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パーソナルカラーは性格に関係するってほんと?

こんにちは、さくらです。
今日もご覧くださりありがとうございます!

今回は私の大好きな!色彩心理的なお話をしていきたいと思います!
色とイメージを結びつけるのが嫌いなオタクってこの世に存在しませんよね。これはクソデカ主語というわけではなくて、本当に、冗談抜きに、心の底から真面目に絶対全員好きだと確信しています。間違いない。だってあまりにも楽しすぎるので。
「他人を寄せ付けない寡黙な黒に何を言われても物怖じせず笑って側にいる癒し系の緑のバディが好きだ……」とか、「プリキュアの黄色はいつもあざとい!」とか、「全体的に青っぽいからクール担当かな?この子が推しになるかも…!」と感じるとか、「ピンク髪のぶりっ子最高にかわい〜!」とか、そういうの、絶対に考えたことありますよね…!?

赤なら炎。青なら水。私たちは色に何らかのイメージを持っています。
もしも炎柱の煉獄さんの髪が緑だったら、激しく眩く命を燃やし尽くすようなあの生き様も全然印象が変わってくるはずです。
このことからもわかるように、当然纏う色によって人にどんな印象を与えるかは全く変わります。

でも今回は他人から見た印象がどうこう、ではなくて、パーソナルカラーと性格は関連しているのか?という本人主体でのお話をしていきます。

ということで、まずは4シーズンパーソナルカラーシステムのルーツをご紹介しますね。
なんでいきなり?とお思いでしょうが、これが結構面白い話なんです。

4シーズンパーソナルカラーシステムというのは、みなさんご存知の通り、色をSpring,Summer,Autumn,Winterの4つのグループに振り分け、どのグループの色が似合う色なのか診断する方法です。
私がパーソナルカラー診断をさせていただく際も最初に「パーソナルカラーについてどんなことをご存知ですか?」とお尋ねしたりするのですが、大抵、「春とか夏とかですよね?」「イエベとかブルベとか、何となくは……」なんて返ってきます。

パーソナルカラーシステムの元になっている色を春夏秋冬に分けるこの考え方、原点はヨハネス・イッテン(1888~1967,スイス)の理論です。

ヨハネスはデザイン学校の講師をしていました。
その時、生徒たちの外見と彼らが好む配色や色彩に法則があると気づきます。例えば、金髪にグレイの瞳、白い肌のフローラは淡く明るい色を好んでいて、健康的なコーラルの頬に黒々とした髪を持つアントーニョははっきりした温かみのある色を好んでいました。
ヨハネスは生徒たちが好む色彩を特徴ごとに分類し、最終的に4つのグループにまとめました。そして、4、ということで、誰でも思い浮かべやすい四季の名前(春夏秋冬)をつけたんです。
ヨハネスは著書『色彩論』にて「ある人間の思考や感情、行動様式はその人間の配色からほぼ類推できる。生まれながらの素質と内面構造は、各人の持つ色調に反映されるであろう」とまとめています。
堅苦しいので簡潔に言い直しますと、「その人の肌・目・髪の色は好きな色や性格の特徴と調和している!」ということです。

えー!ほんと!?と思いつつ、これってなかなか興味深い話ですよね。
パーソナルカラーが性格に影響するというか、そもそもパーソナルカラー理論の元になった考え方自体がパーソナルカラー≒性格なのでは?という仮定から構築されたシステムだったんですよ。
いやー、すごいな……。初めて知った時は結構衝撃でした。

好きな色=性格はわかるんですよ。
だから好きな色=パーソナルカラーが成り立つのだとすれば、パーソナルカラー=性格になると言えなくもないかもしれません。
でも、好きな色=パーソナルカラーはさすがに言い過ぎでは……!?と私は思ってしまいます。好みも性格も十人十色(色だけに)ですし、性格や感情はその時々で変わったりもします。だから絶対もっと複雑なはずなのに…!
ところが、パーソナルカラーのタイプごとにアンケート調査を行ったところ、一応パーソナルカラーごとに性格の傾向があるという結果もあるそうです。ちょっと血液型占いのような雰囲気を感じますが…不思議な話ですよね。
「似合う」ということはその色を着ている自分の見た目に違和感が無い、安心する、ということでもあります。
だから無意識に好きになり、よくその色を手に取るので性格が色に寄りやすい…という傾向はあるのかもしれません。
皆さんはどう思いますか?

今回は最後に春夏秋冬の各色の一例をご覧いただきます。
ぜひ皆さんも各シーズンがどんなイメージか思い浮かべながら眺めてみてくださいね。

▲春。


▲夏。


▲秋。


▲冬。

いかがでしょう。
各シーズン、どんな印象に見えましたか?

例えば春。
上段と下段でだいぶ印象が変わってきますよね。
上段は鮮やかで目立つ色。子ども服やおもちゃ、ドラえもんやキティちゃんみたいなキャラクターにもよく使われています。活発で元気なイメージがあると思います。
下段はそれよりも淡く明るくなっていきます。元気で軽やかな雰囲気は残しつつ、柔らかく可愛らしい印象になりませんか?

夏も淡く明るい色合いなのは春に似ていますが、溌剌とした可愛らしい雰囲気というよりは大人びて上品な色合いですよね。落ち着いていて優しい雰囲気です。涼しげで爽やかなイメージもありますね。
夏と言ってもサザンやTUBEなんかの夏!フェス!みたいな感じじゃなくて、しとしと雨の降る梅雨時期の印象です。

秋は素朴でナチュラルな雰囲気もあり、一方で案外ゴージャスな感じもします。クラシカルなホテルのインテリアってこんな色だったりしませんか?どっしりと地に足の付いた印象です。エスニックなファッションもこの系統の色が多いので個性的なイメージもあります。
あとはとにかく美味しそう。秋って本当にこういう色の食べ物が美味しいですよね…

冬はバチバチの派手な色が多いですね。主張が強くて目を引かれますし、とってもかっこよくてクールなイメージです。色に濁りが無いので、自分の思うまま真っ直ぐ突き進んでいけそうな凛とした強さを感じます。
私はWinterは濃いリップをバチッと決めて高いヒールでカツカツ颯爽と歩いていく強い女のイメージがあり、個人的にとても憧れています。

今は私の言葉で各シーズンごとのイメージを説明してみましたが、みなさんもご自身の言葉で色々と感じたことがあると思います。

あなたがよく着る服の色はどれですか?
その色に対して感じた形容詞はご自身の性格にも当てはまっていますか?
着てみたい、憧れる、と思う色はありますか?
それはあなたがなりたい性格に近い色でしょうか。

これからはぜひそんな観点でも色を楽しんでみてくださいね。
ああ、だから私ってこの色が好きなんだ!とか、だからこの色が苦手なのかも…とか、何か新しい発見があるかもしれません。

今回もご覧くださりありがとうございました。
また次回お会いしましょう!



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