「私の好きな鍋」を語っていたら思考がD&Iに飛んだという話【キャリコンサロン編集部】
皆さん、こんにちは。
じゅんじ@50歳からのキャリアコンサルタント です。
キャリアコンサルタントとIT企業のマネージャーの二刀流で活動させてもらっています。
キャリアコンサルタントのコミュニティ「キャリコンサロン」のnoteマガジンに参加させていただいております。
今週のお題は「私の好きな鍋」です。
私の好きな鍋・・・
久しぶりにまったく筆が進まない題材がやってきました。
私の好きな鍋を紹介して誰か喜ぶ人がいるのかなあ?
なんて思ったりしていても締め切りは容赦無くやってきます。とりあえずお話してみましょう。
まずは福岡名物「水炊き」です。
水炊きと言えば白く濁った白湯スープを想像されますよね?
しかしながら、うちの奥さんの実家があった北九州で出てくる「水炊き」は私の想像しているものとは違いました。
こちらで出てきた水炊きは昆布でダシを取るだけの透明スープ。鶏肉も手羽元を使うのです。
白湯スープの水炊きも好きですが、これはこれでシンプルでなかなかいいんですよ。
続いては私が子どもの時によく食べていた「牡蠣の土手鍋」です。
広島県とはゆかりも縁もないのですが、なぜかよく出てきましたね。
鍋の周辺に味噌を土手のように塗り付け、徐々に味噌を溶かしていくというのが子ども心としては楽しかったですね。
ここまでは具がある程度取り決められている鍋を紹介しました。
最後はどんな具材をいれても構わない「多様性」のある鍋を紹介します。
近年では関東でも買えるようになった「まつやのとり野菜みそ」です。
金沢の「まつや」という店舗が発祥の地です。
金沢マラソンを走った時の参加賞でもらったことが出会いでした。
「とり野菜みそ」っていうぐらいだから、鳥と野菜を入れて鍋を作るのかと思ったらそうじゃない。
「野菜をしっかり取り<やさい>」
っていう駄洒落から来ているそうです。
なのでどんな具をいれても構わないし、しかも美味しいのです。ぜひお試しくださいね。
ここまでで何回か「多様性」って言葉が出てきましたが、本当に鍋って多様ですよね。
どれくらい種類があるのか知りたくなって生成AIの「Microsoft Being」に聞いてみたところこんな回答でした。
日本はこんなにも「多様性」のある料理がある一方で組織社会ではなぜか
D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)
がなかなか進みません。
特に苦手なのが「ジェンダー平等」。
世界経済フォーラムが調査した「ジェンダーギャップ指数」ランキングでは156か国中120位(2021年)で、G7諸国の中では最下位。
特に女性の管理職への登用が進まず、ジェンダー不平等国の烙印を押され続けています。
女性の管理職への登用が進まない原因は色んなところで述べられていますが、私が考える原因のひとつは、
中間管理職は「働き放題プラン」を会社と契約させられているからだと思っています。
日本の中間管理職はまあ良く働かせられます。
「働き放題プラン」で働いている男性管理職を見ている女性は、
「あのような働き方では家庭との両立は無理」
となり、昇進意欲もなくなってしまうのもうなづけます。
この問題を解消していくには人事制度を
従来の「職能等級制度」から「職務等級制度」
に早く切り換えた方が良いと思っています。
「職務等級制度」になると一人ひとりに、
職務記述書(ジョブ・ディスクリプション)
というものが与えられ、仕事の範囲が明確になります。
これにより中間管理職は「働き放題プラン」を解約することが可能となるのです。
もちろん「職務等級制度」は完ぺきではなくデメリットもあります。
でも、女性管理職登用を進めていくという観点では、ぜひ企業人事の方も考えていただきたいものですね。
以上、「私の好きな鍋」を考えていたら思考がD&Iに飛んだという週末の話でした。
それではまた来週お会いしましょう。
ご機嫌よう(^_−)−☆
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?