旅もキャリアも無計画な方がいい!【キャリコンサロン編集部】
皆さん、こんにちは。
じゅんじ@50歳からのキャリアコンサルタント です。
キャリアコンサルタントとIT企業のマネージャーの二刀流で活動させてもらっています。
キャリアコンサルタントのコミュニティ「キャリコンサロン」のnoteマガジンに参加させていただいております。
今週のお題は「わたしの旅行記」です。
このテーマの記事って半年前に書いたと思うのですが、好評につき再掲載となったのですね(笑)
半年前の記事では、
旅行は「非日常的な経験」が出来ることが魅力であり、「俯瞰して物事を捉える」ことを促進してくれる。
といった内容をお話させてもらいました。
今回は私と友人たちの無計画なスペイン旅行についてお話させてもらおうと思います。
Let’s look back on my memory !
今から約30年前。スマートフォンはまだ夢のまた夢で、インターネットもまだ普及の兆しを見せていない時代。
私は友人たちと共にスペインのマドリード空港に颯爽と降り立った。
ここから幕開けするのはスペイン9日間の冒険。
誰もが未知のスペインへ足を踏み入れる中、私たちが事前に手配していたのは、
・初日のマドリードでの宿泊先
・8日目のバルセロナでの宿泊先
・そして帰りの飛行機
たったこれだけ。
それ以外は行き当たりばったり、予定など一切なく、どこに行くかも分からない。まるで夢のような無計画の旅。
情報源として頼りにしていたのは「地球の歩き方」の1冊だけ。
あらかじめ予習していたのは、
「ウナ・セルベッサ」(ビールをひとつ)
「クアント・エス」(いくらですか?)
「グラシアス」(ありがとう)
この程度のスペイン語だけ。パブでのやり取りに使えるかもしれないくらい。
今振り返るとあまりにも無謀な計画。そして案の定、旅の途中で様々な困難が襲ってきた。
マドリードのタクシーで手早くぼったくられ、通常の倍の代金を支払わされたことを「地球の歩き方」を読んで初めて認識する。
広場で靴磨きの兄ちゃんに力ずくで靴を磨かれ、高額な料金を請求される。
夜になってもホテルの場所が分からず、真っ暗な道を怯えながら歩き続ける。
なんとかホテルに到着するも、疲れ果て、せっかく予約したフラメンコショーは熟睡して見逃すことになる。
シエスタで昼間は店がほぼ閉まるので、毎日腹をすかせる思いをする。
マドリードとグラナダに長居しすぎて、バルセロナに予定通りに行けなくなり、深夜バスに乗り込んで800km先のバルセロナへ向かう。
バルセロナの宿泊先で自炊を試み、油を買ったつもりが実は酢だった。その結果、料理はすべて酸っぱくなる。
などなど。
様々な試練に襲われましたが、逆に無計画ゆえに現地の人々と深く交流することが求められ、その温かさに触れることができました。
無計画な冒険ゆえの難題こそが鮮烈な思い出を生み出してくれた要因となったのでしょう。
あれから30年という歳月が流れ去った今、私は未だに何を追い求め、どこに向かっているのか分からない
「マネージャーとキャリコンの二刀流」
という無計画なキャリアに身を投じています。
キャリアコンサルタントの資格を取れば、素晴らしい未来が広がるのではないか。
そんな夢を見ていましたが、実際にはそんな甘い展望はありませんでした。
授けられたのは出発点しか示されていない地図。自分で途中から地図を切り開いていくしかなかったのです。
50歳からの無計画なキャリアの旅で初めて見つけたのがこの「キャリコンサロン」。
ここを起点に私の地図は広がっていきました。
こちらの記事で随時その進捗状況を綴っています。おかげさまで業績も少しずつですが増え続けています。
「キャリコンサロン」との出会いと同じ時期に私は「NPO法人アスデッサン」にも出逢いました。
これまでは企画するキャリア教育イベントにゲストとして携わってきましたが、この度、正式な会員として加入することが決まりました。
これからは中高生のキャリア教育イベントを企画する立場としても活動する予定です。
「キャリコンサロン」と何かコラボできたら素晴らしいなと思っています。
いかがでしたでしょうか?
兎にも角にも計画性・効率性が求められる時代ですが、無計画に進めても何とかなるものです。
それどころか、無計画であるがゆえに色々なことが体験でき、人生を彩り深くしてくれるかもしれない。そう、
旅もキャリアも無計画な方がいい!
(・・・時もあるかな?)
ではまた来週までご機嫌よう(^_−)-⭐︎
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