ハウス」の海王星と、
「第7ハウス」の火星が向かい合います。
混沌とした状況が嫌になって、
現実逃避をしようする人に対して、
「地に足付けて、現実見てくださいよ!」
と辛辣な指摘が入る。
この両者を、射手座の月が「調停」。
「なんとかなるって!
一緒に前向きにいきましょうよ!」
と雰囲気を盛り上げて助けてくれる人がいる。
そんなシチュエーションもありそうです。
今回の月の位置する度数って、
複雑に考えることが苦手なんです。
でも、「コレ」と決めたら迷わず一直線。
「不安に思っていることの97%は現実化しない」
と言われるじゃないですか。
不安から行動すれば、結果は不安。
愛から行動すれば、結果は愛。
複雑に考えすぎず、
シンプルに、ナチュラルにいきましょう。
そうすれば、射手座の真骨頂
「なんとかなる!」
以上!
皆様、beautifulな上弦の月~満月までの一週間を。
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