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5/28 乙女座 上弦の月

どうも、水星の申し子です。

2023年5月28日 0時22分頃、
乙女座で「上弦の月」を迎えます。

\YouTubeでもどうぞ!/

ホロスコープを詳しく解説する前に、
毎度ではありますが、
わたしなりの「月の解釈」をお伝えします。

「何回も読んどるからエェわ。」

という方は、月の解説はスキップして、
ホロスコープの詳しい紐解きへ飛んでください。

それでは参りましょう。

「月」ってどんな星?

あなたは「月」に対して、
どのようなイメージをお持ちですか?
どんな星だと認識していますか?

神秘的で、美しくて、
人の心を惹きつけてやまない月

月の解釈は、人それぞれありますが、

月は、美しいだけの星ではなく、
「ある種 取り扱い注意の星である」
とわたしは考えております。

わたし自身の月の捉え方は、
「月=不安定さの象徴」です。

西洋占星術では、
月を含めた10個の星を取り扱いますが、
その中で唯一、月だけが満ち欠けをします。

今この瞬間も、月はカタチを変え続けています。

「常に変化し続けている」
つまり、「一定ではなく、不安定」。

なら「不安定さの象徴」って何よ?
ってハナシですが、その答えは「感情」です。

我々は「感情をフラットに保ちたい」
と思いながら、つい外部からの刺激に反応して、
時に激しく一喜一憂するものです。

月が満ち欠けして形を変え続けるように、
わたしたちの感情も移ろいやすく、
常に一定ではありません。

だからこそ、本能的に安心を求めようとするのです。

この本能的に安心を求める欲求こそが、
まさに、「月」です。

月=感情とは、“心の中に住む仔犬”を
イメージしてみてください。

心の中で小さなわんこがキャンキャン吠えたら、

「お腹が空いているの?」
「お散歩に行きたいの?」
「遊んで欲しいの?」

よく観察して、適切なお世話やしつけをする。

これが月=感情との上手な付き合い方
だとわたしは考えていますし、
お世話としつけをするように付き合うことで、
感情の波にムダに呑まれずに済みます。

今後、心がザワザワ、モヤモヤした時は、
「お世話としつけ」を思い出して、
意識してみてください。

5月28日は乙女座で上弦の月

「上弦の月」とは、
満月に向かって満ちゆく途中の半月のこと。

月=不安定さの象徴、刺激に対する反応
が次第に膨らみつつあるので、
感情の波が激しくなりやすいです。

そして、満月で成果を得るために
必要なもの、人、チャンス、出来事
が集まってくるタイミングでもあります。

ゆえに、上弦の月は、
「引き寄せ」とも言われるわけです。

今回の上弦の月から、
「柔軟星座」で月の満ち欠けのサイクル
が始まりました。

太陽は双子座に、火星は獅子座に移り、
前よりも少し軽くなった感じないですか?

それは結構なことなのだけど、

・言うこと、状況がコロコロ変わる
・自己主張だけ激しいけど責任取らない
・誰も決めない

結果、どうしたらイイのか分からない。

そんな状況が生まれやすいです。

答えを外に求めないこと。
外側に答えは、ない。

では、チャートを見ます。


星が北半球(下半分)に偏っています。
この配置、最近多いですね。

先ほど申し上げた通り、
「自分に集中していろ」ってことです。

足下の土を丁寧に耕す。
身近な関係性を大事にする。
心の基盤を整えることに注力する。

これらが満月までの一週間のベースです。

月が位置するのは、
乙女座7度「ハーレム」

言葉だけ聞くと何ともアレなんですが、
「この世は相互依存で成り立っている」
ということを意味する度数です。

「ハーレム」って、
王様が大勢の美女をはべらせて宴をする、
みたいなイメージが強いですけども、
もともとは、
「女性の身内以外の男性は
立ち入ることが禁じられている場所」
という意味だったそうです。

自分の夫や子供以外は、
奥さんの部屋に入ってはダメということ。

アラビア諸国の女性たちって、
外出時に顔や身体を布で隠しますよね。

あれは、妻に対して他の男性が
性的興奮を覚えないようにするためだそうです。

部屋は男子禁制!体や顔は隠せ!

一見、窮屈なルールに思えるけど、
一方で、女性は守られているわけで、
「妻という役割に徹する」と割り切れば、
そっちの方が楽だったりもします。

この現実世界は、ハーレムが象徴する
「相互依存」の関係で成り立っています。

雇う側、雇われる側。
稼ぐ側、養われる側。

政治(国家)と国民も同じ。

それはある種、
支配する側、される側
依存する側、される側
という関係性でもあります。

服従して言うことを聞く代わりに、
生活は保障してもらう、
責任は取ってもらう。

「いやいや、不自由すぎる。
生活は何とかするし、責任も取るから、
支配されるなんて絶対に嫌だ!」

と反発する選択肢がある中で、
「互いに依存し合う事実を受け入れる」
そういった意味が込められた度数です。

月はディセンダントに重なっています。

ディセンダントは、
「あなた、他者」を意味する場所。

対岸のアセンダントには土星が重なります。

アセンダントは「わたし」を示す場所で、
土星は月と真正面から向かい合います。

ここを掛け合わせて紐解くと、
自分の意思を諦める人が増えそうな気がする。

良い意味で現実を受け止めるというより、
納得はしていないし、本音は違うけど、
「めんどくさいんで、従います。」
みたいな印象を受けるんですね。

心を冷たい鉄の檻に閉じ込めて、
傷付かないように防衛する、
“意図的な鈍感さ”を感じます。

欅坂46『サイレントマジョリティー』
が流れてくる感じ、伝わります?

まあ何とも、今の日本を
そのまま表現したようなホロスコープで、
ため息をつきたくもなりますが、
今の日本人に対する警鐘なのかもしれませんね。

今、日本で新しく生まれている産業、
ないですよね。

かつては「ものづくりニッポン」
と言われていました。

国内最大の企業「トヨタ」は、
半導体不足で生産数が2割以上減少し、
世界の企業ランクでは第40位です。

世界各国で賃金は上がり続けているのに、
日本は横ばい。
発展途上国でも上がっているのに、ですよ。

企業は、最も大きな経費である
人件費を削減したいので、
今後は昇級も難しくなるでしょう。

それなのに、物価は上がり続け、
税金は更に増えそうですよね。

出生率は下がり続け、
2022年の死亡者数は過去最高。

日本の人口はどんどん減り続けるので、
海外の人を受け入れざるを得ない。

将来的には、おそらく
日本人よりも海外の人の方が多くなり、
その人達が政治を動かすことになります。
実質上の「日本消滅」、あり得ます。

世界各国で18歳の子達に
「未来に希望が持てますか?」
というアンケートを取ったところ、
インドでは8割が「YES」、
西欧でも5~6割が「YES」。

では、日本は?

「25%」だそうです。
日本の若者は未来に全く期待をしていない。
そういう日本をつくってきたのは、
我々なんですよ。猛省。

ずどーーーーーん。

と落としたところで、

「NO!と言いなよ!
サイレントマジョリティー」

なんですよ。

「声を上げない者たちは賛成している」
んですよね。

サイレントマジョリティーに
成り下がっていては、
政界の老害たちと共に、沈没ですよ。

嫌じゃん。
日本人よ、もっともっと危機感を覚えよ。

「とりあえずご飯食べれてるし、いいや」
じゃねぇよ!!!!!
って喝を入れられているような気がしました。

だって、働いて稼いだお給料の半分、
税金ですよ?

一年間で言うと、
1月~6月に稼いだ分は、納税です。
残り半年でもらった分が自分のもの。

文字にしたら、驚愕でしょ。

防衛費増やす法案が無理やり可決されそうだし、
税金、もっと上がりますよ。このままだと。

それでいいの?
声を上げないのは賛成と同じことよ?
NO!と言いなよ!
サイレントマジョリティー

ってハナシです。

冥王星水瓶座の時代は、
「個」がそれぞれに手を取り合い、
凸と凹を埋め合って、ピースを繋いで、
美しい世界をつくる時代です。

それぞれが才能や能力を発揮し、
それを互いに交換し合い、
みんなで勝つ時代なんです。

大きな力にひれ伏して、
その代わりに暮らしを守ってもらう、
そんな時代はとっくの昔に終わりました。

いつまで夢を見ているんだ。
国は守ってなんかくれませんよ。

どこかの政党に任せておけばイイ
というレベルではないのよ、もはや。

国民一人一人が危機感をもって、
「どげんかせんといかん。」ワケですよ。

政治家の演説みたいになりましたけど、
でもこれが事実ですよ。

今回のホロスコープを見て、
自分の猛省とともに、
今考えることをシェアしてみました。

わたしなんぞにできることは知れているが、
それでも微力ながらに吠えてみました。

届く方に届けば幸いです。

皆様、beautifulな上弦の月~満月までの一週間を。

☪︎⋆˚。✩☪︎⋆˚。✩☪︎⋆˚。✩☪︎⋆˚。✩☪︎⋆˚。✩☪︎⋆˚。✩

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